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2018.04.25

函館・旭ヶ丘の家コンサート

函館・旭ヶ丘の家コンサート。

今回は2日間、歌った。
昨日は他の方々による定例の音楽ボランティアの最後に20分ほど。
会場は「ボンジュール」という喫茶ホール。
ここは母がまだ特養に移る前はここが会場だった。
20人ちょっとのご老人たちとこじんまりと歌った。
閉じられた空間。
お互いの息づかいが伝わる距離。
皆さんにも一緒に歌っていただくことを念頭に選曲した。
半数ほどの方はまだお元気な方々。一緒に歌っていただき、気持ちがグッと高揚するようにリードした。
「上を向いて歩こう」のエンディングは何度も何度も繰り返し、テンポも徐々に上げていく。最後は5倍速くらいの超高速。
歌いながら手拍子のスピードもぐんぐん上がる。限界くらいまで盛り上げ、一気にテンポダウン。
かなり楽しかったようだ。上気した顔、嬉々とした表情。
アンコールで歌う「テネシーワルツ」。一転して超スローテンポ。
皆さん日本語詞の部分は諳じている。
驚いたのはエンディングで「テ~ネ~シー~~ ワ~ルツ」と思い切り伸ばし、ためる。ブレークし音の途切れる「間」のタイミングであるおばあさんがいきなり「わぁー‼️」と奇声を発する。
気分が高揚した結果、ご自分の感情をそのように表現された。
ニコッと笑い応えるとおばあさんもニコッと返してくれた。

老人施設での演奏のおもしろさはこういうところ。
ご老人たちの反応は飾り気がなく、直接的。
ただ、そこまで持っていくのはなかなか難しい。
今回は短時間で垣根を越えることがうまくいったようだ。

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