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2013.10.31

たまにはお散歩の記事でも

今日の早朝散歩は綾瀬川まで足を延ばしました。
越谷と草加の境目を流れる綾瀬川は遊歩道として整備される前によく走っていました。
土や草の感触が足の裏に心地よく、クロスカントリー走にはもってこい。
なによりも人に出会うことがほとんどなく、自分と会話しながらのゆっくりJOGには最高でした。

今はすっかり整備され、ここを訪れる人も増えました。
そして僕はもうかけあしではなく、長距離散歩の人になっています。
...
今日は散歩というよりも、昔を思い出しトレーニング的な歩きをやってみました。
両手にストックを持ち、ストライドは狭く、ピッチをあげての歩き方です。
両手の振りと足裏の円運動(かかとから入り、つま先に向かって円運動。最後は地面を蹴るように抜いていく)。
そんなことを意識しながらびっちり2時間。
久しぶりに身体を追い込んだ気がします。
反面、秋の空気や景色を楽しむ余裕はまったくなく・・・。

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僕が走るのを止めたのは(辞めざるを得なかったのは)、長引く足の故障のせいでした。
治っては傷め、傷めては治し。
そんなことを何年もくりかえすうちに、すっかり走ることができなくなったのです。


ちょうど厄年の頃でした。
父を失い精神的にもアンバランスな状態が続いていました。
仕事も忙しくなり、体重は一気に増え、スポーツとはおよそ無縁の暮らしが何年も続きました。

「もう走れないけど、歩くことはまだできるはずだ」

そう思い直したのは、右足の骨折をした時です。
リハビリの第一歩は三本足歩行=「松葉杖ウォーキング」から始めました。
公園の遊歩道を30分~1時間ほど歩くのです。
最初はよたよた歩きでしたが、1か月も続けるうちに、普通に歩くよりもはるかに高速で歩けるようになりました。(なんてったって3本足ですから)

骨折が完治してからも歩くことは習慣となりました。
松葉杖はストックに変わりました。(ノルディック・ウォーキングというやつです)

でもトレーニング的に追い込む歩き方よりも、ゆっくり自分と会話しながら歩く方がすっかり心地よくなっていき・・・。
今ではすっかりお散歩おじさん。

今日久しぶりに歩いた綾瀬川。
景色はすっかり変わってしまったけど、たまには昔のように追い込んでみるのもいいもんだと感じた次第です。
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骨折してた頃が懐かしくなり読み返してみました。

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渡辺陽子さんのオートハープ・ライブ

「おーるどタイム」でのアメリカン・ミュージックのルーツをたどる旅。
蓄音機コンサートに並び、もう一つの目玉。
渡辺陽子さんのオートハープと歌のミニライブ。

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カーター・ファミリーなどの歌を堪能させてもらいました。
陽子さんは、北海道江別在住。北海道を中心に活動されている大先輩。

昨年「おーるどタイム」でライブをされて以来、陽子さんの演奏にすっかり魅せられてしまいました。...
オートハープの音色は時にはげしく、時にやさしく。
マザー・メイベル・カーターを彷彿とさせる歌声はどこまでも淡々と。

アメリカン・ミュージックのルーツをたどる旅。
しっかり堪能させてもらいました。


P.S
隣の席にやぎたこのお二人が聴きに来てました。
同じくアメリカン・ミュージックのルーツを演奏されるやぎたこ。
来年の1月、ここ「おーるどタイム」でライブをするそうです。


昨日の金田拓三さんの日本文学の朗読会。
今日のアメリカン・ルーツ・ミュージックのコンサート。
じっくり充電させてもらった休日でした。

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おーるどタイムで聴く蓄音機によるオールドタイムミュージック

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蓄音機の音に圧倒されました。
2台の蓄音機。
1台はエジソンが発明したものと同じドラムシリンダー(っていうのかな)の蝋に音を刻み込むヤツ。
初めて見ました。

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もう1台は子供の頃、子供の頃通ってた白百合幼稚園にあったのと同じような
ターンテーブルにSPレコードを乗っけるヤツ。

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どっちもゼンマイを動力にしてドラムやターンテーブルをまわしてます。
ラッパのでかいヤツを通して音を拡声していく。
つまり電気をいっさい使ってないんです!...

なのに、なのに、なんなのこの臨場感!
目を閉じるとすぐ目の前で演奏しているみたい。
なまなましくて、なまめかしくて・・・。
音に奥行きがあるばかりでなく、一つ一つの音がしっかり出るんですぜ!

