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2018.10.02

「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

今回は比較的静かな雰囲気でこじんまりとじっくりと歌わせていただいた。
台風通過が予想される中で足を運んでくださった方々に感謝。
偶然居合わせた方も最後までお付き合いくださる。感謝!

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スタートは雨の歌シリーズから入った。なにしろ大粒の雨が落ちてきたからね。

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やがて秋の歌シリーズに歌は変わっていく。
この秋、特に力を入れているのは「秋の花にまつわる女心の歌 3題」
①なでしこの花咲くころ少女の淡い恋心を歌った「追伸」
②成熟した女心を歌う「曼珠沙華」。白い曼珠沙華(彼岸花)の花言葉は「想うはあなた一人」。紅い曼珠沙華の花言葉は情熱、あきらめ、再会等だそうだ。「白い花さえ真っ赤に染める」のフレーズに女心の情の深さと移ろいを感じさせる歌。
③嫁ぐ日に母への想いを歌う「秋桜」
もう何年も歌い続けている「秋の花歌3題」。歌うにつれますます好きになってゆく。

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二組の親子連れがいらしていた。
ちいさな娘さんを連れた母親。そしていつも息子さんを連れてきてくださるSさん。
「家族への想いシリーズ」を急きょ入れる。
①「おじいさんの古時計」。
明治生まれの僕のおじいさんは子供心に怖い人だった。でも19歳という若さで一つ年下の身重の妻を伴い、愛知県知多半島から海を渡って北海道に移り住んだ。裸一貫で北海道に根を下ろしたじいさん。「僕もなりたいあの人のように やさしく、たくましく」。
そして僕は孫たちにとってそんなじいさんになれるのだろうか。そんな思いと問いかけをしながら歌う。
②「マイ・ボーイ」
子供が生まれたとき。何があってもこの子を守ると思う若き父親。でもいずれその子供も自分のもとを旅立っていくこともわかっている。自分がそうしてきたように。父から始まる「父と子」3代の物語。この歌はもう30年以上歌い続けてきた歌だ。
③「夢」
友人・専太郎さんの名曲。夢に現れる亡き父と母。それは自分を育ててくれた頃の若き日々のまま。何かを話しかけようとする自分。駆けよろうとする自分。でもなにも言わず、ただ後ろ手を振りながら消えていく。その背中に万感の思いを込める自分。

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最後は「人生の旅路」をテーマに数曲。
ここまで長い旅をしてきた自分。いいことも悪いこともいろいろあったさ。
いつかはそんなことが自分の肥やしになっていくと思いたい。それは今ではなくあしたのことだろう。まだまだ僕は旅の途中。
エンディング曲「旅の途中」。ゆったりとしたヨーデルが気持ちよかった。

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20180930june_34

今回の「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」。
じっくり歌うことができた。
事前に選曲していたわけではないが、居合わせたお客さんやその場の雰囲気に導かれるように歌うことができた。
結果的にライブ全体を通して起承転結にまとめることができた。
いいライブにさせていただけた。
あらためてお客様や店のスタッフに感謝。

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