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2014.12.29

2014年の音楽活動をふりかえって

年間を通したライブ・コンサートの回数は67回だった。
月に5~6回、あちこちで歌っていた計算になる。
これが多いのか少ないのかはわからない。
4~5年前には年間100回くらいやっていたことを考えれば減少傾向ともいえる。
1年間の浪人生活を経て再就職をしてから心身ともに、そして時間に余裕がなくなった。
それを考えればこれが精一杯ともいえる。
物理的に余裕が無くなったことが音楽活動の支障を与えていることは紛れもない事実。
ひとつに充分な稽古ができなくなった。
充分な稽古ができないということは新しい歌を覚えられないということにつながる。
ひとつひとつのライブに充分な準備をして臨むこともできなくなった。
たしかにそれはマイナスな要因だと思う。
けれど必ずしもマイナス要因だけというわけではないと思っている。
新しい歌を覚えられないけれど、その代わりに長年歌ってきた歌を大切に歌えるようになった。
以前からのアレンジを踏襲しながらも、精度を上げることが出来るようになった。
同じ歌でもアレンジを変えて歌えるようにもなった。
ひとつひとつのライブ準備は不充分でも、いくつかのライブをグループで捉えることが出来るようになった。
季節ごとに期間を区切ってその間のライブを一連のものと捉えるのだ。
たとえば一番自由度の高い「朝市コンサート」で季節のはじめの歌を歌う。
この時は従来のアレンジのままに歌う。長年慣れ親しんだ歌だからいきなり歌っても形にはなる。
次に「お好み焼きの三貴ライブ」などで別のアレンジに挑戦する。
それをベースにして「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」で仕上げる。
次の「朝市コンサート」では季節も巡っているから選曲を微妙に変えて同じことをくりかえす。
人間の細胞が少しずつ入れ替わっていくように、歌も少しずつ入れ替わっていく。
2~3ヶ月経つと季節が完全に入れ替わり、歌も入れ替わる。
新しいアイデアやアレンジは散歩をしていると自然にわきあがってくる。
湧いては消えるアイデアで記憶に残っているものを限られた稽古時間の中で形にしていく。
この1年でこういう流れが出来上がったことはプラス要因と考えてもいいんじゃないかと思う。
この一連の流れを円滑に進めるには今以上のライブ回数はとうていできそうにない。
僕はこの流れのことをライブ準備のPDCAサイクルとよんできた。
共同印刷在職時代に慣れ親しんだQC(品質管理)的思考方法だ。
Plan→Do→Check→Actionの頭文字だ。
プランを練って(稽古をして)→実践する(ライブ本番)→その出来を確認する→問題点の修正と良かったところ固める(稽古)
それをベースに次のプランをたてる→Do→・・・・。
今年は限られた時間なりに面白いようにPDCAの輪が回った。
気をつけたことがひとつだけある。
ライブは決して「品質管理」的な思考でははかれないということだ。
ライブの準備ではPDCAの輪をきっちりやったとしても、実際のライブ本番では流れに身をまかせるように心がけた。
お客さんとのキャッチボールを通して触発されるインスピレーション。
そこから生まれる「化学変化」こそがライブの真髄だと思うからだ。
だから予定通りに運んだライブはただの1回もなかった。
けれどライブ後の充足感は大きかった。
視点を少し変え、数字に見る今年のライブ活動の傾向を考えてみる。
年間67回のライブのうち85%は地元越谷近辺でのライブだった。
また70%は単独ライブだった。
もともと地元志向が強かったし、長年ソロ活動をやってきたわけだからその延長上にあると言ってしまえばそれまでだ。
多分レギュラーライブと位置づけている越谷市場でのコンサートやお好み焼き屋さんでのライブ、そして喫茶店でのライブ。
これらが活動の軸として完全に定着した。
そのことが大きな要因だと思う。
「朝市コンサート」や「お好み焼きの三貴ライブ」は今年10年目に入った。
「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」もまる5年になった。
レギュラーライブの準備でPDCAサイクルを回すことができたおかげで、それを基礎に他のライブに波及させることができたように思う。
「おーるどたいむ de ライブ」も年3回~4回で軌道に乗せることができた。
「デイサービス・さんすまいるコンサート」も隔月ですっかり定着した。
声をかけていただき参加させてもらう企画ライブはめっきり数が減った。
同じように友人たちのライブを観に行く機会も大幅に減った。
(不義理を重ねている音楽友達には申し訳なく思ってはいるが、物理的に余裕がなくご容赦を)
それでもたまに声をかけていただき参加する企画ライブではいろんなミュージシャンのステージに接することができる。
そこからいただく刺激は大きなものがある。
(参加回数が少なからこそ新鮮で、また勉強になる)
再就職後3年。
試行錯誤の末ようやっと今の暮らしの中でできる音楽活動の形が見えてきた2014年だった。
これが今年の最大の収穫だったように思う。
おそらく当分こんな感じの活動が続いていくんだと思う。(そうならざるを得ない)
今年還暦という節目を迎えることができた。
これまでの活動をベースにしつつも、ひとつステップアップできたように思う。
来年も螺旋階段のようにゆっくりと昇っていきたいものだ。