カーター・ファミリーやジミー・ロジャースやハンク・ウィリアムスやモンロー・ブラザースや・・・。
LPもCDもおんなじ音源を持ってます。
なのに、なのに、どうして?
ラッパから流れる音が音がまったく違うのは!
この音を聴いちゃうとCDの音が安っぽく感じられちゃうのは、決して僕だけではないはず。

なまなましい音を聴きながらアメリカン・ミュージックのルーツをたどるコンサート。
素晴らしかった!感動しました!

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2013.10.27

2013年 11月 ライブ・コンサート予定

11月09日(土)  朝市コンサート

             時 間   8:30~10:30
             場 所   越谷市場
             地 図   

             ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

11月10日(日)  青柳会

             ニュートーキョー F  La Stella
          12:00~14:00

 

函館市立青柳小学校の東京在住同窓会。
初参加であります。
バガーマン馬場先輩のお達しによりミニコンサートを、
というかほとんど井戸端ライブ的な感じになりそうで・・・
楽しみなんだゎぁ!

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11月15日(金)  お好み焼きの三貴ライブ 

             時 間   21:00~23:30
             場 所   「お好み焼きの三貴」
                      東武伊勢崎線 新越谷(東口)
                      武蔵野線 南越谷(南口)
                       各徒歩5分
              地 図   

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11月17日(日)  喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

 時 間  14:00~16:00 (詳細は後日)
             場 所  tea room JUNE
             地 図  
             出 演  Martin古池

             ★昭和の香りただよう喫茶店で
               昭和を彷彿させる歌の数々を

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11月23日(土)  朝市コンサート

             時 間   8:30~10:30
             場 所   越谷市場
             地 図   

             ★越谷の台所「越谷市場」で毎月第2、第4土曜日

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11月23日(土)  アラ還フェスティバル 2013 
             ~今日までそして明日から

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☆「唄の驛」の友人oakboyaさんからお誘いを受けました。同じく「唄の驛」の盟友、ふく助さん、るびんさんと共に出演いたします。

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11月24日(日)  Jigger Bar DEDE ライブ

 

2013年11月24日(日) 会場; 東十条『Jigger Bar DEDE 』Vol.15
開場;   16:30  開演; 17:00~ 
出演;   昇輝・中井一夫・古池雅彦
チャージ;  1,500円(ワンドリンク込み)
TEL;080-4204-0155 
住所; 東京都北区東十条4丁目12-2 
☆昇輝さんからお誘いを受けました。
初めての場所で右も左もわかりません。
共演のおふたりの演奏も初めて聴かせていただきます。
さてさてどんな展開になるものやら…。

 

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12月07日(土)  おーるどタイム de ライブ with my friends

             時 間  17:00~19:30
             場 所  live cafe おーるどタイム
                                           東武伊勢崎線 北越谷 東口 徒歩10分ちょい
                    越谷郵便局本局 真ん前
             出 演  山本熱史 & Martin古池
                   口開け Windy Wagon
             木戸銭  1000円

★今回は山本熱史さんをお招きしてのライブ
先日GINZA TRILL でやった対談形式のライブを越谷でも!
二人の歩んで来た音楽人生の熱いトークを交えながら、
昭和歌謡からカントリー、スタンダードと懐かしい曲をお届けします。
今回はどんなコンセプトになるのか。
楽しみです。
        

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2013.10.26

金田拓三さんの朗読会に参加して

大雨に見舞われはしたものの、風の影響もないまま台風は日本列島を遠ざかっていきました。

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台風一過。

蒲生の街をぶらりと散歩がてら、レストラン「ひよこ」で行われた金田拓三さんの朗読会に参加してきました。

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金田拓三さんは俳優、故・金田龍之介さんの息子さん。

ご自身も俳優であると同時に地元越谷を中心に様々な活動をされています。

数年前に奥様が「すみれコンサート」に2度ほどいらっしゃり、最近では「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」には拓三さんとともにいらしてくださりました。

同じ越谷在住、地元に根ざした活動を志すという点で意気投合しました。

福島から避難されていた人たちに拓三さんの朗読と僕の歌をお届けする企画なども立ち上げていました。(避難されていた方々が無事福島に帰られ、この案は消えました)

以前から拓三さんの朗読をちゃんと聴きたいと思っていました。

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定刻に「ひよこ」に着くと狭い店内はすでに満員。かろうじて空けていただいた席におさまることができました

カウンター席といくつかのボックス席が客席。

舞台はカウンターの中。

このシチュエーション、僕にとってはとても懐かしいものでした。

線路を挟んで向こう側の小さな喫茶店「ブーケ」で、僕も同じようにカウンターの中をステージにして歌っていました。

せまい店内、カウンターを挟んで対峙する。そこに生まれる一種独特の親近感と共有感。

僕が「井戸端ライブ」とい言葉を使い始めたのはこの「カウンター・ライブ at ブーケ」でした。

それとほとんど同じ空間があった!

