レッドサン
「レッドサン」
映画館で観たのは45年ほど大昔。
高校2年生の時だった。
その時はブロンソンの渋さと、三船のカッコ良さにしびれた。
利害の違う二人。
生き方の違う二人が対立をはらみながら協力しあう。
やがて互いを認めあい、生じる友情めいた感情。
しびれた。
あらためて見直し当時は分からなかったものが見えてくる。
忠義のために生きる武士もいずれその生き場所を失っていく。
己の力のみを頼りに生きるガンマンもいずれ・・・
滅びゆくものへの哀隣の情と美学。
「レッドサン」の底流にはそんなものが流れているような気がする。
高校生の僕はうまく言い表せなかったが、「滅びゆくものへの美学」に感じるものがあったんだと思う。
今あらためてそう思う。
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