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2019.01.20

【お知らせ】 おーるどたいむ de ライブ 2019 冬の陣

季節ごとにお届けしているおーるどたいむでの「わがまま

ライブ」。
このライブはいつも自由気ままにやらせていただいていま

す。
今歌いたい歌。歌うべき歌。今の想い。
そんなことを想いのままに歌います。

2019年冬の陣はそんな「わがままステージ」に加え、カントリーソングを特集してお届けいたします。

皆様のお運び、心待ちしております。

2019年2月16日(土)18:00ごろ~
Live cafe おーるどたいむ
 https://oldtimemk.exblog.jp/
¥1000 (1オーダーもお願いいたします)


20190216_de


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お好み焼きの三貴ライブ 

今宵も大入り満員の中、貫徹いたしました。

どこかの会社の宴会と重なり、店内はごった返しています。
喧騒という「音の壁」に向かって歌うのはなかなかしんどいものです。
音圧に抗して歌うのではなく、音の間隙をぬって歌うというのがいいみたい。音量にたいして音量で立ち向かうと双方のボルテージが上がりいい結果は得られないからです。

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ここ半年、生音の演奏をやっています。毎回工夫を重ねて歌い方やギターの弾き方を変えてやるうちになじんできた感じ。
頑張らずに音を響かせるコツみたいなものが見えてきました。頑張りすぎると音は濁るし、攻撃的な感じになります。これでは場との共存は望むべくもない。
よく通り、しかも耳にさわらぬ気持ちいい音を響かせるというのが理想。

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嬉しい出来事がありました。
同年代のご夫婦とその娘さんのご家族が途中から入ってきました。
卓に着くなり親父さんが眉をひそめます。団体さんのはしゃぎ声と僕の出す歌声が混ざりあい、やかましいと感じたんだと思います。
ところが時と共にその表情が柔らかいものに変わっていきます。
なにか琴線に触れるものがあったんでしょう。その目にうっすらと光るものが。そんなご亭主に微笑みながら寄り添う奥さん。老夫婦をやれやれという目で見守る娘さん。

おそらくこの時3人の耳には団体さんのはしゃぎ声は入っていなかったと思います。歌声だけがすっと入っていったんだと思います。

お好み焼き屋ライブでの「場との共存」の望ましい状態が端的に表れた瞬間だと思いました。
団体客の邪魔にはならず、聴いてくださる方の耳にはすっと入っていく。多分これが共存のひとつの形なんだと思います。

それには耳にさわらぬ心地いい音色で、しかもしっかり全体に通る歌を歌わなければ音の間隙をぬうことはできない。

毎回のちょっとした工夫の積み重ねが形になったように思えました。

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今宵はいつにもましてうれしい「お好み焼きの三貴ライブ」でした。

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【雑感】 朝市コンサート

6年前、越谷市場での「朝市コンサート」のあり方に迷いがありました。
様々な試行錯誤をくりかえしていた頃の日記です。
市場で歌い始めて8年目の頃。

この日記を境に「市場の風物詩たりたい」という今のやり方に舵を切りました。

あれから6年。
市場の雰囲気も客層も変わりました。
選曲やアレンジもその時々で少しずつ変わって来ました。

それでも「市場の空気のような存在になりたい」「市場の風物詩たりたい」という基本スタンスは変わらず、すっかり定着した感があります。

この先ぶれることなく市場で歌い続けるために、記念碑的なこの日記を再度掲載しました。
ご一読たまわればさいわいです。

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以下、2013年の日記

正月明けの寒い朝。

さすがに今回は人の出が悪い。

毎年正月明けはこんな感じだ。

ただでさえ寒い市場は閑散とし、冷気が足元から上り体全体を覆い尽くす。

気持ちをしっかりもたないと心身ともに萎えてくる。

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今回は年の初めということもありひとつ試みをもって臨んだ。

「市場での選曲をどうするか」

市場には飲食店のおっさんやおばさんに加え、一般客が買い物に来る。

年齢層は高めの60代が多い。かといって若めの人がいないわけでもない。

ざっと見て30代以下1割、40代2割、50代3割、60代以上4割といったところ。

結果はある程度わかってはいることだったが、あえて試してみた。

一番人出が多く、各年代層がまんべんなくいる1部をフォークソング系のポピュラリティーのある歌で固める。

いわば自分と同じ50代をターゲットにした選曲。

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食いつきは・・・やはりあまく良くない。

同年代と思しき人はともかく、上の世代、下の世代ともに関心は薄く無反応に近い。

「フォークソング」は1960年代後半~70年代に思春期・青春期を過ごした者たちの「世代の歌」なのかもしれない。

そんな思いを深くした。

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2部は一転、歌謡曲やGS(グループサウンズ)を中心に組んだ。

1960年代半ばから70年代前半の選曲。

5年ほど前に時代をシフトしたわけだ。

明らかに変わる反応。

同年代以上の人たちが反応を示してくれるようになる。

音楽がお茶の間にあった時代の歌の持つ強さを物語っている。

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音楽がお茶の間にあった時代。
ラジオやテレビを通してじいちゃん、ばあちゃん、父さん、母さん、そして子供たちが同じ歌を聞き、口ずさんでいた時代。

