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2016.01.27

2016年02月のライブ・コンサート予定

2月6日(土)  喫茶店JUNE サタデー・ナイト・ライブ
           

時 間   18:00~20:30
場 所   tea room JUNE
        東武スカイツリーライン 松原団地 東口 徒歩3分                                  http://tabelog.com/saitama/A1102/A110203/11013496/dtlmap/
出 演   Martin古池 : エイぼん
木戸銭   1,000円
             

★エイぼんとお届けする、年に一度のサタデーナイトライブ。今年で6年目になります。

 昭和の香りのする歌の数々をお楽しみください。

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2月13日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

   ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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2月14日(日)  歌おう! 弾こう! うたごえフォークソング 

時 間    14:00~
場 所    Live cafe おーるどたいむ
         司会&伴奏 Martin古池

おーるどたいむ、新企画の第1回目です。
いい演奏を聴くのも音楽の楽しみ
好きな歌を歌うこともまた音楽の楽しみ
歌いたい人も楽器で参加の人も一緒に楽しくやりましょう!

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2月19日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間   21:00~23:30
場 所   「お好み焼きの三貴」
         東武伊勢崎線 新越谷(東口)
         武蔵野線 南越谷(南口)
          各徒歩5分
        地 図   

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2月20日(土)  さんすまいるコンサートコンサート

時 間   10:00~11:00
場 所   デイサービス さんすまいる
                  東武スカイツリーライン 蒲生駅 西口 徒歩2分
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  2か月ごとに地元越谷市蒲生のじいちゃん、ばあちゃんたちとともに過ごす
  歌とおしゃべりのひととき。

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2月27日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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2月27日(土)  AGAIN ライブ

時 間   18:00~21:00
場 所   Live cafe AGAIN
        武蔵小山駅 そば
        地図http://www.cafe-again.co.jp/access.html
チャージ  ¥1500 + 1オーダー(だったかな?)
出 演    つかさ : エイぼん&Martin古池 : LAZY✩LOVERS

毎年恒例の歌初め
わが友&くされ縁の仲間たちがくりひろげる
アットホームなひととき
今年も清津の若武者・イケメンつかさが登場
清津峡キャンプ場で中学生の頃
僕の演奏を聴いてギターを始めたとか(?)
あれよあれよというまに腕を上げ
いまじゃすっかり抜かれてしまった(^^♪
成長したつかさの演奏が個人的には
とってもたのしみ

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2016.01.12

小松菜雑煮と我が家の歴史

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今年も最初の雑煮はじいさんの代から伝わる小松菜雑煮で始まりました。

明治の終わりに愛知県知多半島からトミばあちゃんと二人、北海道に渡った義一じいちゃん。
水飲み百姓の次男に生まれ、食い詰め、新天地を北海道に求めての旅だったとか。
呉服商として身をおこし、後に廉価堂(レンカ堂)というご祝儀屋さんを作ったのはちょうど100年前のことでした。

...

商人は質素倹約を良しとするとの考えから始まったのが小松菜だけの雑煮だったと聞きます。

質素倹約の暮らしは美徳ではあるけれど、反面栄養が偏りがち。戦後の食糧事情もあいまって、義一じいさんの子供たちは何人も肺病でこの世を去っています。
僕の父・信夫は「質素倹約」に反旗をひるがえし家を出ます。
食生活が貧しいから生きられる命も生きられないと考えたといいます。
父の口癖は「どんなに貧乏しても食い物だけはちゃんと食わせる。エンゲル係数の高さは俺の誇りだ」でした。

そんな父も小松菜雑煮だけは毎年欠かさず食べていました。

「餅本来の味をかみしめるには余分なものはいらない」
「雑煮に限らず人生の本質は単純なものだ。余分なものをそぎ落とし最も単純なものを見つめることが大切」

父が模索した生き方は小松菜雑煮に象徴されていたのかもしれません。

母・郁子は古池の家に伝わる小松菜雑煮にどうしてもなじめなかったといいます。カシワ(鶏肉)を中心にした京風の雑煮で育ってきたからです。
母は自分の口にも合うように昆布と鰹節で出汁をしっかりと取るようになりました。(当時古池の本家は出汁らしい出汁は取っていなかったそうです)

かくして我が家の雑煮は父の小松菜雑煮と母の京風の出汁が合わさって出来上がったものです。
僕が作る小松菜雑煮はそれを受け継いでいます。
毎年かたくなに作り続けるのは子供たちにもこの習慣を何らかの形で引き継いでほしいという思いからです。
ありがたいことに長男も次男も何の抵抗もなくあたりまえのものとしてこの雑煮を食べてくれます。

