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2018.10.21

【お知らせ】 おーるどたいむ de ライブ 2018 秋の陣

「おーるどたいむ de ライブ 2018 秋の陣」

季節ごとにやっているおーるどたいむ de ライブ。
今回、秋の陣は「独り旅」。2部構成でお届けします。

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1部は「あの頃 あの歌 1960年代後半」と題してGSソングの数々を。
1960年代後半、僕は中学生でした。ビートルズやベンチャーズ、フォークソング。いろんな音楽に夢中になっていました。
なかでも世の中を席巻したGSブーム。夢中になっていました。
そんな歌の数々をお客様と一緒に歌えればいいなと思っています。

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2部は「60代は多感なお年頃」というテーマでお届けします。
思春期から半世紀が過ぎ、気がつけば60代半ば。
思春期も多感なお年頃でした。
でも60歳も半ばにさしかかると、浮世のあれこれで思い煩うことも増えてきます。人生のあれこれが集中的にやってくる今日この頃。いろんな思いが交錯しています。
「多感なお年頃」はなにも若者だけの専売特許ではない。我々おじさん、おばさんこそ今「多感なお年頃」の真っただ中。
そんなテーマで歌いたいと思います。

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今週の土曜日の午後。北越谷の「おーるどたいむ」に遊びにいらっしゃいませんか。

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場所 :Live cafe おーるどたいむ

     東武スカイツリーライン、北越谷駅 東口
     徒歩10分 越谷郵便局真ん前
     048-971-1812
     https://oldtimemk.exblog.jp/
時間 :14:00~16:30ごろ
出演 :Martin古池
木戸銭 : ¥1000(ご注文もお願いいたします)

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2018.10.02

みんなで歌おう・弾こうフォークソング 「おーるどたいむ歌声音楽会」

「みんなで歌おう・弾こうフォークソング」。

昨夜のカルマンライブ at おーるどたいむの余韻を引きずったまま臨んだ歌声音楽会。

いつものメンバーに加え、盟友・ふく助さんや喫茶店JUNEライブの長年の常連・高下さんも来てくれた。にぎやかな音楽会になった。

前半は秋の歌特集。秋のフォークソングは寂しい歌が多く、しっとりした感じだ。

ハーフタイム後の後半は秋の歌とかフォークソングとか言うたがをはずす。(いつものことではあるけれど)
歌謡曲や唱歌なんでもありのハチャメチャ状態。これが楽しいんだな。
まさに音楽=音を楽しむだ。

歌声音楽会が終わった後、ふく助さんと話していてあらためて感じたことがある。

「音を楽しむ」という点で考えれば音楽ジャンルのくくりなんてものは存在しない。
プレイヤー=演ずる側にはこだわりがあってしかるべき。当然ジャンルにもこだわりは反映される。
でもオーディエンス=聴く側には必ずしもジャンルに対するこだわりがあるとは限らない。
体に染み込んだ雑多な音楽はすべて同等なものだ。

歌声音楽会の主役はそういう人たちが多い。普段は聴く側だけど、その延長上で聴くだけではなく一緒に歌い、弾く。
それが楽しさに繋がっていく。

「水先案内人」としては 、ジャンルにとらわれずその時々参加者が歌いたいと思うものを引き出し、膨らませて次の歌につなげていくことが大事。
あらためそう思った。

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音楽雑感

昨夜、Mくんに言われたことが頭の中でずっとリフレーンしている。

古池さんは自分に合う歌って分かってる?

逆に言うと合わない歌って分かってる?

答につまってしまった。

M君に言わせると、僕の歌の一番の特徴は「ウォーミー」なところだそうだ。聴いてる人をあったかい気持ちにさせるところとのこと。
多少シリアスな唄を歌っても 、あったかさがあり、聴く側とすれば逃げ場やちょっとした希望や安心感があるということらしい。

誉め言葉ではある。
これで終わらぬのがMくん。

だからさぁ、古池さんに「せつない歌」ってのはどうも合わない気がするんだ。

それは上手いとか下手とかってことでなくてさ、声質とか人間性とかから来るような気がするんだよな。

バカヤロー、オレにだってせつない気分の時はナンボでもあるっ。
そう思いながらもMくんの毒舌に耳を傾けていた。
一理あると思いつつも、いやいやちょっと待てよという気持ちもある。
肯定する材料もないが反論する材料もない。
心の中に深く沈めて発酵するのを待つしかないんだろう。

