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2016.04.25

阿佐ヶ谷で歌う 

「阿佐ヶ谷」という街。

どこか懐かしく、せつない響きがある。

去年他界した3歳年上のイトコ、古池エンタ幸介が若かりし頃、「南阿佐ヶ谷ブルースバンド」のドラマーとして活動していた地である。

後年、おとなりの高円寺で居酒屋「ENTA巣」を営んでもいた。

エンタは僕の音楽の出発点で影響を受けたひとりであり、僕の音楽活動の最大の理解者のひとり。

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「Oil city 阿佐ヶ谷」で歌うのは今度が2回目。

なんとなく店の隅でエンタがにやにやしながら観ているような気がしてならない。

ハンパなステージはできない

そんな思いが強かった。

僕のめざすライブスタイルは「井戸端ライブ」。
井戸端会議のように好き勝手におしゃべりを交わす。そこにごく自然に歌がある。
高い演奏技術を聴いてもらうとか、強い自己主張を展開するとかいうようなライブはなじまない。(高い演奏技術など残念ながら持ち合わせてないし)
そこに居合わせた人たちとキャッチボールをしながら時間・空間を共有していく。
終わってみたら心の片隅になにがしかのかすかな足跡が残っている。

Oil cityでもそんなライブを展開したかった。

そんな展開になったかどうかは自分で判断することではないが、歌い終えて満足感・充足感は強く残った。

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ライブまるごと前半

ライブまるごと後半

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ライブは5組の出演者の演奏だった。
それぞれに個性豊か。
それぞれに達者。
最後まで飽きることなく楽しませてもらった。

ここ数年地元・越谷辺りに腰を下ろし、すっかり出不精になっている自分。
時には外海に漕ぎ出して人様に揉まれることも大事。
先週のLa stanzaに引き続きいい修行をさせてもらった。
他流試合で相手の胸を借りることはいくつになっても必要なことだと思う。

今日も他の出演者達から学ぶべきことが多かった。(それにしても若い人達は皆技術が高かったな)

反面、こういう時臆することなく持てるものをあますことなく出しきって「迎え撃つ」ことも大事。
自分が長い年月かけて培ってきたものをさらけ出すことが礼儀ってものだろう。
「カカッテキナサイ❗」
それが切磋琢磨ってもんだ。

与えられた条件の中で、そういう思いで臨むことができたと思う。

実は他の出演者が持ち時間30分だったのに対し、僕だけ1時間だった。
おおいに恐縮していた。
「年長者に対する配慮」だったかどうかわからぬが、本来年齢経験に関わらず公平に配分するのが普通。
恐縮はしたが、主催・蒼ちゃんの配慮に応えて全力投球した。

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出演者は次の通り(出演順)

スリーフィンガーズ  19:00〜19:30
エリュー         19:30〜20:00
青&まっく          20:00〜20:30
マーチン古池     20:30〜21:30
ビーグル&昌宏さん  21:30〜22:00

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2016.04.20

【お知らせ】 阿佐ヶ谷Oil city ライブ やっぱアコースティックだよね

阿佐ヶ谷 Oil city ライブ
  やっぱアコースティックギターだよね!

4月24日(日)17:30~22:00

...

 スリーフィンガーズ  19:00〜19:30
 エリュー       19:30〜20:00
 青&まっく       20:00〜20:30
 マーチン古池     20:30〜21:30
 ビーグル&昌宏さん   21:30〜22:00

阿佐ヶ谷 Oil city 
 http://www.chicagoplanning.com/oilcity.html

チャージ: 1000円(縁)+ご飲食を

親しくさせていただいている青&まっくのお二人にお声をかけていただき、出演することになりました。
2週連続の遠征ライブ。
阿佐ヶ谷 Oil Cityで歌うのは昨年末に続いて2回目になります。

阿佐ヶ谷の街は僕にとっては特別の街。
イトコのエンタが南阿佐ヶ谷ブルースバンドで活動していた街であり、居酒屋ENTA巣を営んでいた高円寺のお隣。
故・エンタが例によってニヤニヤしながら、僕の歌うのを眺めているような気がします。

初めて共演される方々もいます。
お互い手の内を知っている青&まっくもいます。
昨年秋の蓼科プール平音楽会以来、久しぶりにお会いする方もいます。
演ずる側ではありますが、そういう方々の演奏も楽しみ。