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朗読会の前に「ひよこ」ご自慢のチキンカツカレーがふるまわれます。

これがこくがあって美味い!

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カレーをほおばりながら、知らない者同士の会話がはずみだし、店の中がいい感じにあったまっていきます。

ころあいやよし、拓三さんの朗読が始まります。

宮沢健二や芥川龍之介らの短編を3つ。途中休憩をはさんで1時間の朗読でした。

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拓三さんの朗読は淡々としていました。

作品の持つ味を殺さずに語る。

芝居がかった所作は一切なしに淡々と読み進めていく。

聴いてる側はみな目を閉じてその声を受け止めていく。

それぞれの心の中に物語のイメージが形作られていく。

黙読では読み過ごしてしまいそうな一節も心の中に鮮明に形作られていく。

そんな朗読会の形、拓三さんの立ち位置にとても共感しました。

これが歌のライブだったらどうだろうか。

思わず自分の立ち位置に置き換えて考えてしまう。

そんな機会にもなり、ありがたかった。

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朗読会の前後、「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」を紹介してくれました。

何人かのお客さんは次回(11月7日)の「JUNEライブ」に来てくださるといってくださいます。

地元を中心に活動していくと、こういうつながりができていきます。

越谷・草加を中心とした小さな小さな文化交流の輪がいくつもできる。

それが少しずつ重なっていくってのはとっても楽しく、うれしいことだと思います。

地元のお店で、地元の演者たちが(音楽だけではなく)、地元のお客さんたちとともに築いていく「輪」。

こんなのいいですよね。

あらためてそう感じさせてもらった朗読会でした。

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2013.10.20

雨の日はじっくりと 「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」

週末のライブのしめくくりは「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」。

あいにくの強い雨にもかかわらず常連さんが何人も足を運んでくれました。

ありがたいことです。

くわえて社会人1年生だという男女3人グループが偶然いあわせてくれ、スタート直後から最後までつきあってくれました。

ありがたいことです。

今日のテーマ1部は「秋深し・・・冷たい雨にはあったかい歌を」ということにしました。

お客さんの年齢層はかなり広く、20代~60代。

こんな時は我が世代の歌を遠慮なく歌うことにしています。

「昭和の香りする喫茶店で昭和を感じさせる歌の数々」がコンセプトですものね。

50代~60代の方々はもちろん、20代~30代(とおぼしき)若者たちも耳を傾けてくれます。

tea room JUNEのお客さんはみなさんじっくり聴いてくれます。

だから通常営業中のライブにもかかわらず、落ち着いた雰囲気の中でじっくり歌うことができます。

特に今日のような雨の日はいつにもまして落ち着いた雰囲気。

じっくり、腰をすえて歌わせてもらいました。

なんとなく なんとなく
何処へ
  (以上2曲はご挨拶)

モナリザの微笑
雨のバラード
雨の中の二人
  (雨の歌)

恋(布施明)
恋(松山千春)
  (昭和の恋、新旧2題)

夕暮れ時は淋しいそう

追伸
曼珠沙華
秋桜
  (秋の花3題)

わかってください
遠くで汽笛を聞きながら
  (〆の2題)

2部の始めに闘病中だった「SILVER WAGON」の宮村さんが亡くなったと聞かされました。

SILVER WAGONは全員60代後半~70代のカントリーバンド。

松戸、越谷、そしてJUNEさんで定期的にカントリーライブをやってこられたベテランバンドです。

僕も越谷やJUNEさんでのライブには何度か足を運んでいました。

そのたびに何曲か一緒に演奏をさせてもらっていました。

JUNEのマスターと知り合ったのもここでのSILVER WAGONのライブでした。

もう10年近くも前のことです。

その5年後、etsuさんとのご縁がきっかけで「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」が始まったのです。

