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2016.12.30

今年の〆「朝市コンサート」

2016年、〆の「朝市コンサート」。
いい感じでおさめることができた。

年末にもかかわらず人の出が多いとは言えなかった。
その分落ち着いた選曲を中心にじっくり歌うことができた。

...

ありがたかったのは、足を止め聴いてくださるお客様が途切れなかったこと。
人数こそ少ないのだが、たえず誰かしら聴いてくださる。
おなじみさんはもちろんだけど、年末の買い出しに初めて市場に足を運んだという感じの方も多い。

ひとりでもお客さんがいると中断するわけにいかない。
1部は90分ぶっ通しで歌う。
.
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今年の「朝市コンサート」はギブソン・ギターの出番が多かった。(J35、J16)
だだっ広い市場の中ではマーチン・ギターよりもギブソンの芯のある硬めの音がマッチするようだ。
奏法もフィンガーピッキングよりもフラットピッキングを多用することが多かった。
シンプルなストロークと変則的なカーター・ファミリーピッキングの組わせが市場ではベストマッチのように思える。
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.

2部は「おーるどたいむ」の友人、藤田さんのリクエストで「青い瞳のステラ 1962年夏」からスタートした。
少しブルースフィーリングを強め、徐々にR&Bっぽくしていくアレンジ。テンポはやや抑えめから始め徐々に上げていく。やがて8ビートの「テネシーワルツ」になだれ込んでいき、最後はぐっとテンポを落としワルツに。

このアレンジにしたのは2部はカントリーソングを中心に〆ようと思っていたから。

ありがたいことに松本さんも顔を出してくれた。
加えて年配のおじさんがじっくり腰を据えて聴いてくれる。
さらに若い夫婦がもの珍しそうな顔で最後までつきあってくれた。
アップテンポの歌やヨーデルも入れたかったのでトミ藤山さんのカバー曲が多くなった。

「Lonly Together」
最近Eのフォームでちょこっとブルースフィーリングを感じるようなアレンジを試している。(以前はGでやっていた)
EからFに転調し日本語詩になるところからリズムパターンを少し変えて変化をつけている。

「Good Morning Sunshine」
2ビートでリズミカルにちょっとはねるリズムパターンを意識する。
早朝ではあったがヨーデルもいい感じで歌えた。(声が裏に返るところは朝だとなかなか出しづらい)
リズムに乗って歌えたかな。

2016年最後の1曲は「Take Me Home Country Road」
今年は故郷・函館に帰ることが多かった。
年齢を重ねるごとに「故郷に帰りたい」という気持ちが強くなる。
そんな気持ちを込めスローテンポで歌い始め、アップテンポに転じて歌いぬけた。
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コンサートを終え、松本さんと市場のラーメン屋さんへ。
鳥出汁のラーメンスープが温かくやさしい。
1年間無事勤め上げることができた安心感か、疲れがどっと出た。
それは気持ちのいい疲労感だった。

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今年最後のデイサービス「さんすまいる歌声音楽会」

昨日のさんすまいる歌声音楽会の一幕。

1時間を超える音楽会の締めくくりはいつも「上を向いて歩こう」。
いわばじいちゃん、ばあちゃんたちとのフーテナニーのシングアウト。
つとめて明るく歌うようにしている。

...

作詞の永六輔さんは高石ともやにこう言ったそうだ。

  高石君、なぜ皆はこの歌を明るく笑いながら歌うの
  この歌の詩は12歳の少年がつらくて涙が止まらない
  思春期の悲しい詩なのに

永さんが少年時代、信州に疎開していた時の詩だそうだ。
空を見上げながら少年は淋しさ、悲しさをじっと耐えていた情景が目に浮かぶ。

それでも老人ホームなどで歌うとき、僕は明るく陽気に歌いたい。だって淋しさ、悲しさを乗り越えながら歩き続けてきた人生の先輩たちだもの。

シングアウト「上を向いて歩こう」
https://www.youtube.com/watch?v=PHDN1pYnR94

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今年最後の「お好み焼の三貴ライブ」

大入り超満員年の瀬の「お好み焼きの三貴ライブ」。
にぎやかで、なごやか。
各卓ごとに盛り上がりつつも、歌への反応も素晴らしかった。

前半はアンプを通して1時間半。リクエストも何曲かいただき、いい調子。

...

