おーるどたいむ de ライブ with my friends 2015春

季節ごとにやっている「おーるどたいむ　de ライブ　with my friends」。

今回のゲストプレーヤーは紡音（つむぎね）の皆さん。

マンドリンとギターのアンサンブルを聴かせてくれるインストメインのユニットです。

実は以前からこのユニットに出演していただきたかったんで、とっても楽しみにしていました。

「おーるどたいむ de ライブ」はこれまでギター弾き語りのゲストでした。

初めてインストグループの出演。

新風を吹き込んでもらえました。

1部は「紡音」のステージ。

宮島ご夫妻によるリリカルなマンドリンの音色の間隙をぬって重なっていくダックさんのギターの音色。

さわやかで気持ちよかったな。

2本のマンドリンも宮嶋ご主人の弾くメロディラインに、ももっちさんの安定したトレモロがとってもいいアンサンブル。

マンドリンとは違うメロディーラインで音を重ねていくギター。

気持ちよかったなぁ。

ダックさんの歌も味があり、胸にしみるものがありました。

実は宮嶋夫妻とは3年ほど前まで蒲生の美容室でやっていた「すみれコンサート」にレギュラー出演をしていただいていました。

当時はまだ結成まもなく、演奏するのに一生懸命って感じでした。

それが3年の間にたくさんの場を踏んできたとみえ、見事な演奏っぷりでした。

「すみれコンサート」を思い出しながら、２部のオープニングに３人で「星のフラメンコ」を。

うれしく、懐かしい共演となりました。

第２部はMartin古池のソロステージ。

今回のテーマは２つありました。

「３．１１」からまる４年。

どうしてもこのことに触れておきたかったんです。

キーワードは「ふるさと」。

いろんな角度からふるさとのことに触れたかったんです。

単に震災のためふるさとを離れざるをえなかったということではなく、
自分を生み育てた土地や人たちとの関わりという視点でとらえたかったんです。

そうすることで「震災」というライブとしては重たいテーマに普遍化し共有できるんじゃないかって思い…

「春を待つ少女」～「海に向かって」～「谷間の春」などをしゃべりながら歌い進めました。

誤算がひとつありました。

お客様方ががっぷりと組み付いてくれたことです。

できるだけ軽いタッチで歌いしゃべることを心がけたんですけどね。

このテーマの〆の歌として「永久欠番」を用意していたんですけど、急きょとりやめ。

「残された者たちにとって去って行った人は永久欠番」というこの歌。

先日亡くなったイトコのエンタの歌「僕の星まで」につなげたかったんですが…。

見事失敗。

ふたつめのテーマは「旅立ち～別れそして出会い」

40年前ふるさとを飛び出した自分のスタート地点をふりかえる。

毎年必ずやっている恒例のテーマです。

函館山を眺めながら星を数える「僕の星まで」を皮切りに、

「青春の歌」～「こうき心」～「浪漫鉄道」で夢や憧れと不安のはざまをゆれる心。

飛び出していった息子をおもんばかる親父の歌「案山子」。

幼馴染との再会を願う「さくら」（ミツダイ）

そしてふるさとを飛び出し街に出て40年。

いまだに夢の半ばにある「旅の途中」とつないでいきました。

そして「勝手にアンコール」は恒例のオールドタイマーズとの共演で「さよならが云えない」

やはり最後はこのブルーグラス曲でなければしまらない。

あっという間に走りさった２時間半でした。

足を運んでくださったお客様に心感謝！

いつも気持ちよくライブをさせていただく「おーるどたいむ」のマスターとママさんに感謝。

気持ちのいい演奏を聞かせてくれた「紡音」の皆さんに感謝。

オールドタイマーズの椋野さん、藤田さんに感謝。

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次回の「おーるどたいむ de ライブ　with my friends」は夏の予定です。

ゲストプレーヤーはアコースティック・ブルースの「ゆんぴょうグループ」です。

１５年ほど前、なんちゃってブルースバンドを一緒にやっていた旧友たち。

４人のうち３人はKP印刷時代の元同僚たち。

懐かしい再会ライブにいまからワクワクです。

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