これまで味のバトンは渡せたと思います。
でも本当に伝えたいことはその味に隠された歴史と思いです。

新天地を求めて「ゼロからの旅」に挑んだ祖父の心意気。
余分なものをそぎ落とし、ことの本質を見定めようと試行錯誤を続けた父の生き方。

雑煮の味とともにそんな思いも一緒に伝えていきたい。
でもそれには自分自身がそういう生き方をちゃんと受け継いでいかねばならないわけで。

2016年、新春。
そんな生き方をあらためて志すことが、今年の僕の抱負なのかもしれません。

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2016.01.07

あけましておめでとうございました

2016

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お好み焼の三貴さんへ年始のご挨拶に

仕事始めは予想外に穏やかだった。
例年休み明けは猛烈に忙しいのだが。

早めに上がり「お好み焼きの三貴」さんに新年のごあいさつ。
もんじゃをつつき、軽く一杯。...
オーナー深津さんとの談笑がはずむ。

いつも無理言ってごめんなさいね
古池さんを変な世界にひきづりこんでしまったね
     ほんとならちゃんとしたステージでやりたいとこでしょうが
     なんだかんだと10年も
     わたしのワガママを聞いてもらってる

     いやいや、僕にしてみると最高の学校
ミュージシャンにとってライブは自己表現の場
でも必ずしもいつもそうではないことを
僕はここで学びました
     ここでは自己表現を抑えることが必要なことが多いですもんね
     お店にいるお客さんは多種多様
     歌に盛り上る人もいれば、
おかまいなしに仲間うちではしゃぐ人もいる
     もちろんその中間層もいる
瞬間瞬間の空気を読みながら、
     演奏もお客さんもコントロールしなきゃならない
     こんな経験、よそじゃ積めないですよ

10年でライブのやり方もずいぶん変わりましたよね

11年、130回もやれば
毎回毎回自分の課題も見えてくるしね
今なにが求められているのかってのも     分かってきました
瞬時に切り替えることもできるようになりました
      ここで鍛えられたことは、他のライブで充分活かされてるしね
感謝以外のなにもありませんよ

10年の客層の変化も話題に。
初期の頃は同年代やちょっと年配の方。
そして当時20代の自分の子供世代が多かった。
若者たちの親が同年代。
歌が共有できた。
年配者や同年代は社会の第一線を退き、若者たちは家庭をもち次第に足が遠退いている。

変わってこの数年多いのは10代から20代の今の若者たち。
彼らと歌を共有することはむずかしい。

それでも僕は自分の好きな歌を中心に歌ってる。
歌の持つ雰囲気はそのままに、今の若者の心にアクセスできるようにと心がけている。
それはアレンジだったり、歌い方だったり、目力だったりする。

そういう挑戦をするチャンスを与えてもらっている自分はしあわせ者だと思う。

       古池さん
大変でしょうけど、好きなように歌い続けてくださいな

深津オーナーの最後の一言に深く頭を下げて店をあとにした。

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2016.01.06

【お知らせ】 喫茶店JUNE サタデー・ナイト・ライブ 2016冬

年に一度の「喫茶店JUNE サタデーナイトライブ」
今年は2月6日(土)18:00からに催します。

「昭和の香りただよう喫茶店で、昭和を感じる歌の数々を」
こんなコンセプトではじめてはや6年。...
今年もエイぼんとお届けいたします。

その前に「前哨戦」
レギュラーライブの「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」が
今度の日曜日に!
1月10日(日)14:00~16:00
エイぼんとお届けいたします。
こちらはいつものようにお店の通常営業中のライブ。
何が起きるかわからない。

みなさまのおこしをお待ち申し上げます。

【地図】http://r.gnavi.co.jp/p0jfesdk0000/map/

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2016.01.03

2016年01月 ライブ・コンサート予定

1月9日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

   ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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1月10日(日)  喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ
           

時 間   14:00~16:00
場 所   tea room JUNE
        東武スカイツリーライン 松原団地 東口 徒歩3分                              http://tabelog.com/saitama/A1102/A110203/11013496/dtlmap/
出 演   Martin古池 : エイぼん
             

★昭和の香り漂う喫茶店で 

  昭和を彷彿とさせる歌の数々をおとどけします

★今回もエイぼん登場。

  迫力と繊細さをあわせもつ彼女の歌にMartin古池のハーモニー。

  2月6日(土)に予定している「喫茶店JUNE サタデーナイト・ライブ」の前哨戦?