2部はアラカルトでいろいろやろうと思ってましたが、急きょカントリーソングを何曲か入れることにしました。

万里の河
ワインレッドの心
ミルク32
白い一日

BLUE MOON OF KENTUCKY
CRAZY
GEORGIA ON MY MIND
TENNESSEE WALTZ
TAKE ME HOME COUNTRY ROAD

ケンタッキーの青い月、テネシー・ワルツ、カントリー・ロードは当時一緒に演らせてもらった歌です。

「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」はレギュラーライブとしてすっかり定着しました。

その引き金を引いてきっかけを作ってくれたのがetsuさんだとするならば、道を開いてくれたのがSIVER WAGONであり宮村さんでした。

ご冥福を祈りながら今月のJUNEライブを終えました。

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次回は11月17日(日)14:00~16:00です。

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山本熱史+Martin古池 スペシャル・トーク・ライブ at GINZA TRILL

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山本熱史さんとの「スペシャル・トーク・ライブ」。

おもしろかったの一語に尽きます。

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熱史さんとの共演、いつか実現させたかったんです。

おたがいカントリー・ミュージックが大好きで、共にトミ藤山さんを敬愛する仲。

トミさんのライブや、仲間内の音楽イベントなどで時々はご一緒してきました。

でもがっぷり四つに組んでのライブはお互いに都合がなかなか合わず実現できずに来ました。

熱史さんのお骨折りで「GINZA TRILL」でこのたび実現の運びになったのです。

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ライブは熱史さんとたまさんのユニットWindy Wagonによるオープニング・アクトで華やかに幕をあけます。

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たまさんが去り、一人残った熱史さん。
ごあいさつの1曲はジミー・ロジャースから。

熱史さんに呼ばれ僕はMartin古池のテーマを弾きながら登場。
ブルーグラス風のインスト。

かくしてむさくるしいおっさん二人のトーク・ライブが始まります。

おたがいカントリー音楽が好きでも演奏方法がまったく違います。

熱史さんはチェット・アトキンスの影響が強く、ギャロッピング奏法が達者。

一方僕はブルーグラスの影響が強く、カーター・ファミリー・ピッキングがなじんでいます。

そんな一面を浮き彫りにしつつ、それぞれ歩んできた音楽の道のりを歌とトークで紡いでいくというコンセプト。

ひとくちに歩んできた道のりといっても40年以上にわたってやってきたことです。さまざまな紆余曲折があります。

とても「ひとくち」(ライブは2時間)で語り、歌いつくせるものではありません。

そこで僕は次のように分け、時代ごとに自分を通り抜けた象徴的な歌をやることにしました。

音楽ことはじめとなった10代 (1960年代)
  ・想い出の赤いヤッケ (フォークソングとの出合い)
  ・まぼろしの翼 (社会派プロテスト・フォークへの傾斜)

胸をふくらませ上京し、挫折を味わう20代 (1970年代)
  ・こうき心 (東京へのあこがれ)
  ・ふるさと (挫折)

再生の出発点となり現在のスタイルに至る30代を象徴する唄 (1980年代)
  ・ROCKDOM 風に吹かれて (青春への鎮魂歌)
  ・おじいさんの古時計 (暮らしの中で歌うことの模索、再生へ)

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「おじいさんの古時計」はブルーグラス・カントリー音楽との出会いを象徴する意味も込めました。

ふたりの共通項であるカントリー音楽の名曲を2曲、それぞれのアレンジで演奏する試みにつなげるためでした。

その名曲は

ジャニー・ギター
テネシー・ワルツ

これがおもしろかった。

熱史さんのアレンジはジャニーギターをギャロッピング奏法で、テネシー・ワルツを正統派(?)の3拍子で。

僕は逆にジャニー・ギターは正統派(???)で、テネシー・ワルツを組曲にして8ビート~3拍子へ。

「青い瞳のステラ 1962年夏・・・」
  進駐軍と共に日本に来た女性と、彼女にかわいがられた日本の子供の物語りです。
  故郷テネシーに帰ることを夢見ながら、日本に骨を埋めたステラ。
  テネシーワルツを歌いながら、子供の頃ステラにならったステップを刻む大人に成長した少年。

「テネシー・ワルツ」を背景としたひとつのドラマとの組曲という発想です。
8ビートで始め最後はスローワルツに帰っていくというアレンジ。

2曲とも二人が敬愛し、師と仰ぐトミ藤山さんのレパートリーです。

テネシー・ワルツはトミさんがグランド・オール・オープリーで歌われ、今もライブのエンディングで必ず歌われる名曲。

な、なんとトミ藤山さんがいらしてくれていて、ご本人の目の前で歌うワケで・・・

緊張しました!

