おーるどたいむ de ライブ 2018 秋の陣
無事最後までたどりつけた今回の「おーるどたいむ de ライブ」。
ライブ1週間前に発熱し、喉をやられ会話もままならぬ状態に陥っていた。
主治医F医師の指導の下直前まで投薬と喉の安静に努めていた。
ライブ前日の診察ではほとんど喉の腫れは引いていたが、大事をとって本番直前リハまで声を出さなかった。
不安を抱えながら恐るおそるスタートしたライブだったが杞憂だった。ありがたいことに完全とはいかないまでも破綻することなく歌いきることができた。
ライブにも足を運んでくださったF先生には大いに感謝。
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今回1部のテーマは「あの頃、あの歌、1960年代後半」としてGS(グループサウンズ)の歌を特集した。
実は中学時代の同級生が二人、遠路はるばる函館からライブに来てくれることになっていた。それに合わせて関東在住の同級生たちも集まってくれた。
そこで僕たちが中学時代、一世を風靡したGSソングに特化して歌った。(むろん他のお客様たちもほぼ同世代の方々が多いということもある)
選曲は大ヒットした歌だけでは面白くないので、ヒットはしなかったが僕好みのやや渋めの歌も何曲か入れた。
アレンジも弾き語り風に多少変え、ガットギターも使った。(喉に不安があったので苦肉の策で急遽アレンジ変更したという事情もあった)
ガットギターで歌うGSソングというのもなかなか面白いものになった。
1部のエンディングはタイガースの「ラヴ・ラヴ・ラヴ」。くりかえし部分はなんとなくみんなで歌う感じになって気持ちがよかった。
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2部のテーマは「60代は多感なお年頃」
普通思春期を多感な年ごろという。でも60代は人生のあれこれに直面する世代。
子供の独立、孫の誕生、親の旅立ち、自分や友の病気、そして退職を迎え「終わった人」になっていく60代。
あれこれ思いまどうのが60代。多感にならざるを得ない。
多感な年ごろは思春期の専売特許じゃないよ。
年を重ねるということは人生のあれこれを心の深いところで感じ、受け止めていけるということだろう。そこが思春期真っただ中の中学生とは違うところだ。
そんな思いで歌い進めた。
あまりにも思うことが多すぎて、つい語りすぎた。寄り道、道草を喰いすぎた。
結果何曲も予定していた歌を割愛することになってしまったのが失敗だったかな。
1部~2部を通して中学生~60代のおっさん・おばさんへの50年の時の流れを意識したライブ。思い通りに運んだだろうか。
時はあまりにも 早く過ぎゆき
ただひとつ変わらない 愛の世界
ラヴ・ラヴ・ラヴ 愛ある限り
ラヴ・ラヴ・ラヴ 愛こそすべてラヴ・ラヴ・ラヴ(タイガース)
エンディングはおーるどたいむライブお約束の「街」。
ハンマーダルシマー(玲子さん)、プサルタリー(文代さん)、フィドル(椋野マスター)の援護を得ていい感じに幕を閉じることができた。
この歌を初めて聞くであろう同級生たちもサビの部分を一緒に歌ってくれた。
この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君のほほえみあるから「街」(高石ともや)
今回来てくださったお客様は多岐にわたっていた。
函館で多感な時期を共に過ごした同級生たち。
若い日に共に山に登った「あすなろ山の会」の先輩。
印刷マンだったころ親しくおつきあいをしていた方々。
越谷の街でいつもお世話になっているF先生ご夫妻。
おーるどたいむに集う仲間たち。
そしていつも来てくれる妹。
大切な「身内」たちに囲まれ、幸せなひと時を過ごさせてもらった。
ホームでさせていただくライブのありがたさが身にしみた。
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