過行く2017年をふりかえる
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普段はゲストプレーヤーをお招きし、2組でお届けする「おーるどたいむ de ライブ」。
今回は年の瀬ということもあり、1年をふりかえりながらじっくり歌うことにした。
名付けて「年の瀬ひとり旅」。
この1年もいろんなことがあった。
出会いと別れと再会と。そして仕事では2回目の定年をむかえた。
それをふりかえりながら歌い進めることにした。
1部は今年亡くなった友人、「函館のおぢさん」をしのんだ。
彼の店・こだるま食堂で数年前の冬にライブをやった。その再現ステージだ。
くしくも初めてお会いするKさんが足を運んでくださった。彼女は「函館のおじさん」や先に亡くなった「バガーマンさん」を通した共通の友人。ネットを通して親交があったが、初めてお会いすることとなった。
函館のおぢさんやバガーマンさんへの供養と思いながら歌いすすめた。
2部は3本柱にした。
春にやった定山渓温泉での室蘭東高校の同期会(大人の修学旅行)を1本目のモチーフ。
高校時代プロテストフォーク派だった自分は吉田拓郎派の同級生とちょっとした対立があった。僕にとっては反戦フォーク絶対だったが、拓郎は「青春の詩」でそれを相対化した。
フォークソングにしびれちゃって
反戦歌を歌うこと
ああ それが青春
僕は拓郎とそのフリークの同級生に反発していた。
年を重ね、人生いろいろということも分かるようになり拓郎を受け入れられるようになっていく。
定山渓で僕たちは一緒に拓郎を歌っていた。45年の時間を感じながら。
一方で同期会では幼き恋と失恋の想い出がよみがえった。
当時傷心の思いで聴いていた井上陽水のアルバム「氷の世界」からも何曲か歌った。
2本目の柱は2回目の定年を迎える直前リフレッシュ休暇で青森を旅したこと。
函館に住んでいた僕にとって青森は津軽海峡を挟み近くて遠い場所だった。一度しっかり歩いてみたかった。そこで感じたことは津軽弁が函館弁(特に浜言葉)の近さ。
おそらくその昔海を渡って函館に渡り住んだ人たちが残した言葉だろう。自分の北海道人としてのルーツを深く感じる旅だった。
愛知県知多半島から海を渡り函館に移住した若干19歳の祖父、18歳の祖母を思いながら何曲か歌った。
移民の夢(with ハンマーダルシマー)
そして3本目の柱は先日生まれたばかりの二人目の孫との出会い。
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今回いくつかの試みをした。
その一つはあえて音量の小さいギターを使用して生音で演奏する試み。
加えてその状態でピアニシモを再現してみたかった。
これまでも「おーるどたいむ de ライブ」ではマイクを使わなかった。(使ったとしてもコンデンサーマイクを1本立てオフマイク気味に補助的なものだった。)
音量をかせぐために大きな音の出るギターを使ってきた。ギターの音量に合わせるため声も張り気味に歌ってきた。
けれどもおーるどたいむで何度もライブをやるうちに抑えた音でも充分に伝えられると感じ始めた。
ならばいっそのこと最低音量でトライすることにした。
使うギター3本のうちわけは次の通り。
1.ノースウッド(音量豊かな普通のギター)
2.エドワーズ(ボディの厚さが普通のギターの3分の1のスチール弦ギター)
3.マルチネス(ガットギターだがボディは通常の半分程度)
ボディの薄い2.3.ではもちろん音量は出ない。
強く弾くと音は濁る。
あえてやわらかいタッチで弾くことを心がけた。
音量豊かな1.も同じタッチで弾くようにした。
そうすることで相対的に強く響かせ、ライブ全体の中でメリハリを作るようにした。
やわらかいタッチで弾くためにフラットピックの持ち方や弦への当て方を変えた。
過去45年慣れ親しんだ弾き方をあえて変えた。
トレーニングは新しい弾き方で速弾きの練習をくりかえした。(これは結構快感だった)
難しかったのは抑えた音量のギターに合わせて歌い方に工夫をする必要があったことだ。
声の芯を維持しながら声量を抑えるのは難しい。
イメージとしては腹の中で可能な限りパワーを圧縮し、声を出すときにパワーを開放するのではなく圧縮されたまま絞り出すというものだった。
声帯から直接口から出すのではなく、頭蓋骨の中を一周させ後頭部から出すということを意識した。