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ライブの最後は2人で一緒の演奏。

上を向いて歩こう

お客さんと一緒にみんなで歌うことができました。

ありがたいことに(!)アンコールもいただき、「カントリー・ロード」で終演。

大いに歌い、それ以上に(?)しゃべった「スペシャル・トーク・ライブ」となりました。

けっこう長時間にわたりました。

最後までおつきあいくださった方々。

お店のママさん、マスター。

そしておぜん立てと共演をしてくれた山本熱史さん。

深く感謝いたします!

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熱史さんとは同じスタイルの「トーク・ライブ」を12月、
今度は僕のホームグランド、北越谷の「おーるどタイム」で予定しています。

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2013.10.16

【お知らせ】 山本熱史 & Martin古池 スペシャル・トーク・ライブ

今週の土曜日、山本熱史さんとツーマンライブをさせてもらいます。
ツーマンといっても、それぞれのステージをやるんじゃないんです。
ふたりでおしゃべりをしながら、それぞれの音楽の道のりで出会った歌たちを披露していく「トーク・ライブ」でもあるわけで・・・。
なにが飛び出すかわからない、どうからみあうかもわからない!
なんだかスリリングなライブになりそうです。...

熱史さんとの共演、以前から楽しみにしていました。やっと願いがかなう!
楽しみ、楽しみ。。。

12月の初旬に越谷の「おーるどタイム」で熱史さんとおんなじスタイルのライブも予定しています。
(詳細は未定)

土曜の夜、お時間とご興味のある方は
ぜひGINZA TRILLまでお運びくださいな。
以下、熱史さんの記事から転載させていただきます。
ライブの詳細はこちらをご覧ください。
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◾10/19(土)

スペシャル トーク&ライブ...

山本熱史&Martin 古池

GINZA. TRILL.
東京都中央区銀座6-3-5 第Ⅱソワレ・ド・ビルB1
03-3572-8228
http://ginza-trill.jimdo.com/


18:30開場

19:15~21:30


出演
山本熱史
Martin古池 

オープニングアクト:Windy Wagon

二人の歩んで来た音楽人生の熱いトークを交えながら、
昭和歌謡からカントリー、スタンダードと懐かしい曲をお届けします。
同じ曲を別々のアレンジで演奏しあったり、セッションしたりと
楽しいライブになりますよ。

¥1,500-(1ドリンク付き)



JR線 有楽町駅銀座口より徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線 / 日比谷線 / 銀座線 銀座駅C2出口より 数寄屋通り 徒歩3分
※駐車場はお店の並び 屋外コインパーキング有り
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写真は山本熱史さん。ギャロッピング・奏法を駆使しアップテンポの2ビートを得意とする方です。

 

写真: 7月の音楽日記です

7月7日(日)
は恵比寿のYaYa
 Fusion Night 
この日は七夕
星にまつわる曲を
選んでおりましたが
お客さんのリクエストもあって
Stardustを歌いました
アダルトだろう?
だてに歳とってません

共演は
さらむいみさん 
音子さん 
猪塚ユウキさん  

みんなうまいなあ。

7月16日(火)恵比寿YaYa
のFusion Nightを観に行きました。
この日のお目当てははSoRaさんと
はしもとさとしさん
SoRaの二人は浴衣で登場!
ほんと毎回やってくれるよこの二人
たのしいなあ。
はしもとさん、かっこいい!
あこがれの人だ~。
CD買ってしまったぞい。


7月17日(水)新宿 歌舞伎町
Soul Kitchenのオープンマイクに出ました。
ピート七福さんのお誘いで
店のギターを借りて
楽しく演奏できました。



7月14日(日)は 
横浜のフォーク喫茶 元気です 
というところで
新・出会い系/元気倍増計画/2 
というイベント

出演は
魔法deTAMASAN
みのり 
Natsuki  
きい
Windy Wagon 
林あきひこ

WindyWagonでギターを弾きました
楽しい人ばかり
新しい出会いがありました

大人の(ワインの入った)ナポリタン
超うまかったです。

元気(になった)です。
ありがとう!



