4月1日 天下御免の素浪人時代
4月1日。
僕にとっての記念碑的な出来事はこの日が多かった。
19の春、北海道から内地に出てきたのもこの日。
青函連絡船から汽車にのりつぎ南に下るに従い春めく景色に驚いた。
30才。体を壊し、夜勤ができず印刷現場の第一線から身を引いたのもこの日。
3年間、生産点をコップの外から眺めたことは、後に技術担当としての視点を作る礎になった。
そして37年間お世話になった印刷業界から足を洗い、天下御免の素浪人になったのも4月1日。
そして1年後のこの日、新しい仕事につくことになった。
それぞれに多くのことを感じた、それぞれの季節。
その始まりの多くが4月1日。
嘘みたいだがホントの話。
その中でも実に得難い体験ができた5年前。
天下御免の人生浪人は格別な体験だった。
この1年間の歩みを写真でふりかえっていた。
このまま埋らすのもしのびないので再録した。
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