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2019.01.20

お好み焼きの三貴ライブ 

今宵も大入り満員の中、貫徹いたしました。

どこかの会社の宴会と重なり、店内はごった返しています。
喧騒という「音の壁」に向かって歌うのはなかなかしんどいものです。
音圧に抗して歌うのではなく、音の間隙をぬって歌うというのがいいみたい。音量にたいして音量で立ち向かうと双方のボルテージが上がりいい結果は得られないからです。

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ここ半年、生音の演奏をやっています。毎回工夫を重ねて歌い方やギターの弾き方を変えてやるうちになじんできた感じ。
頑張らずに音を響かせるコツみたいなものが見えてきました。頑張りすぎると音は濁るし、攻撃的な感じになります。これでは場との共存は望むべくもない。
よく通り、しかも耳にさわらぬ気持ちいい音を響かせるというのが理想。

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嬉しい出来事がありました。
同年代のご夫婦とその娘さんのご家族が途中から入ってきました。
卓に着くなり親父さんが眉をひそめます。団体さんのはしゃぎ声と僕の出す歌声が混ざりあい、やかましいと感じたんだと思います。
ところが時と共にその表情が柔らかいものに変わっていきます。
なにか琴線に触れるものがあったんでしょう。その目にうっすらと光るものが。そんなご亭主に微笑みながら寄り添う奥さん。老夫婦をやれやれという目で見守る娘さん。

おそらくこの時3人の耳には団体さんのはしゃぎ声は入っていなかったと思います。歌声だけがすっと入っていったんだと思います。

お好み焼き屋ライブでの「場との共存」の望ましい状態が端的に表れた瞬間だと思いました。
団体客の邪魔にはならず、聴いてくださる方の耳にはすっと入っていく。多分これが共存のひとつの形なんだと思います。

それには耳にさわらぬ心地いい音色で、しかもしっかり全体に通る歌を歌わなければ音の間隙をぬうことはできない。

毎回のちょっとした工夫の積み重ねが形になったように思えました。

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今宵はいつにもましてうれしい「お好み焼きの三貴ライブ」でした。

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