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2013.12.31

年内最後の演奏は「朝市・年の瀬コンサート」

年内最後のライブは「朝市コンサート」。
さすがに大晦日前の市場開放デイ。人のでが多い。

魚屋のじいさんから丁重なるクレーム。
「すまん、兄さん。もうちょっとボリュームをおさえてくんねぇか」
人混みと喧騒に自分の出す音が聴こえず、知らずのうちにボリュームが上がっていたようだ。...

商売との共存。
いつも心がけていたんだが、失敗失敗。
市場でのライブの難しさだね。
ちょっと休憩し、気を取り直して2部。
淡々と歌い、今年の歌い納めとした。
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帰りがけ、あちこちのお店から声をかけられる。
ご苦労さん
来年もまたいい歌聞かせてよ
ありがたく、うれしかった。

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「朝市・年の瀬コンサート」のあとは「喫茶いずみ」が毎年のお約束。

僕の越谷での音楽のスタートは「いずみ」だった。
故・鶴岡マスターと深夜のセッションに明け暮れた。
初めて食事のお客さんを前に歌ったのもここだった。
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...
あれから30年。
マスターもママも鬼門に入り、2代目が頑張ってる。
店も改装し今風の洒落た喫茶店に。

それでもあの頃のようにカウンターに腰を降ろす。

「マスター、今年も無事に終わったよ。あんたと作った『オールマイティ・ストリート蒲生』も歌ったよ」

そう報告するのが年の瀬の僕の習わし。

 

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2013.12.22

道草・寄り道 大忙しの 「ウィンターライブ at Score (スコア)」

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久しぶり、ほんとうに久しぶりに大宮の「洋風酒処 Score」でのソロ・ライブでした。

ここでのライブは毎回筋書きなしのぶっつけ本番。

いや筋書き、プログラムや選曲リストはある程度あるけれど、その通りにいったためしがないのです。

お店の常連さんが主なお客様。このお客様とおしゃべりしながら進めていくスタイル。

おしゃべりのゆくえによって選曲がどんどん変わっていく。

だから大雑把なライブテーマから外れぬように、きわめて「自由」に進めていくのが常です。

この「自由」ってヤツが実はなかなかのクセモノ。

お客様が聴きたいだろうなと思う歌を予測して歌い始め、その結果次の歌が決まる。

歌い手の自分が好きで歌える歌と、聴き手・お客様の聴きたい歌をおしゃべりしながらすり合わせる。そして瞬間的に次の曲を選択する。

選択肢がたくさんある分「自由」。

でもステージの流れをとぎらせぬよう、大雑把なテーマから外れぬよう、あるいはいつでも戻れるように1曲を選択するってえのはなかなか難しいワケで…。

これを1曲ごとにくりかえしながらステージは進みます。

道草、寄り道、あっちへ行ったりこっちへ来たりが「Scoreライブ」。

いわば「井戸端ライブ」で、これが楽しい。

適度な緊張感と、お客さんの優しさがなきゃうまくいかないように感じます。

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1部はお客さんがおなじみさんばかり7~8人。

こじんまりと、ゆったりとしたおしゃべりの中で歌い進めます。

アットホームを絵にかいたようなまったりステージです。

冬をテーマにうたい進めます。

なにを歌ったかは忘れてしまうほどいきあたりばったり。

エンディングをどうやってしめようかと考えてるとお客さんの方からヒントが。

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せっかくテンガロンハットかぶってるんだから
カントリーをやってよ

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買ったばかりのテンガロンハットが役に立ちました。

Goodmorning Snshine
Ground father's Clock (おじいさんの古時計)
我が心のジョージア

で1部はしめます。

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まったりムードがすっかり固定した2部のスタートは

銀座のカンカン娘

一転してクリスマス特集へ。

ホワイトクリスマスをしっとりと歌い始めます。

ここで「異変」発生!