後半は団体客が帰り落ち着いたムード。
完全アンプラグドでじっくり歌う。
お客の減った2部の方が実はおもしろい。
お客が多いとサービス精神のスイッチが入る。お客さんに合わせた選曲が中心になる。
逆に客足が減ると自分の歌いたいヤツをじっくりやれる。
これがいい。
残ったお客さんには馴染みの薄い歌もじっくりやれば直撃できる。
濃ぉい反応が伝わってくる。

今回、久しぶりに楽器屋MACSのSさんが来てくれた。
僕の音楽嗜好や音の好みを知りつくすSさん。

加えて常連KP印刷の後輩M君。
彼は僕のライブ志向や性癖を知りつくす「Martin古池評論家」。

休憩中二人の手強い相手に挟まれて音楽談義。
すっかり丸裸にされてしまった。
でもこれはこれで楽しいものだ。

かくして今年最後の「お好み焼きの三貴ライブ」を気持ちよく終えることができた。

店がはね、ガランとした店内でスタッフたちとお好み焼きをつつく。
静寂の中につわものどもの夢のあとを感じる。

ああ、今年も無事務めあげることができた。
関わってくれたすべての人に感謝!

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「My ゆく年くる年」に向けて

今年も残すところあとわずかとなった。

先週の土曜日、「朝市コンサート」で今年のライブ活動を〆め、昨日仕事を納めた。

この1年が自分にとってどうであったかを毎年ふりかえる、次にどう歩むかを探るのが長年の習わしになっている。

ライブ活動に限ればこの1年をふりかえるためには2年前、2014年に戻るのが適当だと思われる。

今の自分のライブ活動は2014年がベースになって続いているからだ。

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この年印刷業界に別れを告げ、まったく違う職業につき3年近くが経過していた。

新しい仕事に少しずつ慣れ始め、慣れたがゆえにその難しさに困惑を深める毎日だった。

心身ともに追い詰められ、ゆとりのかけらもない日々だった。

そんな中でもライブ活動は続けてきた。

自分のライフワークとしてこれだけは死守したかったのだ。
(ほかの多くのことは自粛し犠牲にせざるをえなかった)

そんな中でライブの位置づけやスタンスを見直した。

以前にもまして地元志向が強まった。地元・越谷以外の場所まで遠征する時間的(精神的)余裕がなかったためだ。

また毎月やっている様々なライブを単独のものととらえず、それぞれ連関してとらえるようになった。

これによってひとつのライブの本番が次のライブへの準備として位置付けられるようになった。

この流れを月ごとではなく年間を通して継続するためにQC思考を意識した。

ライブ準備と本番、次の準備への移行の流れを円滑にするために「PDCAのサークル」(Plan→Do→Check→Actione)を回すように意識したのだ。

試行錯誤の末やっと今の暮らしの中でできるライブ活動の形が見えてきた2014年だった。

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あれから2年が経過した。この視点から見た時今年・2016年はどうであったか。

あらためてふりかえりたいと思っている。

→「2014年の音楽活動をふりかえって」(一昨年の記録より)
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/2014-9e63.html

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2016.12.25

原風景 クリスマス

メリークリスマス!

毎年、この日が来るたびに僕は自分の原風景を思い出す。
幼い頃の記憶。
深夜、新雪を踏みしめながら向かう向かう教会への道のり。...
あたりは漆黒の闇、ほのかの電柱の明かりに降りしきる雪。
一面の雪が音という音を吸い込みどこまでも静寂。
新雪を踏みしめる音だけが響く。
あれは耳に聞こえるというより、体で音を感じていたんだろうな。

自分の原風景を書き留めた10年前のブログをまた今年も読み返した。
忘れちゃいけない、忘れられないイメージだ。

「原風景 クリスマス」
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/blog/2005/12/post_7e52.html

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2016年の〆 「朝市コンサート」

2016年、〆の「朝市コンサート」。
いい感じでおさめることができた。

年末にもかかわらず人の出が多いとは言えなかった。
その分落ち着いた選曲を中心にじっくり歌うことができた。

20161224

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ありがたかったのは、足を止め聴いてくださるお客様が途切れなかったこと。
人数こそ少ないのだが、たえず誰かしら聴いてくださる。
おなじみさんはもちろんだけど、年末の買い出しに初めて市場に足を運んだという感じの方も多い。

