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2015.11.14

電話定期便 ふるさとへ

久しぶりに函館のおふくろと電話。
体は相変わらず動かないが、口は達者。
ひところはそれすらもおぼつかない状態だった。
弟の同級生だった勝谷司教が旭ヶ丘の家でミサをあげた話を嬉しげに語る。
そういえば高校生だった勝谷司教は我が家にも遊びに来てた。
親父と議論を交わしたり、ギターを弾きながらみんなで歌ったこともあった。
返す刀で妹の近況を尋ねられる。
    アイツは会社のイベントがしょっちゅうあって
   たいした忙しそうだよ
と伝えても理解できない様子。
イベントを「大売り出し」と翻訳して話したら、やっとのみ込めた様子。
なんでもかんでも横文字にしてしまう風潮はいつから始まったんだろうね。
和製英語のうすっぺらさを語ってみても、自分もまたその和製英語をなんの疑いももたずに使ってる。
「ライブ」「コンサート」なんてね。
こんな他愛のない話でおふくろへの電話定期便は始まり終わる。
でもそれがいいんだろうな。
ちょっと哀しいのは最後の言葉。
   ありがとう
   さいなら
そういわれると胸がきゅっと痛くなる。
昔からおふくろの決まり言葉は
   がんばんなさいよ
だった。
子供の頃から言われ続けてきた言葉を最近聞くことができない。
函館と埼玉の距離。
会いたいときに会えないもどかしさ。
おふくろのあきらめと淋しさがにじんでるような気がして、ちょっと切ない。
   がんばんなさいよ
この言葉を今は僕が口にしている。
自分自身に、
そしておふくろに。

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