ドアが急に開き、どやどやと7~8人のおじさんたちが入ってきました。

声のトーンは高く明らかにいっぱい気分。

ライブをやってることを知らずに誰かの紹介だといって奥のカウンターに陣取ります。

ライブをやってることにおかまいなし。

ゆったりしていた店の空気は一転して彼らの声高のしゃべり声に埋めつくされます。

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さぁて、どうしたもんか

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ブルー・クリスマス~十字架に帰ろう(Back To The Cross)と歌いすすめながら、
意識の半分は新しい展開への対応を考えます。

すでに出来上がっていたまったりムードに身をゆだねていた1部からのお客さんは迷惑そうな、不快そうな表情。

新客の方々はライブ中と知ってきたわけじゃないし
すでに酔ってるから場の空気を読み、声高おしゃべりを自粛するのもまず難しいワケで。

新しく入ってきた飲み客を黙殺し、それまで通りに続けるのは得策じゃないと思いました。

そこでアンテナを新客にむかってはります。
年の頃、50代と思われます。
なにかわからないが、共通の目標をもっておられる方々の集まりのようです。
アンテナにひっかかった単語は「タクロウ」。
年代や風体からしてGrayのタクロウじゃないっしょ。
ここはやっぱり吉田拓郎でしょう。

てなわけで拓郎の「雪」を。

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「猫」が歌ってヒットしたけど、もともとは拓郎の歌なんですよね

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とかなんとか言いながらね。

これがはまりました。

オレ、拓郎大好き!
ほとんどの歌知ってるよ

と、頭に黒タオルを巻いたガタイのいいおっさん。

猫の「地下鉄に乗って」やってよ

と別のインテリ風のおっさん。

そこで、

外は白い雪の夜 (吉田拓郎)
各駅停車 (猫)

と2連発。

これがいい感じに決まり、くだんのおっさんたちも井戸端ライブ構成員の一員に。

2部はにぎやか(やかましいといった方が正確)、ハイテンションな雰囲気になりました。

これはこれでまた楽しい。

ちょっと険しい表情だった1部からのお客さんの顔もゆるんできて…一安心。
(ああ、よかった)

場の空気が変わったところで、あとは自分のペースで強引に進めました。

最後は1部同様アップテンポなカントリーを数曲。

お客さんの手拍子付きでいい感じ。

アンコールに「大空と大地の中で」をみんなで歌えるようにさりげなく先導(扇動?)。

いい感じで終えることができました。

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道草・寄り道のライブはこれほど楽しいものはありません。

うまくいかなければ、悲惨な結果に終わるけど…。

ほっと胸をなでおろした「ウィンターライブ at Score」でした。

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Score HPに掲載された記事です

ネーミングがすてき 「マーチン小池 哀愁ライブ」 ですって!
なんかいいな。
思わずよぎったのは「哀愁列車」のメロディでした!

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2013.12.15

レギュラーライブとスペシャルライブ

これから「朝市コンサート」。
ずいぶん久しぶりのような感じがする。
前回は旗日で市場がお休みだったからね。

先週の「おーるどタイム de ライブ」や来週の「Score ウィンター・ライブ」がスペシャルライブだとすると、
「朝市コンサート」や「お好み焼きの三貴ライブ」「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」はレギュラーライブ。

スペシャルライブではテーマを決めてそれに沿った形でステージを進める。
反面レギュラーライブではこだわりなく、淡々粛々と進めることができる。
その時々にうたいたい歌や、場の雰囲気に合わせて自由自在というのがいい。...
おもいのままって感じだ。
逆に言うと1曲単位の積み重ねがレギュラーライブ。

今日は冬の歌を蔵出ししつつ、気ままにランダムに歌いたい。
そこから来週の「Scoreウィンターライブ」のテーマや選曲を探っていければいいかな。

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そして「朝市コンサート」を終え・・・。
手応えあり!
冬の歌ばかり、2時間びっちり。
何十年も歌いつづけてきた歌ばかりだから、蔵出ししてすぐに歌えるのがうれしい。
気持ちよぉく歌わせてもらった。
お客さんの反応も上々。
本日のできごと。

前の勤め先KP印刷の後輩とばったり。
今の勤め先の同僚とこれまたばったり。
「噂には聞いていたけど……」だって。
ちょいと照れくさ!

西方の自治会から新年会演奏のオファー。
地元の市場で唄ってるとこういうオファーが時々ある。
ありがたいことです。

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2013.12.08

【記録】 おーるどタイム de ライブ。 山本熱史さんと。

Photo

ライブ終え、一夜明けて小春日和の綾瀬川沿いにゆっくり、ゆっくり散歩をします。

大きなライブを終えた後の大切な儀式のようなもの。

歩きながら、ライブの一部始終を牛のように反芻します。

うまくいったこと、いかなかったこと
お客さんとのやり取り
共演してくれた山本熱史さんとのかけあい
オープニング・アクトのWindy Wagon
エンディング・アクトのおーるどタイマーズとのセッション