Mくんは共同印刷在職時代の同僚。一回り下だが昔から先輩を先輩とも思わず思ったままに毒舌を吐いてきた。
「お好み焼きの三貴ライブ」には約15年、ほとんど欠席することなく聴きに来てくれている。(出勤率97%‼️)
三貴ライブでの僕の試行錯誤や変遷を知り尽くしている。良きも悪しきもね。
彼の毒舌は傾聴に値する。(受け止めるか否かは別だけどね。一面の真理ではあると思う)

何十年もソロライブをやって来た。
そのほとんどがワンマンライブ。時として自分の立ち位置ややり方が見えなくなる。

僕にはありがたいことに、その時々に忌憚のない意見をしてくれる先輩や友人たちに恵まれた。
時には完膚なきまでに叩きのめされたこともある。

でも彼らに共通しているのは根っこに肯定があることだ。だからどんなに批評され、批判され、毒舌を吐かれてもそれは建設的な意見。
「批判のための批判」とは根本的に違うところだ。

残念ながら批判や毒舌に自分なりの答えを出すのには時間がべらぼうにかかる。
自分の中に落とし込み発酵するのを待つしかないからね。沈みっぱなしで終わってしまうこともあるだろうしね。

ただ、僕にとってはとてもありがたいことだ。

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蓄音機

「蓄音機」

以前何度かマック杉崎さんの蓄音機コンサートを聴いたことがある。
蝋管やSP盤に針を落とし、微かな振動を拾い、それを増幅、拡大して聞かせる装置だ。大きなラッパから出てくる音は実に生々しく艶っぽかった。まるですぐそこでジミー・ロジャースやカーター・ファミリーが演奏しているような錯覚を覚えた。
なにより驚いたのは音の増幅が電気的になされているのではないことだった。管やラッパのなかを進む振動が少しずつ物理的に増幅されていき大きな音になっていく。
電気的に拡大されたスピーカー音に慣れた耳には驚きを通り越し感動すら覚える。

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「ホーミー」

カルマンのライブで馬頭琴を弾きながら、「唸る」ようなホーミーを演ずる岡林さんの演奏に触れた。喉をギリギリまで絞り唸り声の振動を舌につたえる。その後振動は頭や鼻などで増幅され音になっていく。人のからだの中でまるで管楽器のように音が増幅されていく。
ホーミーは低い唸り声と同時に口笛のような倍音が同時に聞こえてくる。驚きを通り越し感動すら覚える。

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蓄音機とホーミー。
歌い手にとって大きなヒントが隠されているように思う。
共に音を物理的に増幅、拡大させることができる。
喉を通過した後の声の処理の仕方で歌は変わるし、変えることができるということだ。

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「腹から声を出す」とはよく言われる。圧縮された音を作るという点でそれは基本中の基本だと思う。
問題は加圧された音が喉を通過した後の処理だ。体内で各器官といかに共鳴させ、音を増幅させるか。
ホーミーは絞りこんだ喉の摩擦、振動を舌に移していく。
クラシック歌手は喉を全開にしてストレートに各器官に共鳴させている。
喉の開閉という点で正反対だが、その後の音の共鳴と増幅では同じだ。

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ふりかえって、自分の場合はどうなのか。
「身体」を楽器のように鳴らすということが長年の課題である。
呼吸の仕方、発声のやり方、喉の開け具合はもちろんだが、音を共鳴させ増幅していくという点ではまだまだ修練が足りない。いまだ試行錯誤の連続だ。

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このところ喧騒のお好み焼き屋さんでのライブを事情があり、生音でやっている。手応えはあるもののいまだ手探り。
一昨日のそれいゆフェスタでのコンサートも広い会場、たくさんのお客さん。音の通りという点で厳しい条件だった。ある程度思い通りできたという手応えはある。

しかしながら声を増幅させるやり方にまだ少々無理があるように感じている。
体内での音の回り方(共鳴~増幅のさせ方)のイメージをもっと意識化すること。さらにそれを無意識のうちにできるようにするにはまだまだ多くの時間を要しそうだ。

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2018年10月 ライブ・コンサート予定

10月06日(土)  Live in 清津峡 前夜祭

10月07日(日)  Live in 清津峡 本祭    .