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1月15日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

時 間   21:00~23:30
場 所   「お好み焼きの三貴」
         東武伊勢崎線 新越谷(東口)
         武蔵野線 南越谷(南口)
          各徒歩5分
        地 図   

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1月23日(土)  朝市コンサート

時 間   8:30~10:30
場 所   越谷市場
         地 図   

★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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1月23日(土)  ひばりの里コンサート

時 間   13:30~14:30
場 所   グループホーム ひばりの里

★次男のバンド仲間・タケシが関わるグループホームで2回目のコンサート

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2月6日(土)  喫茶店JUNE サタデー・ナイト・ライブ
           

時 間   18:00~20:30
場 所   tea room JUNE
        東武スカイツリーライン 松原団地 東口 徒歩3分                                  http://tabelog.com/saitama/A1102/A110203/11013496/dtlmap/
出 演   Martin古池 : エイぼん
木戸銭  1,000円
             

★エイぼんとお届けする、年に一度のサタデーナイトライブ。今年で6年目になります。

 昭和の香りのする歌の数々をお楽しみください。

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2016.01.02

ふりかえり 60年

おととしの正月。還暦を迎える年でした。

節目にそれまでの自分をふりかえる文章を書いています。

あらためて読み返し、今と明日の自分を考えようかと思い再録しました。

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若いころから節目節目でそれまでの自分をふりかえることが習慣になっています。
これは中学生の頃から続く性癖。今更どうにもならないので、そうすることがあたりまえと割り切っています。
だいたいが10年ごとに節目がやってきて、そのたびに「総括」してきました。
今回は厄介なことに60年目の節目となってしまい、この際だから60年分まとめて面倒見ちゃえという気になりまして…。
そしたらやはりこれが面倒!

...

でもまあ、これから先をどうやって生きていくかを占う羅針盤にもなるわけで足早に駆け抜けてみました。

とはいえ60年分ですからこれがけっこうの長文でして…
正月でヒマだからちょいと冷かしてやるかという奇特なお方がいらしたら読んでやってください。

「春の時代」編
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/blog/2014/…/1-7ba7.html

「夏の時代」編
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/blog/2014/…/2-b821.html

「秋の時代」街角ライブの頃編
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/bl…/2014/…/31-6793.html

「秋の時代」朝市コンサートと三貴ライブ編
http://martinkoike.cocolog-nifty.com/bl…/2014/…/42-15e6.html

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2016.01.01

小松菜雑煮 2016年始まりに思う

2016

今年も最初の雑煮はじいさんの代から伝わる小松菜雑煮で始まりました。

明治の終わりに愛知県知多半島からトミばあちゃんと二人、北海道に渡った義一じいちゃん。
水飲み百姓の次男に生まれ、食い詰め、新天地を北海道に求めての旅だったとか。
呉服商として身をお越し、後に廉価堂(レンカ堂)というご祝儀屋さんを作ったのはちょうど100年前のことでした。...

商人は質素倹約を良しとするとの考えから始まったのが小松菜だけの雑煮だったと聞きます。

質素倹約の暮らしは美徳ではあるけれど、反面栄養が偏りがち。戦後の食糧事情もあいまって、義一じいさんの子供たちは何人も肺病でこの世を去っています。
僕の父・信夫は「質素倹約」に反旗をひるがえし家を出ます。
食生活が貧しいから生きられる命も生きられないと考えたといいます。
父の口癖は「どんなに貧乏しても食い物だけはちゃんと食わせる。エンゲル係数の高さは俺の誇りだ」でした。

そんな父も小松菜雑煮だけは毎年欠かさず食べていました

「餅本来の味をかみしめるには余分なものはいらない」
「雑煮に限らず人生の本質は単純なものだ。余分なものをそぎ落とし最も単純なものを見つめることが大切」

父が模索した生き方は小松菜雑煮に象徴されていたのかもしれません。

母・郁子は古池の家に伝わる小松菜雑煮にどうしてもなじめなかったといいます。カシワ(鶏肉)を中心にした京風の雑煮で育ってきたからです。
母は自分の口にも合うように昆布と鰹節で出汁をしっかりと取るようになりました。(当時古池の本家は出汁らしい出汁は取っていなかったそうです)

かくして我が家の雑煮は父の小松菜雑煮と母の京風の出汁が合わさって出来上がったものです。
僕が作る小松菜雑煮はそれを受け継いでいます。
毎年かたくなに作り続けるのは子供たちにもこの習慣を何らかの形で引き継いでほしいという思いからです。
ありがたいことに長男も次男も何の抵抗もなくあたりまえのものとしてこの雑煮を食べてくれます。

これまで味のバトンは渡せたと思います。
でも本当に伝えたいことはその味に隠された歴史と思いです。

新天地を求めて「ゼロからの旅」に挑んだ祖父の心意気。
余分なものをそぎ落とし、ことの本質を見定めようと試行錯誤を続けた父の生き方。

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雑煮の味とともにそんな思いも一緒に伝えていきたい。
でもそれには自分自身がそういう生き方をちゃんと受け継いでいかねばならないわけで。

2016年、新春。
そんな生き方をあらためて志すことが、今年の僕の抱負なのかもしれません。

残念なことがひとつ。
小松菜雑煮については毎年FBでも触れてきました。
同じように小松菜雑煮で育ったイトコのエンタは必ずコメントを書いてくれた。
それが今年からはもう無くなってしまう。
エンタもまた「ゼロからの旅路」を歩み、余分なものをそぎ落としながら生きてきた男だった。
エンタが亡くなって間もなく1年。
年の初めだからこそ、彼に思いをはせることとします。

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