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2016.02.14

中世音楽の夕べ

おーるどたいむで開かれた小松崎健さんとSally Lunnさんの「中世古楽器の夕べ」。

興味深かった。
初めてお目にかかる楽器がいろいろあり、初めて耳にする音楽があり。

プサルテリやハープの繊細でかすかな音と比較的大音量のハンマーダルシマーのコラボ。
演奏する方もさることながら、聴く方も張りつめた緊張感に満たされるひと時だった。

コンデンサーマイクを1本立てれば音をもっと増幅することはできる。
でもそうしないところが昨夜のライブの味噌だった。
耳を凝らし、気持ちを研ぎ澄まし自ら音を拾いにいかねばならない。
マイクで音を拾えば聴きやすくはなる。
でもその分ライブ空間の密度は薄まる。
聴く側に「聴くための努力と緊張」を強いるからこそ伝わってくるもの。
間違いなくそんなものがあるはずだ。

僕には生音ライブにこだわりがある。
可能な限り生音でやりたいと思っている。
生音でもピアニシモが伝わる演奏をしたいと思っている。
大きな刺激とヒントをもらえたような気がする。

演奏風景を何枚か写したが、ピンボケだった。
代わりにライブ後のひとこまを。

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