【雑感】 老々ライブ
「私を通り抜けた歌たち」
長年こんなサブタイトルでたくさんの歌を歌ってきた。
子供の頃から現在に至るまでその数を数えればキリがない。
そんな中でこの先歌う機会が減る歌も少なくない。
戦後から昭和30年代前半の流行歌たちだ。
僕が子供の頃ラジオやまわりの大人たちが歌うのを聞き覚えた歌の数々。
当時は歌の寿命が長かったから、僕の産まれる前から歌われていたものも聞き覚えている。
これらの歌を今特別養護老人ホームやデイサービスなど老人施設などで歌っている。
デイサービスの場合僕より10年ほど先輩たちがメインだから歌の幅はぐっと拡がる。
でも特養の場合は80~90歳以上。親の世代が中心。悲しいけどやがては(近い将来)旅立っていく世代だ。
この世代がいなくなると戦後から昭和30年代の流行歌を歌う機会はぐっと減るだろう。
「銀座のカンカン娘」や「19の春」等々いい歌がいっぱいあるんだがな。
せめて親の世代がしぶとく生き抜いている間は大切に歌っていきたいものだ。
函館の特養、旭ヶ丘の家でやっている「Martin古池の歌謡ショー」も、たとえワンパターンでも続けていきたいものだ。
いずれは自分たちも行く道だ。その時に「老々ライブ」「老々音楽会」につながっていくと信じてね。
(将来老々音楽会でビートルズが歌えたら楽しいだろうな。)
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