お好み焼の三貴ライブ 「冬の夜の弾き語り」
「お好み焼きの三貴ライブ」気持ちよく修了。
「終了」よりもこっちの文字の方が近い気がする。
今月もまたまた勉強させてもらった。
序盤はにぎやかだった。...
おしゃべりに花の咲くグループのジャマをせずに、共存モードで淡々と。
それでもちゃんと聴いてくれる人たちも多い。
にぎやかグループが帰った後は、マイクを切って完全生音で。
点滴の管が外れたように自由に歌える。
共存モードから徐々に空気を支配しはじめる。
体が左右に大きくふれてくる。スイングモードだ。
気分はデンプシーロールかレイ・チャールズ。
最高潮になった時、すかさず専太郎さんの「夢」を歌う。
歌に気持ちが乗り、密度の高い空気となって店内に流れていく。
ますますスイングが大きくなる。
声高に歌うわけではない、むしろ音量的には控えめ。
それでも体内の空気が圧縮されてゆったりとストレートに流れ出る。
若いお客さんが耳をそばだててその空気をつかまえようとしているのが見える。
そんな光景を友人M君が散文にしてくれた。
現代詩をたしなむM君だが、そんなことしてくれることはそうそうあることではない。
うれしかった。
「夢」に少しずつ魂が込められたような気がする。
稽古だけでは絶対にこめられないものが本番ではいともたやすくなされていく。
不思議なものだ。
お客さんとの共存の中で、化学変化をおこしていくとしか思えない。
来週のAgainライブまでにあと2回の本番がある。
もっとたたかれ、もっと鍛えらて臨めればいいな。
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