中世音楽の夕べ
おーるどたいむで開かれた小松崎健さんとSally Lunnさんの「中世古楽器の夕べ」。
興味深かった。
初めてお目にかかる楽器がいろいろあり、初めて耳にする音楽があり。
プサルテリやハープの繊細でかすかな音と比較的大音量のハンマーダルシマーのコラボ。
演奏する方もさることながら、聴く方も張りつめた緊張感に満たされるひと時だった。
コンデンサーマイクを1本立てれば音をもっと増幅することはできる。
でもそうしないところが昨夜のライブの味噌だった。
耳を凝らし、気持ちを研ぎ澄まし自ら音を拾いにいかねばならない。
マイクで音を拾えば聴きやすくはなる。
でもその分ライブ空間の密度は薄まる。
聴く側に「聴くための努力と緊張」を強いるからこそ伝わってくるもの。
間違いなくそんなものがあるはずだ。
僕には生音ライブにこだわりがある。
可能な限り生音でやりたいと思っている。
生音でもピアニシモが伝わる演奏をしたいと思っている。
大きな刺激とヒントをもらえたような気がする。
演奏風景を何枚か写したが、ピンボケだった。
代わりにライブ後のひとこまを。
| 固定リンク | 0
「ライブ」カテゴリの記事
- 【お知らせ】 第7回 味亭オープンマイク(2022.10.14)
- 北海道 唄の市(2)に参加して(2022.07.03)
- 気持ちよく歌わせてもらった「元町」(2021.12.21)
- 魅惑のみわけんライブ(2021.12.21)
- 【私の履歴書】を15年ぶりに改訂、追補しました(2021.09.04)
コメント