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2014.12.14

あらためてご案内 「おーるどたいむ de3 ライブ」

「おーるどたいむ de  ライブ」まであと一週間にせまりました。
準備を始めてから時があっという間に過ぎ去り、季節はどんどんうつろいます。
秋風は木枯らしにかわり、冬のにおいがまぎれみ…。

今回の「おーるどたいむ de ライブ」はゲストプレーヤーにマッキー星野さんをおむかえします。...
札幌生まれのマッキーさん。
函館生まれのMartin古池。
二人の道産子シンガーがお届けする 今回のライブ。

僕は原点・北海道を意識したステージになりそうです。
題して「雪の降る街を~通り過ぎるは思い出だけではない」
この季節にしか歌わない唄も多くなりそう。

お近くの方、お時間おありの方、、、
ぜひともお運びを。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12月20日(土) 18:00 開場  18:30ごろ 開演
Live cafe おーるどたいむ
  東武スカイツリー線 北越谷駅 東口 徒歩10分
  越谷郵便局真ん前
  http://oldtimemk.exblog.jp/
1部 マッキー星野
2部 Martin古池
¥1000 (1ドリンクつき)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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2014.12.02

2014年12月 ライブ・コンサート予定

12月13日(土)  朝市コンサート

             時 間   8:30~10:30
             場 所   越谷市場
             地 図   

             ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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12月19日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

             時 間   21:00~23:30
             場 所   「お好み焼きの三貴」
                      東武伊勢崎線 新越谷(東口)
                      武蔵野線 南越谷(南口)
                       各徒歩5分
              地 図   

2012

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12月20日(土)  さんすまいる・コンサート

             時 間   10:00~11:00
             場 所   デイ・サービス さんすまいる

             ★蒲生の街のちいさなデイサービスに
               ご老人をはじめ、小さな子供たちと過ごす
               小さな小さな音楽会

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12月20日(土)  おーるどたいむ de ライブ with my friends

             時 間   夜 6時半ごろゆるりとスタート
             場 所   Live cafe おーるどたいむ
                      東武スカイツリー線 北越谷駅 東口
                      徒歩10分 越谷郵便局向かい
                      http://oldtimemk.exblog.jp/
             出 演   1部 マッキー星野 : 2部 Martin古池
             木戸銭   1,000円 (1ドリンク付き)

           ★今回のゲストプレーヤーはマッキー星野さん
             ふたりの道産子シンガーがお届けするそれぞれの世界

De
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12月27日(土)  朝市コンサート

             時 間   8:30~10:30
             場 所   越谷市場
             地 図   

             ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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