7月20日(土)は 横浜 La Fiestaにて

超ツガイ(Duo Group Live) 

くじ引きでまたもやトリになってしまった

emi with yowji 
エイぼん with Martin古池 
山田鈴木さん 
Windy Wagon 
しぇりる&keizzy 
こぎろおる 
ともちょこダック 
セラル 

エイぼんさんと共演できて幸せ



翌日、7月21日(日) は
東中野のcafeじみへん 
でアコースティックナイト
 
Windy Wagonで出ました。
 
しろちょう 
高橋さん+菌ちゃん 
どんぐり 

ここはたのしいばい


7月26日(金)名古屋のU-ree
のオープンマイクに出演
浜ちゃんありがとう!
9月27日はここでライブやるんだぞ。

7月28日(日)
都内、某スタジオで「ギターを弾こう」の録画
Tommy EmmanuelのCountry Wide
前日の一夜漬け練習
Tommyさん、ごめんなさい。
来月はもっと練習します。

そんなこんなで7月も無事こなした感じ

熱拝

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2013.10.15

「トミ藤山&室町澄子 ラジオ深夜便再現ライブ」を満喫

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いつものことながら、お二人の絶妙なかけあい!
おたがい分かりあっているが故に、信頼し合っているからこそなせる業なんでしょうね。
今回はカントリーソングでアメリカを旅するという趣向。懐かしい歌をたくさん歌ってくれました。

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ライブが終わった後も余韻を引きづり、心がポカポカしていました。...
トミさんのライブを聴いた後はなぜいつもいい気持ちになれるんだろう。
そんなことを思うともなく思いながら高円寺のENTA巣まで足を延ばしました。
やはりトミさんの大ファン、ENTA巣マスター(僕のイトコで、音楽にどっぷりとりつかれている兄貴分)と話していてその答えが見つかったように思います。

ギターがうまいとか、歌がうまいとか、MCがうまいとか…
技術的なこととか、総合力とか、ライブ力とか、キャリアとか
(どれもこれも群を抜いているトミさんですが)
トミさんはそんなこと、みんな突き抜けちゃってるんです。
もっと別次元のなにかをお持ちだと思えてなりません。

多分トミ藤山その人の魅力がそれなんだろうと思います。
ステージにから客席に向かって自然に発散されるあったかさ。
それに包まれるから心がぽかぽかしてくるんだと思えてなりません。

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象徴的なのは歌ってる時の(たとえば)シリアスな表情が、歌い終わった後パーンとはじけんばかりの笑顔に変わる瞬間!
この笑顔にやられちゃうんです!

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こんな歌い手に僕もなりたい(たとえ100万分の1でいいから)
トミさんのライブの後、いつもそう思います。
先は遠いなぁ。
でも「あすなろ」(明日はなろう、檜になろう)の精神で、精進することにしましょう。

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2013.10.12

よみがえる記憶 朝市コンサートでの一幕

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今朝の朝市コンサートでの出来事。

一昨日、妹の結婚記念日のFB記事を読んだ。今年真珠婚だそうだ...

子供のころからおてんばで男の子を引き連れて遊びまわる娘だった
(本人は否定するだろうが、オレは覚えてる)

そんな妹の結婚式の披露宴でオリジナル古池ファミリーで数曲演奏した。
父親のハモニカ、弟と僕のギターと歌。そして当時3歳の僕の長男がステージでゴンボほった(駄々をこねた)。
親子三代による「共演」だった。

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そんなことを思い出しながら、「妹」を歌う。
歌っているうちに思わず胸の奥がつまる。鼻にツーンときてちょっとヤバい感じに。
なんとか歌い切ったが、本番で感極まるなんて久しぶりのこと。
(稽古中に歌いながらいろんな思いが去来し胸の奥が熱くなることはある。涙腺も緩み歌えなくなるなんてことはよくあるんだが・・・)
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     妹よ あいつはとってもいいヤツだから
     どんなことが あってもがまんしなさい
     そうして どうしても どうしても
     どうしても ダメだったら
     帰っておいで 妹よ
.

この歌詞はアニキにとっちゃとてもヤバい!

おかげさまでこの30年、妹は帰ってくることもなく(帰られてもコマル)
無事過ごすことができたようだ。
しかし三つ子の魂百までも。
おてんば娘のことだから、それなりにいろいろあったかもしれない(僕は知らないが)。
それでもここまでやってこられたのは、ひとえにご亭主のおかげだろう。

30年という時間。
過ぎてしまえばあっという間。
でもその時々でいろんなことが起きては過ぎてゆく。

妹の結婚式、子供に初めて涙を見せた父親は20年前に亡くなった
ひとり気丈に頑張ってきた母親も衰えが激しい。
そしてステージで僕の足にしがみつき駄々をこねた長男は来月結婚式を迎える。

