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2016.02.28

生音ライブを基本として

声もギターも生音が一番好きだ。

ライブをやる時、最初に考えることは完全生音でいけるかどうか。
会場の作り、広さ、高さ。壁や床の材質。...
お客さんはどれくらい入るのか(見込めるか)
他の出演者の有無。いる場合は自分の出す音量とのバランス。
そういったことを考えつつ、いくつかでもクリアできれば生音で演奏するようにしている。

こういう時は声の出し方とギターのピッキングの音量バランスを考慮しながら演奏するようにしている。
特に声は自分の体を楽器になぞらえるようにしている。
具体的には腹の底で空気を圧縮しできる限りストレートに押し上げていく。
歌によって声帯への引っかけ方を工夫し、その後は鼻や頭に反響させ増幅するようなイメージで歌う。

完全生音を補うやり方はコンデンサーマイクを使った演奏だ。
歌とギターの音がほどよくブレンドされたところの音を拾うようにしている。
距離にすると立ち位置から1メートルくらいか。
ライブなどでオーディエンスの耳に届く音はブレンドされた音。
ギターと声がいい案配で混じりあったところの音を拾い増幅するのが一番自然のような気がする。

マイク位置が音の発生源に近いと、生まれたての強い音を拾える。これはこれで魅力がある。
でもそれにはギターと歌と2本のマイクが必要になる。
それぞれに録った音をミキサーでほどよくブレンドする必要がある。

そういう時にはダイナミックマイクロフォンとコンデンサーマイクを組み合わせて使っている。
声はコンデンサーマイク、ギターはダイナミックマイクというように。

しかしマイクスタンドを2本立てるのが困難なときも多い。
そこでライン入力が可能なギターを使う。
この時は生音ライブとは全く違ったものとして捉えている。
ギターは単純に歌のバッキングの道具と割りきり、歌により集中する。
歌い方も変える。よりデリケートな歌い方をする。
具体的には腹の底で空気を圧縮し押し上げ、声帯に引っかけるところは生音と同じ。
その後の響かせ方を変える。鼻や頭にあまり反響させないようにストレートに出す。
こうするとあまりこもらずに、歌は前に出ていく。

生音でやる時は音の回りかたが丸く放物線を描くように響いていく。あるいは湖面のさざ波のようなまわり方をする。
そうなるように声の出し方を工夫する。
ギターはラインで、声はダイレクトマイクロフォンという時の音のまわり方は直線的だ。

実際のライブでは完全生音と、ライン使用の音出しを両極として、その間に入ってくる。
その場その場でより良いやり方を選択することになる。

他にもラインの直接的な音に加えコンデンサーマイクなどでギターの空気感を拾いミックスするやり方もある。
若い頃色々試したが、セットが面倒で今はやっていない。

僕のライブはの8割は自ら機材を持ち込み、自分でセッティングする形だ。
ちゃんとした音響装置やPAさんはいない。
市場やお好み焼き屋さん、喫茶店が主な演奏の舞台。望むべくもない。

だから出音を自分で判断するしかない。
ある意味客観性に乏しく独りよがりになっているかもしれない。
耳の肥えたPAさんからすると噴飯ものかもしれない。

でも長年そんな状況下を舞台に試行錯誤をくりかえすうちに、場に合った音がそれなりに出せているんじゃないかなと思っている。

どなたか、それぞれの場に合わせたセッテイングと出音をチェックくださるかたがいればうれしいのだが。

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