 

Photo

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10月13日(土)  朝市コンサート

★都合により中止させていただきます。

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10月19日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間    20:30~23:00

場 所    お好み焼の三貴

         https://www.hotpepper.jp/strJ000181914/map/

通常営業中のライブです。ご自由にご飲食、おしゃべりをお楽しみください。
お供にMartin古池の歌をいかがですか。

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10月20日(土)  さんすまいる熟年歌声音楽会

時 間   10:00~11:00
場 所   デイサービス さんすまいる
         http://sansumairu-corp.hp.gogo.jp/pc/

★2か月ごとのご老人たちとの歌声音楽会。

歌におしゃべりににぎやかな音楽会です。

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10月27日(土)  朝市コンサート

時 間   08:30~10:30
場 所   越谷市場
        地図 http://www.koshigaya-ichiba.jp/access/

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10月27日(日)  おーるどたいむ de ライブ

時 間    13:30 開場  14:00 開演
場 所       Live cafe おーるどたいむ
          東武スカイツリーライン 北越谷駅 東口徒歩10分
           HP https://oldtimemk.exblog.jp/
出 演     Martin古池
木戸銭    ¥1000 (ご飲食もお願いいたします)

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10月28(日)  喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

時 間    開始時間調整中(14:00~16:00 or 15:00~17:.00
場 所    tea room ジュン (喫茶店JUNE)
         https://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/
木戸銭    なし (ご飲食をお願いいたします)

昭和の香りただよう喫茶店で
昭和を感じる歌のかずかずを

通常営業中のライブです。お気軽にお運びください。

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11月03日(土)  みんなで歌おう・弾こうフォークソング

時 間   14:00~17:00
場 所   Live cafe おーるどたいむ
        東武スカイツリーライン 北越谷駅 東口徒歩10分
        HP https://oldtimemk.exblog.jp/
水先案内人 :Martin古池

★アラカン世代による、わが青春のフォークソングを中心に歌声音楽会です。

さまざまな楽器が登場する「おーるどたいむ」ならではの濃厚な音楽会。

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「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

今回は比較的静かな雰囲気でこじんまりとじっくりと歌わせていただいた。
台風通過が予想される中で足を運んでくださった方々に感謝。
偶然居合わせた方も最後までお付き合いくださる。感謝!

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スタートは雨の歌シリーズから入った。なにしろ大粒の雨が落ちてきたからね。

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やがて秋の歌シリーズに歌は変わっていく。
この秋、特に力を入れているのは「秋の花にまつわる女心の歌 3題」
①なでしこの花咲くころ少女の淡い恋心を歌った「追伸」
②成熟した女心を歌う「曼珠沙華」。白い曼珠沙華(彼岸花)の花言葉は「想うはあなた一人」。紅い曼珠沙華の花言葉は情熱、あきらめ、再会等だそうだ。「白い花さえ真っ赤に染める」のフレーズに女心の情の深さと移ろいを感じさせる歌。
③嫁ぐ日に母への想いを歌う「秋桜」
もう何年も歌い続けている「秋の花歌3題」。歌うにつれますます好きになってゆく。

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二組の親子連れがいらしていた。
ちいさな娘さんを連れた母親。そしていつも息子さんを連れてきてくださるSさん。
「家族への想いシリーズ」を急きょ入れる。
①「おじいさんの古時計」。
明治生まれの僕のおじいさんは子供心に怖い人だった。でも19歳という若さで一つ年下の身重の妻を伴い、愛知県知多半島から海を渡って北海道に移り住んだ。裸一貫で北海道に根を下ろしたじいさん。「僕もなりたいあの人のように やさしく、たくましく」。
そして僕は孫たちにとってそんなじいさんになれるのだろうか。そんな思いと問いかけをしながら歌う。
②「マイ・ボーイ」
子供が生まれたとき。何があってもこの子を守ると思う若き父親。でもいずれその子供も自分のもとを旅立っていくこともわかっている。自分がそうしてきたように。父から始まる「父と子」3代の物語。この歌はもう30年以上歌い続けてきた歌だ。
③「夢」
友人・専太郎さんの名曲。夢に現れる亡き父と母。それは自分を育ててくれた頃の若き日々のまま。何かを話しかけようとする自分。駆けよろうとする自分。でもなにも言わず、ただ後ろ手を振りながら消えていく。その背中に万感の思いを込める自分。

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最後は「人生の旅路」をテーマに数曲。
ここまで長い旅をしてきた自分。いいことも悪いこともいろいろあったさ。
いつかはそんなことが自分の肥やしになっていくと思いたい。それは今ではなくあしたのことだろう。まだまだ僕は旅の途中。
エンディング曲「旅の途中」。ゆったりとしたヨーデルが気持ちよかった。

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今回の「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」。
じっくり歌うことができた。
事前に選曲していたわけではないが、居合わせたお客さんやその場の雰囲気に導かれるように歌うことができた。
結果的にライブ全体を通して起承転結にまとめることができた。
いいライブにさせていただけた。
あらためてお客様や店のスタッフに感謝。

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