その結婚式で僕は歌うことになっている。
妹の結婚式にやった「秋桜」を再び歌うかもしれない。

「妹」を歌いながら30年間の自分と家族たちに流れてきた時間が一瞬のうちによみがえり、去っていった。

それぞれの時、一つ一つできごとには多くの思いが詰まっている。
そこにいたる因果関係の積み重ねの結果。
それがさらに原因の一つになり人生はとうとうと流れていく。

そんな幾重にも折り重なった思いが一瞬のうちに凝縮されてよみがえる時がある。
重層的な思いを言葉で語ることはとても難しい。
でも歌にはそんなことをいとも簡単にやってのける力があるようだ

歌ってる本人にその一瞬がやってきたんだろう。
今朝の「朝市コンサート」、ものの見事にやられてしまった。

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2013.10.10

9度目の秋  「Live in 清津峡 2013」

これまでになくゆったりした気分で臨んだ「Live in 清津峡」。

台風の影響で直前まで開催が危ぶまれていましたが、中止になってもしょうがないやっていう気持ちがあったのも事実です。

そう思えたのは一昨年台風と大雨でキャンプ場への山道が崩壊し、中止せざるを得なかった。そんな経験からくる思いなのでしょうか。

中止になっても次にまたやればいい
「幻の第8回」で途切れた糸をふたたび結べたじゃないか
やれる時にやればいい
この地、清津でキャンプと音楽にひたる会
続けられるまで続ければそれでいい

→樅の木はたおれた  台風の傷跡生々しい清津峡   (2011年)

→切れた糸を再び結んだ「第8回 Live in 清津峡」の記憶 (2012年)

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心配された雨は降らず、すっきりと晴れわたる秋のキャンプ場。

ステージの上に張りめぐらしたブルーシートの屋根を取り外します。

青空天井が心地よし!

今年はレギュラー参加者が仕事がらみで来られませんでした。

清津の申し子・太郎ちゃん一派
take-z(たけちゃん)とみやこちゃんの「先輩&後輩」コンビ
早稲田大学OB・ホワイト・オークスの多くのメンバーたち
そして清津のキヨシロー・バンド

強烈な個性の常連たちが欠けるのは淋しいもんです。

でもそれをおぎなってあまりある、ほのぼのとしたいい感じの音楽会になりました。

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Hiromi

トップバッターのhiromiさん。
今年はキーボードで弾き語り。早朝に到着しいきなりの出演でした。
hiromiさん独特の雰囲気を充分に楽しませてもらいました。hiromiさんが登場するとみな顔がほころんできます。そういう世界をお持ちの方なんです。
電気のない清津峡。楽器はギターが主流になりますが、電池式キーボードが今回は大活躍でした。

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2番手はトッチーあらため「と土」。
繊細なギターときれいなハイトーンあいかわらず。でも今年はひと味ちがう感じです。歌にうねりが入っているような・・・。コードワークはジャズっぽいんだけど、なんとなくロックテイストも感じさせてくれました。

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今年のぺぐさんはご夫妻で出演。いつものアメリカーナなフィンガーピッキングを封印したペグさんは奥さんの歌に寄りそうような伴奏。ほのぼのとした雰囲気を醸し出します。今年のライブの雰囲気を決定づけた立役者の一人はぺぐさんの奥さんのおかげに間違いなし!

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さすらいのギタリストさん。ガットギターを抱きかかえ、肩の力が抜けきった歌は健在なり!この人が歌うとどことはなしに「スケベ」な香りがただようのはなぜでしょう。大人の男の哀愁を感じるのは僕だけではないでしょう。
さすらいさんの歌を「さわやかスケベ」と命名することにしました!

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見よ!この野生のおたけびを!
るびぃちゃん。こののびやかな顔、いいですね。
普段はブルースを歌うるびぃちゃん。ここでは中島みゆきさんの歌をカバーしてくれました。

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もうひとつ、のびやかな笑顔を。
3年ぶりに登場のしんちゃん。初出演の奥さんひいちゃん。
新婚アツアツデュエット。ひいちゃんの登場も新風を吹き込んでくれました。

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KYT3。ワンダー3?空気読めない3人組?
うんにゃ、3人の頭文字だそうです。
スタイルの違うギターの3人がからむとなかなか面白い演奏になりました。1曲だけの、この時だけのコラボレーション。

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早稲田大学・ホワイトオークスOB。今年も見せてくれました。笑わせてくれました。Live in 清津峡のすそ野が広がったのはまちがいなくホワイトオークスのおかげ。毎年何組も出演するこのチームですが、今年は1組。でも充二分に満喫させてくれました。踊りとうなり声(?)のコラボレーション。スカートの裾がひらひら舞う姿がかわいく、そばで唸る声との対照がなんともいえませんでした。