お近くの方も、お近くない方も
おヒマな方も、おヒマでない方も
ぜひ冷やかしに来てくださいな。

Oil_city

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2016.04.18

南林間 La stanza でライブ

南林間・La stanza。

越谷の自宅からから電車で2時間半。

埼玉県から東京都を突き抜けて神奈川県への長い道のりはちょっとした遠足気分だった。

初めての町。
初めてのお店。
初めてのお客さん。
初めての共演者。

普段地元・越谷を中心にワンマン・ソロライブをやっている自分にとっては、普段とは違う環境で歌うことは楽しみだった。

同時にちょっとした緊張感を覚えていた。

共演の佐藤龍一さんは2歳年長の職業音楽家。
メジャーデビューした後、長い年月世界中を放浪していたという特異の経歴の持ち主。
強烈な個性とオリジナル曲を聴かせてくれるとはうかがっていた。
どんなステージを展開するのかとても楽しみだった。

反面、自分のステージがはたして通用するものかどうか不安も感じていた。
まったく勝手の違う初めての環境で、海のものとも山のものとも分からぬであろうおっさんにお客さんは反応してくれるだろうか。はたして「井戸端ライブ」に持ち込むことはできるのものか。

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1部はMartin古池が務めた。

「めぐりあい」

来たこともない街に来て   来たことがあるような気がしたの
ただそれだけのことなのに その日はとてもいい日です
あったこともない人に会い  あったことがあるような気がしたの
ただそれだけのことなのに その日はとてもいい日です
ただそれだけのさすらいの ただそれだけの めぐりあい
ただそれだけの人生の   ただそれだけの めぐりあい

ごあいさつがわりの「めぐりあい」。
昔、あちこちに歌いに出かけて歌っていた頃によく歌っていた。
何年ぶりかで歌い、「可愛いベイビー」へとつなげる。
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今回、桜前線にまつわるおしゃべりを縦糸にした
最初の横糸は「震災と人災」。
桜前線は関東から東北へと移りさらに北上している。
原発の結果、故郷に戻れず、見事に咲いた桜並木を目にすることができない人たちのことをニュースは取り上げていた。
おりしも熊本が大地震にみまわれ、川内原発について不安を覚えていた。
(時間の関係で「港の見える丘」をカットしたのが残念だったが)

さくら」 ~ 「花は咲けども」 ~ 「谷間の虹

1年 3年 5年 10年 消えない毒に 人は戻れず
ふるさとの花 恋焦がれて 異郷に果てる日を待つのか
花は咲けども 花は咲けども 春を喜ぶ人はなし
毒を吐きだす 土のうえ うらめし くやしと 花は散る

気分転換にラブソングを。

「クレージーラブ」 ~ 「ミルク32」

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桜前線の話に戻し次のテーマ「親と子のきずな」に切り替えていく。

今ちょうど桜前線は岩手や青森に向かうころだろうか。
津軽海峡を渡って北海道(松前や函館)に桜が咲き始めるのは5月の連休前。
先日開通した北海道新幹線。おりしもその日に僕は函館に住む母親にひ孫の顔を見せに帰っていた。
昔は列車を乗り継ぎ、青函連絡船で海峡を渡った。
今は4時間足らずで着いてしまう。
隔世の感がある。

「津軽海峡冬景色」 ~ 「函館物語」

エンディングは「夢」でしっとりとおさめた。

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50分という時間は長いようで短い。
テーマを一つに絞るには長すぎる。2つにするにはチョイ短い。
なんとかこんとか2つのミニテーマに軟着陸できた。
まずは良しとしよう。

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2部の佐藤龍一さんのステージについては後日追記する。

(この項続く)

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2016.04.17

歌声音楽会 デイサービス「さんすまいるコンサート」

20160419

2か月のごぶさたでした。
     今日も来ました、Martin古池。
     歌は世につれ、世は歌につれ。
あの頃の、あの歌を
今日もご一緒に歌いませう

...

こんなご挨拶でスタートする「さんすまいるコンサート」。

毎回心待ちにしてくださる、往年の大先輩方。
しわくちゃ顔をますますしわくちゃに。
まるで女子高生のように嬉々としてはしゃぐばあちゃんたち。
往年のプレイボーイの片鱗を覗かせるじいちゃんたち。

昭和の歌謡曲を中心にした歌声音楽会として、すっかり定着した。
今回が12回目だそうだ。もうまる2年になる勘定だ。
ここでは歌とおしゃべりが渾然一体となった、いい空間。

おしゃべりの流れによって何曲かはきっちり聴いていただくが、ほとんどがみんなで一緒に歌う音楽会。
じいちゃん、ばあちゃんたちとスイングアウト。

1時間ちょいのコンサートだけど、けっこう中味のつまった濃厚な音楽会だ。

2ヶ月毎のコンサートを心待ちにしてるのは、実は自分もそうだった。
あらためてそう感じることができた。

次回は6月。
昭和40年代の歌謡曲を特集することになった。
ああ、たのしみだ。

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「歌声音楽会」とよぶのがこのコンサートには似合っているような気がする。

