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2013.10.12

よみがえる記憶 朝市コンサートでの一幕

20131012

今朝の朝市コンサートでの出来事。

一昨日、妹の結婚記念日のFB記事を読んだ。今年真珠婚だそうだ...

子供のころからおてんばで男の子を引き連れて遊びまわる娘だった
(本人は否定するだろうが、オレは覚えてる)

そんな妹の結婚式の披露宴でオリジナル古池ファミリーで数曲演奏した。
父親のハモニカ、弟と僕のギターと歌。そして当時3歳の僕の長男がステージでゴンボほった(駄々をこねた)。
親子三代による「共演」だった。

Photo

そんなことを思い出しながら、「妹」を歌う。
歌っているうちに思わず胸の奥がつまる。鼻にツーンときてちょっとヤバい感じに。
なんとか歌い切ったが、本番で感極まるなんて久しぶりのこと。
(稽古中に歌いながらいろんな思いが去来し胸の奥が熱くなることはある。涙腺も緩み歌えなくなるなんてことはよくあるんだが・・・)
.

     妹よ あいつはとってもいいヤツだから
     どんなことが あってもがまんしなさい
     そうして どうしても どうしても
     どうしても ダメだったら
     帰っておいで 妹よ
.

この歌詞はアニキにとっちゃとてもヤバい!

おかげさまでこの30年、妹は帰ってくることもなく(帰られてもコマル)
無事過ごすことができたようだ。
しかし三つ子の魂百までも。
おてんば娘のことだから、それなりにいろいろあったかもしれない(僕は知らないが)。
それでもここまでやってこられたのは、ひとえにご亭主のおかげだろう。

30年という時間。
過ぎてしまえばあっという間。
でもその時々でいろんなことが起きては過ぎてゆく。

妹の結婚式、子供に初めて涙を見せた父親は20年前に亡くなった
ひとり気丈に頑張ってきた母親も衰えが激しい。
そしてステージで僕の足にしがみつき駄々をこねた長男は来月結婚式を迎える。

その結婚式で僕は歌うことになっている。
妹の結婚式にやった「秋桜」を再び歌うかもしれない。

「妹」を歌いながら30年間の自分と家族たちに流れてきた時間が一瞬のうちによみがえり、去っていった。

それぞれの時、一つ一つできごとには多くの思いが詰まっている。
そこにいたる因果関係の積み重ねの結果。
それがさらに原因の一つになり人生はとうとうと流れていく。

そんな幾重にも折り重なった思いが一瞬のうちに凝縮されてよみがえる時がある。
重層的な思いを言葉で語ることはとても難しい。
でも歌にはそんなことをいとも簡単にやってのける力があるようだ

歌ってる本人にその一瞬がやってきたんだろう。
今朝の「朝市コンサート」、ものの見事にやられてしまった。

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