【雑感】 ライブの準備について
デイサービス「さんすまいるコンサート」はガットギターを使うことが多い。
昭和の流行歌をメインに歌う。自分が歌うだけではなくご老人たちと一緒に歌う。
会場は奥行きがなく、鋭い音だとはねかえりが強い。
ご老人たちに気持ちよく歌っていただくためにここでのコンサートは優しい音色と余韻が広がる感じにしたいと思っている。
スチール弦の音はちょっときつい。
ガットギターがベストチョイスのような気がする。
函館の特養・旭が丘の家で演奏する時は、同じご老人相手、同じ昭和の流行歌がメイン。でも会場が広く奥行きがある。
このためガットギターでは音が吸収され輪郭がぼやける。
だから鉄弦ギターを持っていく。
演奏する場や、曲目、聴いてくださる方を思い浮かべながらギターを選ぶ。
けっこう楽しいもんだ。
最近ライブの準備がとても楽しく感じられるようになっている。
会場の音の流れ方をイメージしながらギターを選ぶ。
いろいろイメージをふくらませながら、選曲やアレンジを考える。
本番のライブでは必ずしもイメージ通りには行くわけではない。
でもそのギャップがまた楽しい。
選択したギターによって弾き方も歌い方も変わってくる。
大変といえば大変だけど、おもしろいといえばおもしろい。
最近ライブの準備はそんな感じでやっている。
| 固定リンク | 0
「音楽雑感」カテゴリの記事
- 傷だらけの古いギター(2020.11.28)
- 【場末のフォークシンガー】(2020.11.28)
- 【元町(MOTOMCHI)】(2020.10.25)
- おつきみどろぼう(2020.10.01)
- 歌の衣替え コロナの秋(2020.09.09)
コメント