三世代そろい踏み 「さんすまいる・コンサート」
3回目ともなると楽しみに足を運んでくださるようになり、うれしいかぎりです。
今回も十数名のご老人と、2人の子供達が。
夏の終わりを意識して、「真赤な太陽」「恋のバカンス」「恋の季節」といった歌から入りました。
最初から口ずさんでくれます。...
このへんの歌は僕が小学生、中学生に頃の歌なんだけどね。
僕たちの体にしみこんでいるように、ご老人たちにもしみこんでるんですね。
昭和・流行歌の強みですね。
シンプルであるがゆえの強さ。
歌としての息の長さ。
幅広い世代に渡って親しまれていたこと。
引き続き函館出身の歌い手シリーズ。
「銀座カンカン娘」(高峰秀子)、「夕焼けトンビ」(三橋美智也)、「与作」(北島三郎)。
函館には縁もゆかりも無い蒲生の老人たちです。
でもこの夏、故郷•函館に帰ったことを話題にリードしていきました。
パーソナルな話題でもそこになにがしかの共通性•普遍性があれば共有できるものです。
ここでターゲットを子供達に転じます。
絵本「おつきみどろぼう」の読み聞かせ。
すいよせられるように絵本に見いる子供達。
間髪入れず「おつきみどろぼうの歌」。
さらに「蚊の歌」〜「おばけの歌」。
お子様ソングの最後は「おじいさんの古時計」。
視点を子供を見つめる親の立場に移して「私の子供達へ」〜「生命(いのち)」。
さらに視点を大人たちが子供だった頃に移し「少年時代」。
最後は「上を向いて歩こう」の大合唱で〆ました。
3世代に渡る客層。
それぞれの世代の視点を行ったり来たりしながらのおしゃべりと歌は『さんすまいる•コンサート』ならではでした。
3世代が時間と空間を共にするコンサートではそれぞれの世代の視点から他の世代をおもんばかるという風なあんばいにしたかったワケで…。
しかもたえず立ち位置を変えながらね。
どうにか意図通りの展開になったようです。
くたびれたけど、充足感あるひとときでした。
あ
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