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2018.06.30

2018年07月 ライブ・コンサート予定

07月08(日)  おーるどたいむ de ライブ

時 間    13:30 開場  14:00 開演
場 所    Live cafe おーるどたいむ
         東武スカイツリーライン 北越谷駅 東口徒歩10分
         HP https://oldtimemk.exblog.jp/
出 演    だし巻玉子 / Martin古池
木戸銭   ¥1000 (ご飲食もお願いいたします)

De_2018

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07月14日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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07月15日(日)  みんなで歌おう・弾こうフォークソング

時 間   14:00~17:00
場 所   Live cafe おーるどたいむ
        東武スカイツリーライン 北越谷駅 東口徒歩10分
        HP https://oldtimemk.exblog.jp/
水先案内人 :Martin古池

★アラカン世代による、わが青春のフォークソングを中心に歌声音楽会です。

さまざまな楽器が登場する「おーるどたいむ」ならではの濃厚な音楽会。

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07月20日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間    20:00~23:00

場 所    お好み焼の三貴

         https://www.hotpepper.jp/strJ000181914/map/

通常営業中のライブです。ご自由にご飲食、おしゃべりをお楽しみください。
お供にMartin古池の歌をいかがですか。

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07月22(日)  喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

時 間    開始時間調整中(14:00~16:00 or 15:00~17:.00
場 所    tea room ジュン (喫茶店JUNE)
         https://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/
木戸銭    なし (ご飲食をお願いいたします)

昭和の香りただよう喫茶店で
昭和を感じる歌のかずかずを

通常営業中のライブです。お気軽にお運びください。

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2018.06.26

ジョージ・ベスト

ジョージ・ベストのドリブルシーン

函館東高校のサッカー部に佐藤さんという3年生がいた。
長髪をなびかせ、まるで足にボールがすいつくようなドリブルで得点を重ねた。
1年生だった僕は佐藤さんのプレイに魅せられ、憧れた。
その姿はサッカーマガジンの表紙を飾るジョージ・ベストそのものだった。

僕のサッカーアイドルはペレとジョージ・ベストだった。

当時実際の動画など観ることなどなかなかかなわぬ時代だった。
ペレもベストも観たことなどない。サッカーマガジンの写真と記事を頼りに頭の中で妄想をふくらませるのみだった。

後にジョージ・ベストのビデオを観る。妄想通りのドリブルだった。それは佐藤さんのドリブルを観てふくらませたイメージだった。

連日ワールドカップの熱戦を堪能している。ほとんどのチームは組織的で緻密。見事なまでに緻密にビルドアップされている。ため息が出る。

でも反面でちょっと淋しさを感じるのも事実だ。
個の力でこじあけ、ねじふせる小気味良さと美しさ。
ジョージ・ベストのようなプレイを観てみたい。

高度に組織化された現代サッカーではもはやかなわぬ夢なのかもしれない。

高校1年の夏、全道大会が函館東高校で行われた。
北海道の古豪・函館東も出場したが敗退した。
華麗な佐藤さんのドリブルは組織的な守備網の前では力を発揮できなかった。
その年の全道優勝はトータルフットボールを模した室蘭大谷高校だった。
この年から室蘭大谷の天下が続くことになる。

北海道の高校サッカーの歴史がぬりかわった年だった。

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2018.06.20

【雑感】 ライブの準備について

デイサービス「さんすまいるコンサート」はガットギターを使うことが多い。
昭和の流行歌をメインに歌う。自分が歌うだけではなくご老人たちと一緒に歌う。
会場は奥行きがなく、鋭い音だとはねかえりが強い。
ご老人たちに気持ちよく歌っていただくためにここでのコンサートは優しい音色と余韻が広がる感じにしたいと思っている。
スチール弦の音はちょっときつい。
ガットギターがベストチョイスのような気がする。
函館の特養・旭が丘の家で演奏する時は、同じご老人相手、同じ昭和の流行歌がメイン。でも会場が広く奥行きがある。
このためガットギターでは音が吸収され輪郭がぼやける。
だから鉄弦ギターを持っていく。
演奏する場や、曲目、聴いてくださる方を思い浮かべながらギターを選ぶ。
けっこう楽しいもんだ。
最近ライブの準備がとても楽しく感じられるようになっている。
会場の音の流れ方をイメージしながらギターを選ぶ。
いろいろイメージをふくらませながら、選曲やアレンジを考える。
本番のライブでは必ずしもイメージ通りには行くわけではない。
でもそのギャップがまた楽しい。
選択したギターによって弾き方も歌い方も変わってくる。
大変といえば大変だけど、おもしろいといえばおもしろい。
最近ライブの準備はそんな感じでやっている。