その後「自作自演」=「シンガー・ソング・ライター」がたくさん出没し、歌のオリジナリティが尊重されるようになる。

ポピュラリティからパーソナリティに移り変わり現在にいたっている。

フォークソングはパーソナリティ、オリジナリティ音楽のはしりなのかもしれない。
(オリジナリティは加山雄三や荒木一郎から始まったという人もいる)

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話がわき道にそれてしまった。

中高年を中心に雑多な人が通り抜ける市場でのコンサート。

選曲や「ステージ」のやり方をどうすればよいのか。
どうすればより多くの人に受け入れられ、さらに喜んでもらえるか
これがこの項の目的。

「バランスの良さを保つ」

これが大事なのかもしれない。

50代後半~60代以上の年齢層の体にしみこんでいる歌を中心に組みつつも、要所要所に他の音楽を配していく。

歌謡曲を中心に歌いながら、ところどころにフォークソングやカントリーやシャンソン、さらにはポピュライティこそないがイイ歌を組み込んでいく。
(今まではカントリーソングを3部に集めていた)

「朝市コンサート」の大きな目的に越谷市場の風物詩たりたいということがある。

「風物詩」とはあってあたりまえの空気のようなもの。

である以上、過度の自意識や自己主張はにあわない。

存在をあまり感じさせぬが、確かにそこにあるというのが理想なのかもしれない。

「バランス良い選曲」

これを今年一年、追求し磨きをかけていきたい。

ちなみに時折お客さんに盛り上げてもらえる瞬間がある。
そんな時はあえてバランスを崩し、「攻め」に転じればいい。
自分の色をより強く出してもいいと思う。

でもその時間帯が過ぎた時には速やかにバランスを戻し、「空気」に戻れる。

そんな感じでこの一年できればいいなと思う。

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Nana & Martin ジョイントコンサート at おーるどたいむ

念願のNanaさんとのジョイントコンサートでした。
以前Nanaさんが函館に住んでいたころからいつかは一緒に演奏しようと話していましたがタイミング合わず。やっと2年越しに「おーるどたいむ」で実現しました。

Nanaさんの演奏は何度か聴いていて、品のある演奏だと思っていました。今回も期待にたがわずハンマーダルシマーのすてきな音色を響かせてくれました。
ハンマーダルシマーはたくさんある弦をハンマーでたたいて音を出すシンプルな楽器。でも奏者によって音色が違うものです。Nanaさんの演奏はやさしく余韻を感じさせてくれる音色でした。

20190113nana_martin

お迎えする僕はいつものごとくおしゃべりライブ。
今回はNanaさんが札幌から来てくれたこともあり、徹底的に北海道の冬にこだわった選曲をしました。
北海道ネタとなるとどうしても口数が多くなり、脱線に次ぐ脱線トークとなります。(いつものことか(-_-;)
例によって準備していた歌数を大幅に削っておしゃべり三昧となってしまいました。20190113nana_martin_2

それぞれの演奏の後にふたりでの演奏が楽しかった。
これに急きょ明日香ちゃん(彼女もまた道産子)もハンマーダルシマーで加わります。2台のダルシマーはメロディとトレモロをそれぞれ弾き分けみごと。僕はガットギターでベースラインを意識した伴奏でからみます。打ち合わせなしの演奏はスリリングで楽しい!

かくしてアイリッシュ系の歌を数曲やってジョイントコンサートはお開き。
楽しいひと時となりました。

20190113nana_martin_3

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2019.01.02

2019年01月 ライブ・コンサート予定

01月12日(土)  朝市コンサート

時 間   08:00~10:00
場 所   
越谷市場
        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

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2019年01月13日(日)  Martin Koike & Nana  Joint live
              @ おーるどたいむ

時 間    15:30 開場 16:00 開演
場 所    Live cafe おーるどたいむ
料 金    ¥1000 +オーダー

函館出身のMartin古池
札幌在住、函館にも住んでいたNana

道産子二人がお届けするギターとハンマーダルシマーのしらべ。

Nana

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01月18日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間    20:30~23:00
場 所    お好み焼の三貴
         https://www.hotpepper.jp/strJ000181914/map/

通常営業中のライブです。ご自由にご飲食、おしゃべりをお楽しみください。
お供にMartin古池の歌をいかがですか。

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01月26日(土)  朝市コンサート

時 間   08:30~10:30
場 所   越谷市場
        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

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01月27日(日)  好みんなで歌おう 弾こう フォークソング

時 間   14:00~17:00
場 所   Live cafe おーるどたいむ

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02月10日(日)  喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

時 間   14:00~16:00 (もしくは15:00~17:00)
場 所   tea room ジュン
       地図https://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/

昭和の香りただよう喫茶店。
昭和を彷彿とさせる歌の数々。
平成最後の年の瀬の日曜昼下がり。
ゆったりとお茶でもしながらゆく年くる年に思いを馳せませんか。

通常営業中のライブです。お気軽にお運びください。

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02月16日(土)  おーるどたいむ de ライブ 2019年冬の陣

時 間   18:00~20:00
場 所   Live cafe おーるどたいむ
木戸銭   ¥1000 (他にご飲食をおねがいいたします)

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