ひとりでもお客さんがいると中断するわけにいかない。
1部は90分ぶっ通しで歌う。

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20161224_2

今年の「朝市コンサート」はギブソン・ギターの出番が多かった。(J35、J16)
だだっ広い市場の中ではマーチン・ギターよりもギブソンの芯のある硬めの音がマッチするようだ。
奏法もフィンガーピッキングよりもフラットピッキングを多用することが多かった。
シンプルなストロークと変則的なカーター・ファミリーピッキングの組わせが市場ではベストマッチのように思える。

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2部は「おーるどたいむ」の友人、藤田さんのリクエストで「青い瞳のステラ 1962年夏」からスタートした。
少しブルースフィーリングを強め、徐々にR&Bっぽくしていくアレンジ。テンポはやや抑えめから始め徐々に上げていく。やがて8ビートの「テネシーワルツ」になだれ込んでいき、最後はぐっとテンポを落としワルツに。

このアレンジにしたのは2部はカントリーソングを中心に〆ようと思っていたから。

ありがたいことに松本さんも顔を出してくれた。
加えて年配のおじさんがじっくり腰を据えて聴いてくれる。
さらに若い夫婦がもの珍しそうな顔で最後までつきあってくれた。
アップテンポの歌やヨーデルも入れたかったのでトミ藤山さんのカバー曲が多くなった。

「Lonly Together」
最近Eのフォームでちょこっとブルースフィーリングを感じるようなアレンジを試している。(以前はGでやっていた)
EからFに転調し日本語詩になるところからリズムパターンを少し変えて変化をつけている。

「Good Morning Sunshine」
2ビートでリズミカルにちょっとはねるリズムパターンを意識する。
早朝ではあったがヨーデルもいい感じで歌えた。(声が裏に返るところは朝だとなかなか出しづらい)
リズムに乗って歌えたかな。

2016年最後の1曲は「Take Me Home Country Road」
今年は故郷・函館に帰ることが多かった。
年齢を重ねるごとに「故郷に帰りたい」という気持ちが強くなる。
そんな気持ちを込めスローテンポで歌い始め、アップテンポに転じて歌いぬけた。

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20161224_3

コンサートを終え、松本さんと市場のラーメン屋さんへ。
鳥出汁のラーメンスープが温かくやさしい。
1年間無事勤め上げることができた安心感か、疲れがどっと出た。
それは気持ちのいい疲労感だった。

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2016.12.18

「上を向いて歩こう」 デイサービス「さんすまいる歌声音楽会」での一幕

昨日のさんすまいる歌声音楽会の一幕。

1時間を超える音楽会の締めくくりはいつも「上を向いて歩こう」。

いわばじいちゃん、ばあちゃんたちとのフーテナニーのシングアウト。

つとめて明るく歌うようにしている。

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作詞の永六輔さんは高石ともやにこう言ったそうだ。

高石君、なぜ皆はこの歌を明るく笑いながら歌うの
この歌の詩は12歳の少年がつらくて涙が止まらない
思春期の悲しい詩なのに

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永さんが少年時代、信州に疎開していた時の詩だそうだ。

空を見上げながら少年は淋しさ、悲しさをじっと耐えていた情景が目に浮かぶ。

それでも老人ホームなどで歌うとき、僕は明るく陽気に歌いたい。

だって淋しさ、悲しさを乗り越えながら歩き続けてきた人生の先輩たちだもの。

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2016.12.04

再会 弾き語りコンサート in 欧風屋

欧風屋さんでの再会コンサート。

5年前、震災直後の3月。僕は前職を辞した。
37年間の印刷マンとしての日々の中で続けてきた音楽活動の締めくくりとして欧風屋さんでさよならコンサートをさせていただいた。題して「今日までそして明日から」。
会社の同僚、得意先をはじめ音楽友達や山仲間らが集まってくれた。
その後僕の生活の場は東京から離れ、地元・越谷にほぼ限定された。
欧風屋さんも諸事情により音楽イベントを休止した。