2年前、コンサートを始めたころは「Martin古池の歌謡ショー」だった。

ご老人たちと自分が共有できる、時代が重なるところの歌をピックアップしてショー仕立てで歌っていた。

そのうちリクエストされた歌も歌うようになる。

回を重ねるとともにリクエスト曲の方が増えていく。

皆さんも一緒に口ずさむようになる。

このころスタッフさんのご尽力で、これまで歌ってきた歌の「歌集」ができた。

僕の歌に合わせて口ずさむところからさらに一歩進んで、歌集を見ながら一緒に歌うようになった。

歌集は毎回少しずつ更新されていった。

歌のキーもご老人たちに合わせて少しずつ変えていった。

「参加型」のコンサートが定着するにつれ、「おしゃべり」が大切な要素になっていった。

僕とご老人たちのおしゃべり。ご老人同士のおしゃべり。

それは同心円を描くように広がり、共有されていく。

そのおしゃべりを受ける形で次の歌につながっていく。

もしかしたら理想的な「井戸端ライブ」の形になっているのかもしれない。

「井戸端ライブ」の根幹にあるのはライブの主役はそこに集まったすべての人ということだ。

お客さんも演者もおしゃべりを重ねながら進んでいく「井戸端ライブ」が僕の理想。

演者である自分は「水先案内人」。

さんすまいるコンサートは回を重ねるうちにそんな風になってきている。

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実は、「おーるどたいむ」で始めている「みんなで歌おうフォークソング」という企画の目指す形は「さんすまいるコンサート」。

参加者とおしゃべりを積み重ねながらみんなで歌う「井戸端ライブ」の同年代版とでもいうか。

まだ3回めだが、少しずつそんな形になり始めている。

人生の先輩方との井戸端ライブ。

同年代との井戸端ライブ。

この二つの「歌声音楽会」が定着していくのは、想像するだけで楽しいなぁ。

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2016.04.13

みんなで歌おう ふぉーソング at おーるどちあむ vol.3

今月の「みんなで歌おうフォークソング」at おーるどたいむ。

3回目ともなるとだいぶみなさん慣れてきて、いい感じで進めることができました。

慣れてきたのは我々スタッフもそうだけど、お客さんも。

いい感じの掛け合いができるようになってきました。

今回は僕も遠慮なしに水先案内人を務めさせてもらいました。

歌声音楽会でありながら、参加型の井戸端ライブって感じ。

リクエストに「花は咲く」がありました。

それではと、返歌である「花は咲けども」(影法師)も披露しちゃいました。

みなさましっかり聞いてくださりありがたかった。(ほっとした) 20年ぶりの再会がありました。

越谷南中のPTA会長をやってる頃理事さんをしてくれた方。

お友達に誘われて初めておーるどたいむに来てくださいました。

(当時「歌うPTA会長」なんて言われてました。)

こういう再会は、地元に根を張って歌ってきたからこそですね。

うれしいもんです。ありがたいもんです。

 

⇒おーるどたいむのブログ記事

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父の命日 2016

今日は父の命日。

203

亡くなってから24年だか、25年だか。
正確に思い出せぬほど遠い昔になってしまった。
68歳で逝ってしまった。...
僕がその年に追いつくまであと6年。

今の僕の年が61歳(あと1週間だが)。
61歳の頃、父は全く畑違いの仕事に転職して悪戦苦闘していた。
僕も同じ状況。畑違いの職種に転職してまる4年。
やはり同じように四苦八苦している。

当時の父がどんな思いや、考えで生きていたのか。
知りたいと思うことがある。
でも多分、今の自分と同じような思いで生きていたに違いないとも思う。

  目的のある旅ではない
  旅するための旅
  大切に生きれば充分に長い
  人生の旅路

父の好きな言葉だった。
多分、今に大切に生きていたに違いない
68年という人生。
当時はあまりにも短い人生だったと思っていた。
たとえ68年でも父にとっては十分に長い人生だったのではないか。
最近そんな風に感じるようになった。