一つ一つを思い浮かべながら、思います。

楽しかったなぁ

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5回目を迎えた「おーるどタイム de ライブ」。

毎回ゲストプレーヤーをお招きし、対バン形式でやってきました。

今回のゲスト・山本熱史さんとは対バン形式ではなく、
二人でおしゃべりをしつつ舞台を進めていくトーク&ライブ。

それぞれの音楽やギターとの出会いや、歩んできた道のりを語る。

エピソードにまつわる曲を歌ったり、演奏したり。

2人が共通して好きな音楽、カントリーミュージックが軸。

熱史さんはチェット・アトキンスの影響が強く達者なギャロッピング奏法で演奏します。

僕はブルーグラス・テイストの強いカーター・ファミリー・ピッキング。

互いの個性を引き立たせつつも、カントリーミュージックという共通項で結ばれている。

そんな感じのステージをめざしました。

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うれしいことにたくさんのお客様が足を運んでくださりました。

「街角ライブ」時代、毎週のように来てくれていたMちゃん親子とそのお友達。
(当時高校生だった娘さんがすっかり見事なレディに成長していました)
「お好み焼きの三貴ライブ」に時々来てくださる方。
「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」のご常連Tさん。
数年来の音楽友達・あるさんや夢乃ちさこちゃん、そしてhiromiさん。
20年来お世話になっている楽器屋さんの店長やギター担当Sさん。
そしておーるどタイムのお客さんや常連さん。
清津峡仲間でもあるみやこちゃん。
妹は今回も来てくれました。
そして熱史さんも僕も師と仰ぐ、カントリー歌手・トミ藤山さん

おなじみの方々に囲まれて歌えるってのはありがたいものです。

多少わがままな選曲も許してくれますしね。

普段のレギュラーライブではまず居合わせたお客さんありきの選曲やステージ運びになります。そこから少しずつ自分の方向に軌道修正していくのがいつものパターン。

自分の好みの歌を最初っからメインにしてもオッケーってのは、めったにないだけにとてもうれしい。

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アットホームな雰囲気に甘え、ちょいとおしゃべりが過ぎたきらいもありますが・・・
最後まで(長時間!)つきあってくださった皆様には感謝です。

そして応援に来てくださったトミ藤山さんが歌ってくださったのはうれしかったなぁ。

実は今回僕はトミさんの書かれた「Good Morning Sunshine」というヨーデル曲を歌いました。

ご本人の前で歌うのはとても緊張しました。
トミさんとの出会いのおかげでいろんなことを学ばせていただいている。

その感謝とリスペクトを込めてどうしても歌いたかったんです。

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2回目の熱史さんとのトーク&ライブ。

とても楽しいひとときでした。そしてまだまだ手探りのライブ・スタイル。

またいつかどこかでやれればいいなぁ。

その時はさらにこなれたものになっていくように思います。

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妹が撮影してくれた写真です。
中央右はトミ藤山さん。
右下はエンディング・アクト。おーるどタイマーズとのセッションで「さよならが云えない」

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オープニング・アクトはWindy Wagon(熱史さんとたまさん)

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ライブを終えてトミ藤山さんと。

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2013.12.03

2013年12月のライブ・コンサート予定

12月07日(土)  おーるどタイム de ライブ 2013 冬
            Martin古池 with my friends

                            時 間   夕方 5:00~8:00
             場 所   live cafe おーるどタイム
                    http://oldtimemk.exblog.jp/
             出 演   山本熱史 & Martin古池
             木戸銭   \1000 (1ドリンクつき)

Devol5_withカントリーミュージックという視点から、それぞれの音楽の移り変わりを語り合いながら歌う。
トーキング・ライブの第2弾。
お相手はギャロッピング・奏法の名手、山本熱史さん。
さてさてどんな展開になることか。

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12月14日(土)  朝市コンサート

             時 間   8:30~10:30
             場 所   越谷市場
             地 図   

             ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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12月20日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

             時 間   21:00~23:30
             場 所   「お好み焼きの三貴」
                      東武伊勢崎線 新越谷(東口)
                      武蔵野線 南越谷(南口)
                       各徒歩5分
              地 図   

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12月21日(土)  Winter Live at Score 

            時 間   19:30頃~
            場 所   洋風酒処 Score (スコア)
                    http://gakuondan.com/access2.html
            出 演   Martin古池
            木戸銭   ご飲食を!

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12月28日(土)  朝市忘年コンサート 2013年歌い納め

             時 間   8:30~10:30
             場 所   越谷市場
             地 図   

             ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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