再び音楽イベントを再開するという知らせをオーナーからいただき、再会コンサートへの出演を依頼された。
うれしかった。
自分の足跡を残したお店と再びつながることができる。
再開の音楽イベントに声をかけていただけたことへの感謝。
万感の思いで臨ませていただいた。

音楽会は4組の出演者がそれぞれ1時間の枠の中で演奏をした。
それぞれに演奏ジャンルやスタイルが違う。
興味深く聴かせていただいた。
僕はラストバッターで出演。

初めてお会いするお客さん方を前に決めていたことは冬の歌をベースにしてその場その場でなりゆきで選曲していくことだった。

ノッケから思いっきりはじけることができた。
1曲目の「なんとなくなんとなく」からお客さんもテンション高い。すっかりのせられた。
こうなると絶口調。しゃべりにしゃべりながらの小一時間はあっという間。
「楽しい」の一言に尽きる。

いいライブにさせていただいた。

ライブ風景 1 https://youtu.be/1V0rjl4QDG4

ライブ風景 2 https://youtu.be/0OnpOXr9d0U

ライブ風景 3 https://youtu.be/InspZgm36dQ

ライブ風景 4 https://youtu.be/3tOWP3VoWg0

【欧風屋でのライブ記録】

2011年3月:キックオフライブ「今日までそして明日から」

2011年8月:旅の途中

欧風屋ライブで思うこと

欧風屋ライブからスタートした「天下御免の素浪人」の1年をふりかえる

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2016.12.02

2016年12月 ライブ・コンサート予定

12月3日(土)  さんすまいる歌声音楽会

時 間   10:00~11:00
場 所   デイサービスさんすまいる
         蒲生駅 西口 徒歩2分

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12月3日(土)    弾き語りコンサート in 欧風屋

時 間  18:00~22:00
場 所  神田・欧風屋
        https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13101999/

出 演 :4組の出演者が様々なジャンルの演奏をお届けいたします。
       第1ステージ 1800~ モデラート(YUMI&かえで)
       第2ステージ 1900~ 下村良輔さ
       第3ステージ 2000~ Bunta & Yasu
       第4ステージ 2100~ まあちん古池
チャージ : なし ★ご飲食をお願いいたします
2011
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12月8日(木)   函館旭ヶ丘の家コンサート
時 間   14:30~15:30
場 所   函館特別養護老人ホーム 旭ヶ丘の家
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12月16日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間   20:00~23:30
場 所   「お好み焼きの三貴」
         東武スカイツリーライン 新越谷(東口)
         武蔵野線 南越谷(南口)
          各徒歩5分
        地 図   

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12月24 日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

   ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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雪の降るまちを

この歌は冬の歌で一番好きな歌のひとつ。
(もうひとつは「ペチカ」)

子供の頃ラジオから流れるこの歌に合わせて口ずさんでいたのを覚えている。

...

恋に恋した中学時代、雪がしんしんと降るしきる函館元町の坂道を歌いながら歩いたこともあった。

恋に破れた室蘭時代も同じように吹雪の道を歩いてた。

父がガンの手術を受けてる時間、成功を祈りながら野幌原生林で雪に埋もれながら口ずさんでいた。

雪とは縁の薄い内地で暮らして久しい。
この歌を歌うことも絶えてなかった。
ここ数年やけに思い出す。
それも実感を伴って。
年を重ねるごとに自分に流れる北海道人の血が濃くなっていくような気がしてならない。

雪の降るまちを (高英男)

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「お好み焼の三貴ライブ」 記録

「お好み焼きの三貴ライブ」で満腹になり、ただいま帰宅。
ライブ後の賄い飯でおなか満腹。
およそ2時間半を歌い通して心も満腹。

今日はお客さんの反応がイマイチ薄かった。...
グループ客が多く、おしゃべりに花が咲いてる。

今日は会話の邪魔にならぬように、場の空気とうまく共存することがスタート時点の目標。
挨拶もトークもなし。
声の表情を極力消し、抑揚を抑える。
その分1曲1曲を丁寧に淡々と歌い続ける。
いわばカクテル歌いニスト。

いい案配でお店の空気に溶け込み、なじめたようだ。

小休止をはさみ2部を始める頃にはお客さんは半減。
それでも20人はいた。
ちょっと迷ったが完全ナマ音のアンプラグドに切り替える。
これが良かったのか、薄かった反応が徐々に厚くなる。
それでもひたすら淡々歌い続ける。