父の命日前にして次男一家が遊びに来た。
命日の日長男一家とお好み焼屋さんで食事をした。
偶然とはいえ、僕には記念すべき父の命日となった。

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2016.04.09

「朝市コンサート」 春爛漫

2016_04_09

本日の「朝市コンサート」セットはマーチンギターをラインイン。
コンデンサーマイクをオフマイクぎみで歌とギター双方を拾っている。
ラインは補助的に。

このところギブソンギターが多かったから、原点帰り。...
慣れ親しんだ音色が心地いい。

2016_04_09_2

1部は今日から4月、春の歌を中心に歌い進めた。
前回(2週間前)はまだ寒く、冬の名残があった。
歌の衣替えといったところか。
1部終盤。
来週のOil Cityライブでやりたい歌をいくつか集めてみた。

港の見える丘~僕の星から~函館物語~母のふるさと~永遠の絆~夢

と、つないだ一連の流れをひとりの爺さんがベンチに腰をおろし、うつむきがちに聴いてくれている。
一言もしゃべらずに、指先だけはこきざみにリズムをとっている。

みごとな白髪。同じくみごとな白髭。
でも手入れはされておらず、自然にまかせて伸び放題。
紺色のくたびれたジャンパーの袖口からから出ているしわしわの手は分厚く大きい。
リズムを刻む太い指先はイモムシのようだ。
赤銅色に焼けたしわくちゃの顔。
その奥のくぼんだ目の視線は床に落ちている。
床の向こうの遠くを見つめるともなく見つめているふうだ。
耳だけがこちらに向かってロックオン。

歌い終え一息つけると、爺さんのっそり立ち上がりすーっと消えていった。

爺さんの退場で1部を終了。

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休憩中、前回に引き続き松本さんが来てくれた。
ありがたいものだ。

友人が来てくれると、ギアが1段上がる。
普段は市場の空気と同化するため、意識的に抑えぎみ。
スピードよりもトルクを重視している。

...

終盤、今日2回目の「夢」を歌ってると小さな女の子連れの若夫婦が通りかかる。
女の子と目が合う。興味深そうな目でこちらを見る。
その様子に気がついた母親がベンチに腰を下ろす。
女の子はにこにこしながら僕を見つめてくれる。僕も歌いながら微笑みかける。
その様子を母親はあたたかく見守っている。
ほのぼのとしたいい空気が流れる。

歌の内容もマッチしている。

こんな夢を見ました
あなたはとても若く
まだ幼い 小さな私を
あたたかく抱きしめて
春の光の中で
朝の風に吹かれて
愛すること 許すことの
意味を教えてくれた
長い時の 旅を終えて
今静かに眠りにつく
命をかけ 産んでくれた
その勇気を 忘れないと
さよなら ありがとう
二度と戻らぬ季節
朝の夢に 消える影が
後ろ手に手をふった

    (小田 専太郎 俊明)

歌詞の一節ごとに目に見えないキャッチボールが交わされる。

僕はこの親子にロックオン。
気がつけばギアはトップに入っている。
おだやかで静かながら、濃密な空間に。

そんな様子をちょっと引いた位置から眺めていた父親が二人に寄っていく。
最初はおずおずと、やがてにこにこと。

この空気感のままに最後は「あ・り・が・と・う・の歌」。

産んでくれて ありがとう
育ててくれて ありがとう
遊んでくれて ありがとう
叱ってくれて ありがとう

歌いながらいろんな思いが去来する。

この子にとって、今はあたりまえのことだろう。
でもいつかそう感じる時がくるだろう。

この若い夫婦もわが子を思うとき、それが自分達の親につながっていくことに気がつくことだろう。

家族の歴史のありがたさ。
それを感じることのしあわせ。

60歳を過ぎてから、僕は人生の一番いい季節をただよっているのかもしれない。
祖父母の代から始まって孫につながる親子五代の家族の歴史。
気の遠くなる時の流れの中で60代の僕は今ちょうどその中間ポジションにいる。

これは有難いことだと思う。

わずか数分の歌を歌いながら、僕はそこに60年という歳月と自分につながる家族の歴史を感じていた。

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春爛漫。

心もあったまる今日の「朝市コンサート」だった。

続きを読む "「朝市コンサート」 春爛漫"

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2016.04.05

さくら

 

