蓼科「プール平音楽会」
2年目になる音楽会に今年も参加させてもらいました。
普段は地元でのソロライブメインの僕にとり、秋は古い音楽友達と旧情を温めたり、おつきあいのなかった人と新たなご縁が結べる大切な季節。
9月は「八ヶ岳・森の音楽会」、10月は「Live in 清津峡」。昨年からこれらに加え「プール平音楽会」が大切な機会となりました。
地元信濃のお客さんを迎えての音楽会。(今年は30人くらい来ていただけました)
地元や関東から総勢9組の出演者が様々なスタイルの音楽を演奏。
中味のつまったいい音楽会になりました。
シンガー・ソング・イラストレーターの中山界屋さん作のポスター(A4チラシも同じデザイン)
主催のゼファーさんが寸暇を惜しんであちこちで宣伝活動をしてくれました。
喫茶店「銀のポスト」。昔は郵便局だったそうです。ここの由緒ある日本間が音楽会場。
地元のお客様たち。年齢層はやや高め。真剣なまなざしでじっくり聞いてくださいます。
演奏する側は気の抜けない真剣勝負。
主催のゼファーさん。アメリカの古い音楽に詩をつけて歌うプロテストフォークの流れが色濃いシンガー。フォークソングの源流に近いところを歩いています。
山本熱史さん。チェット・アトキンスの影響を受けたギャロッピング奏法を駆使。カントリー色豊かなシンガーです。
ももっちさん。品のあるマンドリンを聴かせてくれます。今回は熱史さんの伴奏で60年代POPSを聴かせてくれました。(マンドリンは華やかです!)
TAMASANと熱史さんのユニット、Windy Wagon。TAMASANの歌やバイオリンをフィーチャー。熱史さんのスピード感あふれるアレンジが効いています。
中山界屋さん。ブルースフィーリングあふれるギターテクニック。童謡、歌謡曲なども独特の切り口で界屋節を聴かせてくれます。楽しい、おもわず笑い誘われるステージ。でも確かな技に裏打ちされていて・・・。
琵琶法師・中村さん。今回初めてご一緒しました。とても雰囲気ある方で琵琶をかかえてステージに立った瞬間強いオーラを感じさせてくれます。正統派・講談(?)「那須与一」にくぎ付けになりました。
「こぎろーる」。オリジナルを中心に繊細な演奏を聴かせてくれます。ピュアな演奏でとてもいい感じ。うずちゃんの上達ぶりには目を見張るものがあります。いいあんばいで肩の力が抜けてて気持ちいいギターでした。相棒・こぎ丸さんの影響が大きいんだろうなぁ。
地元のみむさん。初めてお会いしました。ピュアという点ではこの方の歌やギターもとても繊細で気持ちいい。70年代、フォークがニューミュージックに変遷していく頃の流れを汲んでいるように感じました。センスのいいアレンジ、透明感あふれるボーカル、繊細なギター。気持ちよかったなぁ。
中町ランブラーズ。こちらはまさに「フォークの本道」を歩み続けているバンド。古いアメリカンミュージックに日本語の詞を乗せて演奏します。カントリー・ブルーグラスの香りを漂わせながら骨太の演奏を聴かせてくれます。ギター、マンドリンのマックさんとは以前から親交がありましたが、中町ランブラーズとしての演奏は初めて。カッコよかった!
最後はMartin古池。写真がなかったんでステージ裏の風景をば。僕の役回りは音楽会としていい感じで幕を引くこと。個々の演奏は出演者独自のものですが、音楽会として統一感あるものにしたかったんです。だからじっくり聴いていてくださったお客さんをもう一歩前に引き込めないかと思いステージに立ちました。マックさんの力を借りたり、最後は出演者全員に集まってもらい、お客さんと一緒に歌いいい感じになったかな。
音楽会も無事終わり「おつかれさまー!」の集合写真。
みなさんにこにこ、すてきな笑顔。終わった後のこの笑顔、いいですねぇ。
(ソロライブでは味わえない楽しさ。僕にはありがたい、貴重なひとときです)
この後呑みながら、食べながら深夜まで延々とセッションが続きました。
その中からアラカルトを1枚。琵琶の中村さん、灯りを消し、ろうそくだけで怪談ものをやってくれました。
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コメント
本当にお疲れ様でした。やっぱまあちんさんがいないと締まらないなぁと感謝です。また遊びましょう。
投稿: らんぶりんまっく | 2013.09.16 20:53
まっくさん。
楽しい、中味のつまった音楽会になりましたね。
準備に奔走してくれたゼファーさんに感謝ですね。
そしていい演奏してくれた出演者にも感謝。
またご一緒しましょう。
投稿: Martin古池 | 2013.09.19 23:33