やがてリクエストがかかりる。
美空ひばりさんの歌をとご所望を受ける。
「悲しい酒」から「東京キッド」。
これがきっかけでお客さんとの会話がはずむ。
リクエストアワーに変貌。
気づくともう11時半。
そろそろ〆なきゃ。

エンデイングはメドレーで「さよならがいえない」~「旅の途中」~「街」

矢継ぎ早の2時間半はあっという間の2時間半。
くたびれたぁ。

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Photo

サブギターとして5~6年愛用してきたベビーテイラー。

久しぶりに弾いてやった。
おそろしく鳴る。
こんなちっちゃな成りのくせにストロークじゃフルサイズのギターに負けてない。...
音質も品があってなかなかのもんだ。

これまでベビーテイラーはどちらかといえば劣悪な環境で弾いてきた。
清津峡キャンプ場や土俵岳山行など山中でのライブ。
煙もうもうたるお好み焼きライブ。
そういえば北海道にも何度か連れていったな。

そんなところで弾き倒してきたためかいい感じで育ってきている。
音もそうだが、ボディの木の色もいい感じに色づいてきた。

2歳の孫・奏吾が小学校にあがる時、ベビーテイラーをプレゼントするつもりでいる。
まだまだ先の話だが、それまでにもっと弾きこんで育ててやらなきゃな。

ギターって子育てに通じるところがある。
目をかけ、手をかけてやれば育っていくもんだ。

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家庭用インクジェットプリンターでハガキに写真を印刷するのは難しい

久しぶりに印刷の話を。
といっても長年関わっていたオフセット印刷ではなく、家庭用プリンターでの印刷。

モノクロ写真をインクジェット用ハガキに印刷をしたところ、撮影データのままだと真っ黒につぶれてしまった。
それは予想していたことだったけど、予想をはるかに超えたつぶれ具合だった。...
特に中間~シャドウのつぶれ具あうは半端ではない。真っ黒で暗い印刷になってしまう。(印刷用語でいうところのヤレ=不良品だ)

理由はいくつか考えられる。

まず紙の問題。
インクジェット用ハガキとはいえ紙の表面の凹凸があることに変わりはない。紙の表面にインキがノッタ後毛細管現象でインキの色素が紙の中に吸い込まれる。インキ被膜に凹凸ができ激しい乱反射をおこし、結果としてつぶれが発生する。
これを防ぐには紙を変えるしかない。
コーティングしたり鏡面加工を施し用紙表面の平滑度の高い紙を選ぶしかない。
そういうハガキがあるにはあるが、ハガキとしては仕上がりの品が悪く好みではない。
なんとかインクジェットハガキに印刷する手立てを考えなければならない。

次の問題は平滑度の低い紙にモノクロ写真を印刷するということだ。
一般にカラー印刷の場合、いくつかの色に撮影データを分解して色再現をする。
オフセット印刷の場合はYMCK(黄・紅・藍・黒)に分解し4色で刷り重ねる。
家庭用プリンターの場合は撮影データはRGB(赤・緑・青)。実際のプリントでは5色~6色の刷り重ねで色を再現している。色素も明るさを強調できる染料タイプ。(オフセットは粒子の大きい顔料)
色分解されたそれぞれのデータは軽いものに抑えられる。だからつぶれは生じにくい。(ディスプレイに表示された色と、紙に印刷された色のに違いが生じるという問題はあるが)

対してモノクロ印刷には「色」の要素はない。黒と白の諧調表現があるのみだ。(実際の家庭用プリンターでは他の色も使ってモノクロに見せている)
この「諧調」ってやつがモノクロ写真の命であり、厄介なシロモノでもある。
0%(白)~100%(黒ベタ)で表される(トーンカーブ)。PCなどのディスプレイで写真を見る分にはそのままでもいい。
でも紙に印刷するとなるとこのトーンカーブをいじってやらなければ違った仕上がりになってしまう。
違った仕上がりというのは上記の調子(諧調)のつぶれや、毛細管現象によるインキ表面の凹凸からくるドライダウン(インクの盛りが弱く感じられる現象)だ。

