「花と伯父さん」 さんすまいる歌声音楽会にて
「さんすまいる歌声音楽会」
今回が31回目。6年目に入った記念のサプライズで花束を頂戴する。
いやいや、うれしいもんだねぇ。
参加されるご老人たちも皆さん元気。うれしいもんだねぇ。
音楽会はいつものようにおしゃべり花盛り。僕はご老人たちの掌の上でころころ転がされっぱなし。
あっというまに1時間は過ぎ去り、今回も延長戦。
この5年、さんすまいる歌声音楽会で学んできたことがある。
ご老人たちから歌声を引き出すには自分の歌声もギターの音量も適度に抑えるべきだってこと。
ご老人の歌いやすいキーで、歌声に寄り添うように自分も歌う。自分の出す音は大きすぎても小さすぎてもいけない。
「水先案内人」の役割はそんなものだと思う。
いかにして皆様に気持ちよく、楽しく歌ってもらえるか。そのための伴奏であり、先導であり、パフォーマンスであるべき。
聴いていただく音楽会と一緒に歌う音楽会の違い。そしてその勘どころをここで学ばせてもらっている。
ギターケースに花束をさして自転車にまたがる僕にご老人たちが一言。
「花とにいちゃんだね」。
「いやいや一昨日から僕も高齢者の仲間入り。せいぜい『花と伯父さん』だよ。」
(一昨日、4月18日に65歳になったばかりなのでした)
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