快感! 反復稽古 ワザは体に叩き込め?
頭を空っぽにして1音1音を律儀に弾く。
1フレーズをえんえんと弾き続ける。
20分も30分も1小節だけを弾き続ける。
このところ夜な夜なこんな稽古にあけくれている。...
19日の「おーるどたいむ de ライブ」で1曲インストでソロを弾くことになったためだ。
曲は「Red Wing」。
シンプルな曲だが、それだけに粗がすぐわかる。
イメージしているのはドク・ワトソン。
1音1音すべてピッキングしながらの早弾きは、カントリー、ブルーグラスピッカーのお手本とされてきた。
ドクのピッキングをお手本に弾くと、自分の奏法がいかにごまかしかということが分かる。
僕はソロ弾きの時、プリングオフを多用する。
歌い手の伴奏としてはそれで充分だし、効果的と感じているからだ。
でも同時に右手の弱さに目をつぶることにもつながっている。
例えばドクがGランを弾くときすべての音をピッキングする。
僕は最初と最後の音だけピッキングし、あとはハンマリングとプリングオフだけで済ますことが多い。
せっかくソロを弾くんだから1からやり直そうと思っている。
原点のドク・ワトソン帰りというわけだ。
そんなわけで出勤前のひとときと、帰宅後の1時間、ワンフレーズオンリーにあけくれている。
(カミさんには嫌な顔されてるが)
それにしてもこの稽古、はまれば快感この上なし。
なめらかになるにつれ、恍惚感すら生まれてくる。
ピッカーズ・ハイだね。
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