調子のつぶれが一番目立つのは中間(50%)近辺。
明るさ(ライト~中間)、暗さ(中間~シャドウ)が段階的につぶれていく。
(オフセット印刷では印刷をするときに圧力がかかるためドットゲインも考慮しなければならない。紙の上でインキの粒=網点がつぶれる。結果最もつぶれやすいのは70%近辺といわれている)
白いところは白く。黒いところは黒く。その間をなだらかな諧調でつないでいくのがモノクロ写真の印刷なのだが、実際にはこうはいかない。
明るいところは薄汚れた印象になり、薄暗いところは真黒になってしまう。

そこでトーンカーブをいろいろいじってみた。
まず中間(50%)の部分を10%程度落としてみた。
試刷りでは幾分明るくなった程度。
次に中間はそのままに75%近辺を落としてみた。
試刷りではだいぶつぶれが無くなったが、なんとなく薄汚れた感じがぬぐえない。
そこでこの状態からさらにライト~中間も落としてみた。
結果はまずまずの再現にはなった。でも自分のイメージとはまだ離れている。
さらに2回ほど微調整をくりかえし、やっとこ「まあ、こんなもんか」と思えるところまできた。
ディスプレー上には撮影データとは似ても似つかない画像が写っている。まるで幽霊写真だ。

たった1枚のモノクロ写真のハガキを印刷するのに試刷りに5枚もハガキを使ってしまった。
オフセット印刷と家庭用インクジェット印刷では印刷の仕組みがまるで違うので、同列に考えることはできない。
でも色再現や諧調再現という視点ではオフセット印刷技術担当時代に培った考えやノウハウが役に立った。

久しぶりに印刷屋に戻ったような気がする。

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「たきび」

元荒川の土手で小さくたきびをした。

よぎった歌は「たきび」。

かきねの かきねの まがりかど...
たきびだ たきびだ 落ち葉たき

子供の頃好きだった歌のひとつ。
歌詞のリズム感が良いせいか、歌ってて気持ちいい    

      さざんか さざんか さいたみち
      たきびだ たきびだおちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい

2番を口ずさんでふと気がついた。

子供の頃さざんかのなんたるかを知らずに歌ってた。
北海道にはさざんかは咲いていない。
津軽海峡を走るブラキストン・ラインを境に動植物の植生は変わる。

考えてみると北海道ではたき火をする文化はない。
なにしろたき火をする前にすぐに冬が来てしまう。
落ち葉は雪の下に埋もれてしまう。

たき火を囲んでよもやま話。
いい文化だよね。

来週、デイサービス・さんすまいるでコンサート。
その翌週は函館の特別養護老人ホームでコンサート。

今月の童謡・唱歌コーナーはこの歌を歌おうか。
ブラキストン・ラインの話をしながら。

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冬の初めの試み 「朝市コンサート」にて

毎回最低気温を更新しているこの頃の「朝市コンサート」。
今朝はかけねなしに今シーズン一番の寒さ。

指がかじかんで動きが鈍い。
フィンガーピッキングはあきらめた。
フラットピックのストロークと分散和音で歌った。...


試みはたくさんある。
歌に合わせギターの音をいかに繊細に出すか。
ピックのタッチを柔らかくする。
そのことで気の抜けた音にならないように、ピックと弦を平らな状態を維持する。
その出音に対し歌い方も変えていく。

冬の始めの試みとして毎年やって来た試みだ。
去年よりも上手くコントロールできたことがうれしい。
こうして毎年少しずつでも前進できていることを感じられる。

同じ場所で長年続けることの意味とありがたさを感じた今日の朝市コンサート。

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「朝市コンサート」での試み

今日の「朝市コンサート」での試みのひとつ。

今シーズン初演の「函館物語」にアドリブのバースをつけた。

東海の小島の磯の白砂に...
我泣き濡れて 蟹とたわむる


函館の青柳町こそ哀しけれ
友の恋歌 矢車の花

そう、啄木の歌。
これをアドリブのメロディーにのせて歌う。
アドリブだから毎回違う(予定)。

ポイントは啄木の歌の哀感を損なわないこと。
本編の函館物語にスムーズにつながること。
といいつつも同じリズムパターンにしないこと。

初演はなんとかいい感じにおさまったように思う。
この夏からあたためてきたアイデアだからね。
問題はこの後何度か歌うであろう「函館物語」。毎回アドリブメロディーが浮かぶのか。

自分の長年やって来たことのデキを試す。
さて春にどんな評価がくだせるか。

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「場末のフォークシンガー」

「場末のフォークシンガー」

自分の歌うたいとして描いてきたイメージだった。
若い頃はイメージだけだった。
40代後半「街角ライブ」を始め、「朝市コンサート」や「お好み焼きの三貴ライブ」につながり、「喫茶店JUNEライブ」老人施設などで歌うようになり少しずつ現実的なものになってきた。

...

