さくら
昨日から発熱中。体の節々が痛んでいる。
苦手な医者の帰り道、用水路に咲く桜の小さな景色を発見。
先日亡くなった中学の同級生の奥さんから手紙が届いていた。 彼女もまた同級生。
函館に帰った時線香をあげに行った。
手紙の一節。
「故人も現世では楽しいことだけではなかったと思います。
それでもうつしよに生を受けたことの有難さ。
ほんのわずかな可能性から人間として有ることの難しさを越えてこの世に生を受け、
億を超える人々の中で何かのご縁で皆様方と出会う難しさ、
有難いことに包まれての人生だったと思います」
ヤツの六十余年の人生の中で、オレが関わったのは中学時代のわずか2年間だけだった。
でもそれは多感な季節の濃密な2年間だった。
昨年夏の還暦同期会で45年ぶりの再会のありがたさが今になって身に染みる。
出合って、別れて、また出会い、そしてまた別れた。
桜はそろそろ葉桜。散り際の小さな景色。
カメラに収めながらなんとはなしに泣けてきた。
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