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Lazy_lovers
LAZY & LOVERS。(しばちゃん、じゅんちゃん、さやかの「品川子供劇場」OB)
お、なんだ?今年はマジだぞ?聞けば来週ライブがあるそうです。予行演習も兼ねての熱演でした。普段はおちゃらけているしばちゃん。マジにギターを弾くと正確にきっちり刻みます。カッコいい。しばちゃんじゃないみたい(笑)

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つっぱしりパンク野郎のケンケン。
今年はじっくりバラードを歌います。ギターも抑えたピッキングでケンケンじゃないみたい。この1年あちこちで修行したんだろうなぁ。

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今年は総合司会も兼ねたつかさ。
僕のギターをものめずらしげに眺めていたあの中学生が......すっかり大人になりました。
まるで海綿のようにどんどん吸い込んでうまくなっていく。初々しくも頼もしく感じます。
これからのLive in 清津はホワイトオークスやつかさのような若者たちに少しずつ受け継がれていくんだろうな。そんなことを夢見てしまいます。

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そんなつかさをかわいがり、自分の技を伝授するトッチーとのコラボレーションは今年が2回目。

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久しぶりに登場。東京打撃団のつゆぽんとその仲間たち。すべて即興で太鼓とダンスと歌。インプロビゼーションの表現はやはりプロのワザ。舞台の袖で僕もケーナで参戦。カッコよく、力強く、しびれました。.

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ザ・オンリー・ワンのch@bozさん。
今年のテーマはアイドル特集。アイドルといっても幅が広く・・・。はいもちろん我々おっさん世代にとってのアイドルでした。それがこの方にかかるとやはり茶坊主・ワールド。THE オンリー・ワンなのです。

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Martin

ラスト・バッターはMartin古池。
いつもならこの前に清津のキヨシロー・バンドが登場し、興奮のるつぼに引きずり込む。僕の役割はヒートアップした熱をさまし、静かに音楽会の幕を引くことでした。その年の音楽会の総括や意味を歌とおしゃべりでつづってきました。
今年は終始ほのぼのとしたおだやかな音楽会。僕もほのぼのに便乗させてもらいました。

お約束の「ワンカップ大関」の歌から始め、昨年出演した長男の結婚式を肴に「秋桜」「マイ・ボーイ」。
そして人と人の縁の不思議を歌った「糸」が音楽会の最後の歌になりました。

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これまでこの音楽会を定着させ、より盛大なものにしたいと思い突っ走ってきました。
今年は走るのをやめ、力を抜き、流れに身をまかせるような心境で臨みました。
とっても心地よかった。
ホスト役として音楽会をうまくやれたという満足感とはまたちがった、もっと自然な感覚でした。

今、この場で、
友の歌を聴けるしあわせ。
歌えるしあわせ。
自然の懐に身をまかせるしあわせ。
ありのままでいられるしあわせ。

そんなことをすきとおった秋の大空に感謝したくなる9度目のLive in 清津峡でした。

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2013.10.08

第9回 Live in 清津峡 2013 前夜祭

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雨が上がったとはいえ、厚い雲におおわれキャンプ場は漆黒の闇。

ランプの灯りと懐中電灯を頼りに前夜祭が始まったのは9時過ぎでした。

雨対策に張ったブルーシートの天井が灯りを反射して幻想的な雰囲気を醸しだします。

例年、前夜祭を取りしきる太郎ちゃんが今回は参加できませんでした。

太郎ちゃんの命を受けて若きシャイニーボーイつかさが総合司会を務めます。

慣れぬ司会にとまどいながら一生懸命のつかさ。

初々しいつかさの進行を参加者たちはチャチャを入れながらも、あたたかくサポートします。

爆発的で圧倒的なパフォーマンスで会場を興奮のるつぼに投げ込む太郎ちゃん。

それとは対照的にほのぼのとした空気が流れます。

若い世代が育っていく

つかさを見ながらそんな感慨を覚えます。

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クジ引きで明日の出演順を決めていきます。

出演者は自己紹介を兼ねて手作りステージで1曲披露。

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ランプの灯りはこれ以上ない照明効果。

秋の虫の合唱や鹿の遠鳴きが秋の夜長を彩ります。

こんなひととき、いつまでもいつまでも続くといいな

余韻を残しつつ11時ごろ前夜祭は幕をおろします。

本祭は明日。

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