昨年の今頃書いた文章が出てきた。この先「場末のフォークシンガー」としてあるべき姿を感じさせられた1シーン。忘れぬために再掲載することとした。

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今週もなんとか切り抜けた。
寒空に背を丸めてとぼとぼ。
ふらっと足を踏み入れる古ぼけた中華屋。

ラーメンの湯気と煙草の煙。...
あったかい空気と満員のお客のしゃべり声。
濃密。

お客はけっこう年配のおっさんだらけ。
料理人もおっさんなら、接客も白髪パンチパーマのおっさん。
紅一点の皿洗いもオバサン。

そこかしこでオダをあげるおっさんたち。
多分定年過ぎて、第一線を退いた70にちょっと手のかかるおっさんたち。

仕事の仕方談義に唾を飛ばしてる。
でもどこか実態のない論議がちょっと哀しい。

一線を退いても、戦ってきた日々をどこかにまだ引きずっているのかも。
社会や家庭や仲間内の中にあって自分の存在を確かめたいのかも。

あと何年かすると、自分もまた仲間入りするだろうお年頃。
どこか哀しく、どこか親しみを覚えるのは自分もそこに近づいているから?

みんな何十年もこの店にかよいオダをあげてきたんだろうな。

壁には巨人軍の松原選手と駒田選手に寄贈された硝子。年月を感じる。
長い年月かけっぱなしの札が油で茶に薄汚れている。
ラーメン 350円也

餃子とかた焼きそばをつつきながら疲れが少しずつ薄れていくのを感じる。

ふと思う。
オレが一番歌いたいのはこんなおっさんたちになんだよな。

場末の片隅でひっそりと、おっさんたちやオバサンたちに囲まれて。
何とはなしに人生を語りあいながら歌い、時を同じくする。

そんな歌うたいにオレはなりたいんだと思う。

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デイサービス・さんすまいる歌声音楽会の宿題

次回のデイサービス「さんすまいる歌声音楽会」が来週にせまった。
宿題を2曲もらっている。
橋幸夫の「潮来笠」、そして東海林太郎の「赤城の子守唄」。
子供の頃鼻歌まじりに口ずさんでいた歌ではあるが、人様の前で歌ったことはただの一度もなかった。

「さんすまいる歌声音楽会」ではご老人たちから宿題をいただき、それを2か月かけて勉強させていただくということが普通になっている。...
そのほとんどは僕も共有できる歌ではあるが、時にはなかなか接点が見つからず苦労する歌もある。(「さざんかの宿」や「奥飛騨慕情」などは自分の感覚の中にはない歌で今もって苦労している)

今回いただいたお題の「赤城の子守唄」もそのひとつ。
むろんメロディは知っている。直立不動で歌う東海林太郎さんの姿もブラウン管を通して知っている。
しかし自分の生活実感の中にはない歌で、それを人様に歌うなんてことは考えもしなかった。

あらためて歌詞を音読で読みこんでいる。
五七調の四行詩が見事にメロディラインに乗っている。

「ぼうや」は国定忠治に裏切り者として殺された勘助の遺児・勘太郎。
実際に手をかけた板割の浅太郎が唄っているのか。
勘助の裏切りが実は国定忠治を守るためだったと知った忠治親分が逃亡の旅の中で勘太郎を育てながら歌ったものなのか。
昔観た映画のシーンを思い起こしながらあれこれ想像している。
(僕が一番好きなのは落ちぶれた忠治親分を訪ねる座頭市の映画だった)

東海林太郎についての興味深い文章を見つけたのでリンクを貼った。

東海林さんの歌に対する姿勢のすさまじさには教えられるところが多い。
東海林太郎の動画を見るといつも思い出すのは故・古池義一じいさん。
明治男の気骨にどこどなく共通のものを感じている。

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Evernoteに歌詞カードを整理してみた

このところたくさんたまった歌詞カードをEvernoteにpdfで取り込んできた。
やっと一段落したのでその数を見るとなんと「555」曲にもなっていた。
およそ20年間歌ってきた歌たちだ。
それ以前、高校生の頃からの歌詞カードは大学ノート数冊に収められている。
この時代のものを今歌うことはあまりない。ノートのまま保管しておくことにした。

...

