リフレッシュ休暇
昨日から1週間の「リフレッシュ休暇」をいただいている。
4月に今の会社に再就職してから5年が経った。
5年頑張れば「はい、ごくろうさん」ってことで5日間のリフレッシュ休暇が取得できる。
前の仕事とは全く畑違いの職種。
60歳近くになって新しいことを覚えるのは容易ではなかった。
いまだにわからぬことが多く、都度勉強しながら業務に対応する毎日だ。
それでも自分なりにスタイルがようやっとできてきたように思う。
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5年は長く、短かった。
心身ともに日々消耗しきり、それでもなんとか再生産させながらやってきた。(自転車操業の毎日)
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今月いっぱいで「定年」を迎えることになる。
63歳の誕生日のある四半期で定年となる決まりなのだ。
7月からは再雇用という形で同じ業務にあたる。
馴れてきた頃に「定年」というのも皮肉なものだ。
当然労働条件面で大きな違いが出てくる。
その最たるものが「残業ができなくなる」ということだ。
本来残業に頼らず業務はこなされるべきものだが、なかなかそうもいかないのが実際だ。
これからは残業時間の厳しい制約を受けることになる。
作業量は多少軽減されるとはいえ、定時間内でこなすのはなかなかしんどい。
労働密度は今以上に上がることがおおいに予想される。
仕事の仕方や段取りの組み方を見直す必要があるだろう。
でもそれ以上に気持ちの持ち方をリセットすることが大切だと思う。
たとえやることは同じでも今までの延長としてあたるべきではない。
「現役」ではなくなるが「退役」となるわけではなく、あらたなるモチベーションで臨みたい。(時間の制約という大きな難物がある分今以上のモチベーションが必要だろう)
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気持ちのリセットをするために定年直前のリフレッシュ休暇は意味があるように思う。
この1週間の前半は体のケアと、延ばし延ばしになっていた家の用事にあてている。
(昨日は病院と役所と銀行をかけずりまわっていた)
後半はちょっとだが旅に出て心のケアをすることにしている。
「リフレッシュ休暇」すなわち「心身のリハビリ休暇」ということになる。
この1週間で少しずつ気持ちを切り替え、心持を塗りかえよと思う。
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コメント
勉強になるお話をありがとうございます。
私は、今の仕事、夜勤がちょっとだけ辛いです。職員不足もありましてね。夜勤明けは、自分がおかしくなっております。
今は57歳、あと何年やれましょうか?
モチベーションは大事ですね。
投稿: 金田拓三 | 2017.07.09 16:43
僕も若いころ10年ほど夜勤を経験しました。
若かさで乗り切ることができましたが(いや実際には体を壊してしまったけど)、ある程度の年齢になってからの夜勤は厳しいものがあると思います。
モチベーションを保つことはとても大切ですよね。
でも同時に心身のケアをしながらということも大切なんだろうと思います。
投稿: Martin古池 | 2017.07.30 06:12