そのためにこの1か月腹筋運動に精を出した。(その甲斐あって腹囲が3センチほど減るという副産物もあった)
イメージ通りの演奏にはまだほど遠いが、手応えは得ることができた。
なによりもピアニシモでもちゃんと客席まで届くことがよく分かった。
人間の生身の声、ギターそれ自体の音をもっと信じていいということを体感できたことが最大の収穫かもしれない。
ほかにもいくつか新しいことにトライした。うまくいったものもそうでないものもある。
これからのライブで精度を上げていき、意識せずとも自然にできるようになっていきたいものだ。
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12月09日(土) 朝市コンサート
時 間 8:30~10:30
場 所 越谷市場
地 図
越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日
12月は第4土曜日は旗日のため市場開放デイはお休みで、「朝市コンサート」もありません。かわりに函館で歌ってきます。
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12月10日(日) 歌おう! 弾こう! うたごえフォークソング
時 間 14:00~17:00
場 所 Live cafe おーるどたいむ
水先案内人(司会&伴奏) Martin古池
壮年歌声音楽会
いい演奏を聴くのも音楽の楽しみ
好きな歌を歌うこともまた音楽の楽しみ
歌いたい人も楽器で参加の人も一緒に楽しくやりましょう!.
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12月15日(金) お好み焼きの三貴ライブ
時 間 20:00~23:00
場 所 お好み焼の三貴
https://www.hotpepper.jp/strJ000181914/map/
通常営業中のライブです。ご自由にご飲食、おしゃべりをお楽しみください。
お供にMartin古池の歌をいかがですか。
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12月16日(土) さんすまいるコンサート
時 間 10:00~11:00
場 所 デイサービス さんすまいる
東武スカイツリーライン 蒲生駅 西口 徒歩2分
HP http://sansumairu-corp.hp.gogo.jp/pc/free4.html
2か月ごとの熟年歌声音楽会。音楽は演じるだけではなく、聴くだけのものでもない。
皆で歌い、語り合いながら共に楽しむものってことを教えられる音楽会です。
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12月16日(土) おーるどたいむ de ライブ 2017
年の瀬ひとり旅
時 間 18:00 開場 18:30 開演
場 所 ライブカフェ おーるどたいむ
東武スカイツリーライン 北越谷駅 東口
徒歩10分 越谷郵便局の目の前
Live cafe おーるどたいむ
出 演 Martin古池
木戸銭 1000円 (他にご注文もお願いいたします)
今回はゲストプレーヤーなし。一人でじっくりとこの1年をふりかえりつつ歌います。
題して「年の瀬ひとり旅」。
2017年は僕にとってどんな年だったんだろう。
高校の同窓会が定山渓で行われました。大人の修学旅行。
ここで再会した同級生たちと歌いました。あの頃のように。
自分の音楽の原点をふりかえる大きなきっかけになりました。
初夏には職業人として2度目の定年。
そして秋には二人目の孫ができ。。。
なんだかんだと盛りだくさん、かつ深い1年だったように思います。
そんなことごとをふりかえりながら歌います。
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12月23 日(土) 函館・旭が丘の家コンサート
時 間 10:30~11:30
場 所 函館・特別養護老人ホーム 2階ホール
★帰省の時のお約束。特養のご老人たちとMartin古池の歌謡ショー。
ここでのコンサートは自分の20年、30年後の音楽シーンを考えるとき、毎回大きなヒントをいただけます。
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