20年のうち最初の7~8年はライブハウス「ぶどうの木」のレギュラー時代にあたる。
「自己表現」にこだわった時期だった。他のミュージシャンとの差別化を模索し優越感と劣等感の間を往き来していた時代だった。実験的な楽曲や自作曲が多い。
見方を変えるといくぶん(かなり?)独りよがりな歌が多い。

次の7~8年は「街角ライブ」や市場、お好み焼き屋さんで不特定多数の人に聴いてもらうにはどうすれば良いかを追求していた。
幅広くポピュラリティの高い歌が一気に増えた頃だった。
聴いてもらいたい一心からお客さんに歩み寄った選曲が増えている。
(歩みよりなのか迎合なのか自問自答の連続の日々だった)

次の4~5年、現在にいたるまでに作った歌詞カードは多くはない。
今本当に歌いたいと感じる歌だけが追加された。
今が一番心穏やかに素直な心持ちで歌えるようになっている気がする。
特に還暦を過ぎてから憑き物が落ちたような気すらする。

およそ45年歌ってきた中で一度は否定し拒絶した歌も少なくない。
通りすぎただけの歌も多い。
それらの歌たちを再び新しい位置付けで歌えるようになってきた。
それが嬉しい。

pdfにしたのは歌詞カードの紛失があったり、歌いたいときに歌いたい歌がすぐに見つからぬことが増えたためだ。
長年印刷マンとして紙扱いには慣れていた。100枚程度の歌詞カードの中から選び出すことは雑作もないことだった。
しかしながらここまで増えてくるとそれもままならず。。。

Evernoteのいいところは検索が簡単なところだ。
タグ付けをしておけば大雑把に絞り込める。複数のタグ付けがあればさらに細部まで絞り込める。
加えてテキスト(文字データ)の全文検索も出きる。

ライブの本番で使うことはないだろうけど、準備期間には活用できそうな気がする。

とはいえ、紙をめくりながら選曲するアナログチックなやり方をやめるわけではない。
紙をめくりながらわいてくるイマジネーションはとても大切だから。
ライブのテーマやイメージを決める初期段階では「紙をめくる」ことによって触発されていくことが多いのだ。
タブレットのEvernoteが活躍しそうなのは、テーマ、方向性、イメージが大まかに決まったあとの選曲と絞り混みの段階かもしれない。

来春1月か2月に予定している「おーるどたいむ de ライブ」の準備でいろいろ試してみようと思う。
(次回のゲストプレーヤーはぴっころさんにご快諾いただいた。楽しみである。)

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2016.12.01

【お知らせ】 弾き語りコンサート in 欧風屋

2011

以前何度かソロライブをやった神田・欧風屋さんで演奏させていただくことになりました。
なんと5年ぶりのことです。

...

5年前、前職・共同印刷を退職した時に旅立ちコンサート「今日までそして明日から」をさせていただいて以来のことです。僕にとっては特別のライブでした。
感謝をこめて臨ませていただきたいと思っています。

実はジャスラックとの関係でここ数年欧風屋での音楽イベントができない状態でした。問題が解決し満を持しての「再会音楽イベント」。すっかりご無沙汰の僕にお声をかけていただいたわけで気合も入ろうというもんです。

日 時 :12月3日(土)18:00~22:00
場 所 :神田・欧風屋
     https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13101999/


出 演 :4組の出演者が様々なジャンルの演奏をお届けいたします。
  第1ステージ 1800~ モデラート(YUMI&かえで)
  第2ステージ 1900~ 下村良輔さ
  第3ステージ 2000~ Bunta & Yasu
  第4ステージ 2100~ まあちん古池
チャージ : なし ★ご飲食をお願いいたします

みなさまのお運びをお待ち申し上げます。

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