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2018.06.17

お好み焼きの三貴ライブ 旧友(級友)来たる

およそ50年ぶり。
うれしい再会の「お好み焼きの三貴ライブ」。

函館の潮見中学の同級生、茂君が突然訪ねて来てくれた。
半世紀ぶりの再会にも関わらず、会った瞬間中学時代に舞い戻る。...
そういえば茂君とは函館東高校でもちょっとだけ一緒だった。(僕が室蘭東高校に転校した)

以前から僕のブログを読んでいてくれたそうだ。
たまたま今日越谷に用事があり、その日に三貴ライブがあった。チャンスと足を運んでくれたとのこと。

1部は中学生の頃流行った歌を中心にガンガン飛ばした。
休憩時間には想い出話に花が咲く。
お互い「しょっぱい川」(津軽海峡)を渡り、こちらに根を張った者どおし。万感の思いが交錯する。

さてガンガン飛ばした結果、思わぬ「副産物」が。
ひとりで来て静かに飲んでいた同年代の男性。最初はおずおずと聴いてくれていたが、だんだん体が揺れだす。やがて唇が動きだし、声のトーンも上がってくる。
8時半から11時半までびっちり聴いてくれた。最後にはリクエストまでちょうだいし「落陽」~「遠くで汽笛を聞きながら」で〆た。

今日は全体に反応がよく、僕のテンションもうなぎのぼり。

1組若者の一団が騒々しかったが、歌に気合いがみなぎり、かえって良かったかも。

たがのはずれた気持ちいいライブになった本日の「お好み焼きの三貴ライブ」だった。

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2018.06.05

1969年

【「1969年」 その1】

このところ自分の音楽の原点について思うともなく思っている。
原点をどうとらえるかってこともあるんだけどね。

子供の頃歌謡曲で育ったことが土台になっているとすればそれが原点ともいえる。
父が好きで頻繁に触れるチャンスのあったクラッシックやグレゴリアンも下地になっているともいえるし。
母にせがんで歌ってもらった童謡・唱歌の類だってそれ抜きには考えられない。

でも自らが求めて聴き、なおかつ演ずるようになった音楽をひとまず原点にするべきかな。

そう考えると「1969年」とそれに連なる数年間が僕の中でとてつもなく大きな意味を持ってくる。

この年僕は中学3年生だった。

世の中はきわめて流動的であり、混沌としていた。
高度経済成長の絶頂期で大人たちは「モーレツ」に働いていた。
人類が初めて月面に降り立ち、科学技術の進歩に大人も子供も胸を熱くした。

一方で日米安保条約の撤廃を求める学生運動がピークを迎えた。
その象徴が東大安田講堂に立てこもった学生たちと機動隊の「闘い」だった。
が…安保条約は自動延長となり安田講堂は「落城」した。
ジグザグデモを制圧する機動隊、壁に向かってホールドアップさせられている学生たちの手を映し出すニュース映像が今でも焼き付いている。

時を同じくして新宿西口広場で毎週開かれたフォークゲリラによる反戦フォーク集会。
広場を埋め尽くす若者たちの歌う様子が白黒のテレビに映し出される。
それは北国の小さな町にもつたわってきた。
やがて「広場」は「通路」と改称され、道路交通法違反とされ規制される。
警官に腕をつかまれながらもギターを弾き歌い続ける学生たち。
やがて警察隊に制圧され、収束していくフォーク集会。

熱と挫折に彩られた「1969年」。

田舎の中学生はわずかなニュース映像を便りに妄想をかきたてた。
「社会」について真剣に考え、行動を起こす大学生たちにあこがれた。
カッコいいと思った。
そして同時に「憐憫」を感じた。

「動」なるものと「静」なるものの同居する「1969年」

そんな頃函館の労音会館に高石友也や岡林信康らがやってきた。
フォークソング・フーテナニーってヤツを初めて体験した。
「思い出の赤いヤッケ」に胸を熱くし、身につまされながらも笑い転げた「受験生ブルース」(高校受験をひかえていた)、そして「勝利を我らに」や「友よ」の大合唱に胸が震えた。
フォークは生きている!

そう感じた。

そして自分もまたギターを弾き、歌い始めた。

憧れと妄想が原動力だった。

「1969年」

フォークソングとの出合いの年だった。

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