20161

昨日から発熱中。体の節々が痛んでいる。

苦手な医者の帰り道、用水路に咲く桜の小さな景色を発見。

20162

先日亡くなった中学の同級生の奥さんから手紙が届いていた。 彼女もまた同級生。

函館に帰った時線香をあげに行った。

20163

手紙の一節。

「故人も現世では楽しいことだけではなかったと思います。

それでもうつしよに生を受けたことの有難さ。

ほんのわずかな可能性から人間として有ることの難しさを越えてこの世に生を受け、

億を超える人々の中で何かのご縁で皆様方と出会う難しさ、

有難いことに包まれての人生だったと思います」

ヤツの六十余年の人生の中で、オレが関わったのは中学時代のわずか2年間だけだった。

でもそれは多感な季節の濃密な2年間だった。

昨年夏の還暦同期会で45年ぶりの再会のありがたさが今になって身に染みる。

出合って、別れて、また出会い、そしてまた別れた。

桜はそろそろ葉桜。散り際の小さな景色。

カメラに収めながらなんとはなしに泣けてきた。

20164

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2016.04.02

4月1日 天下御免の素浪人時代

4月1日。
僕にとっての記念碑的な出来事はこの日が多かった。
19の春、北海道から内地に出てきたのもこの日。
青函連絡船から汽車にのりつぎ南に下るに従い春めく景色に驚いた。

...

30才。体を壊し、夜勤ができず印刷現場の第一線から身を引いたのもこの日。
3年間、生産点をコップの外から眺めたことは、後に技術担当としての視点を作る礎になった。

そして37年間お世話になった印刷業界から足を洗い、天下御免の素浪人になったのも4月1日。

そして1年後のこの日、新しい仕事につくことになった。

それぞれに多くのことを感じた、それぞれの季節。
その始まりの多くが4月1日。
嘘みたいだがホントの話。

その中でも実に得難い体験ができた5年前。
天下御免の人生浪人は格別な体験だった。
この1年間の歩みを写真でふりかえっていた。
このまま埋らすのもしのびないので再録した。

⇒ 「四季折々の風景~天下御免の素浪人」

⇒ ご報告 人生浪人に幕をおろし 新しい仕事につきます

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3年目の今日 4月1日

3年前の今日、畑違いの新しい仕事に就いて1年を振り返っていた。
印刷=製造業から保険=サービス業への転進。
大きな戸惑いや、挫折感との戦いだった。
見えるものから見えぬものへ。
必死だった。

...

たとえ畑違いであったとしても仕事に向かう姿勢や、新しいことを身につけるやり方に変わりあるはずがない。
その思いだけが頼りだった。
そう思わなければ、容易に己の全否定につながりそうな気がした。

あと数年は今の仕事を続けることになるだろう。(可能なら)
1年目のふりかえりをいま一度確かめておくのも悪いことではないような気がする。

「1年が過ぎて 2013年」

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2016年04月 ライブ・コンサート予定

4月09日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

   ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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4月10日(日)  歌おう! 弾こう! うたごえフォークソング vol.3 

時 間    14:00~
場 所    Live cafe おーるどたいむ
         司会&伴奏 Martin古池
会 費    500円

おーるどたいむ、新企画の第3回目です。
いい演奏を聴くのも音楽の楽しみ
好きな歌を歌うこともまた音楽の楽しみ
歌いたい人も楽器で参加の人も一緒に楽しくやりましょう!

2320

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4月15日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間   21:00(?)~23:30
場 所   「お好み焼きの三貴」
         東武伊勢崎線 新越谷(東口)
         武蔵野線 南越谷(南口)
          各徒歩5分
        地 図   

10

★仕事の関係で開始時間が遅くなります。

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4月16日(土)  さんすまいるコンサート 

時 間    10:00~11:00
場 所    デイサービス さんすまいる

2か月に1度の楽しみ。
地元・蒲生のデイサービスで
地元のじいちゃん、ばあちゃんたちと歌います。

Photo

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4月16日(土)  お弦楽茶屋 vol.74 出演

時 間    19:00~22:00
場 所    娯楽酒家 LA STANZA
         南林間駅近く(小田急江ノ島線)
          〒242-0006 大和市大和市南林間 1-10-17-1F
          046-277-7322
        地図
出 演    佐藤龍一  :  Martin古池
料 金    2000円+1ドリンク(500円)

神奈川県で演奏するのは何年ぶりでしょうか。
初めてのお店。
初めての共演者・佐藤龍一さん。
初めてのお客さん。
自然体で臨みます。

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4月23日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

   ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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4月24日(日)  OIL CITY ライブ 「やっぱアコースティックギターだよね」

時 間   19:00~22:00
場 所   Oil City 
        阿佐ヶ谷駅 徒歩3分
出 演   ★エリュー (二胡&ギターのデュオ) 中国民謡やムーンリバーなど
       ★ビーグル&野田(ギター&ベースデュオ)  梅田から難波までとかブルース
       ★青&まっく(ギター&カホンデュオ)  ダニーボーイなどアメリカンフォーク
       ★Martin古池
       ★スリーフィンガーズ
料 金   1000円

Oil_city

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