夏のから秋への通過点 「喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ」
9月のしょっぱなは「喫茶店JUNEライブ」から。
日中はまだ猛烈に暑い、陽射しも強烈。それでもどこか秋の気配を感じさせる9月。
日曜日の昼下がり、喫茶店JUNEは常連さんをはじめ15人ほどのお客さん。ライブをするにはほどよい人数。このところお客さんが安定してきた。マスターの声かけのおかげで「日曜・昼下がりライブ」が認知されてきたように思う。
1部は夏の総決算、棚卸。
この夏歌った歌に別れを告げ、押し入れにしまい込む。名残をおしみつつていねいに歌うことを心がけた。棚卸・総決算なのでできるだけたくさん歌いたかった。いつもよりおしゃべりをぐっと控える。それでもきっちり聴いてもらえるのがありがたい。
「昭和の香り漂う喫茶店で、昭和を感じさせる歌の数々」というキャッチフレーズがコンセプトのライブ。お客さんもしっかり昭和の匂いのする方々ばかり。
昭和の夏歌あれこれがぴったりはまったようだ。
真っ赤な太陽~恋の季節
サンフランシスコ・ベイ・ブルース
砂に消えた涙~砂に書いたラブレター
想い出の渚
Summertime~綿つみの歌
海 その愛
俺は海の子
青い渚~青い瞳
青い瞳のステラ 1962年 夏
2部は秋に向かって。
1部で黙々と歌った分、おしゃべりを多めに進めた。
少年時代
同じ時代に
夕日とともに
街風便り
夕暮れ時はさみしそう
別れたあの人
ひと夏の恋と別れ歌というおなじみのテーマ。
転じてこの秋挙式する長男夫婦を肴におしゃべりしつつ3曲。
秋桜
マイ・ボーイ
糸
エンディングは
夏の終わりのハーモニー
アンコールに
テネシー・ワルツ
大いにしゃべり、大いに歌った2部だった。
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うれしいことがある。
常連のお客さんが少しずつ増えていることはもちろんだが、回を重ねるたびに常連さんどうし親しくなっていくことだ。
ライブのあちこちで茶々を入れながら絡んでくれる。歌に絡みながらお客さんどうしで寸評が始まる。まさに井戸端ライブだ。
そのおかげでライブがとてもアットホームな感じになる。
アットホームなんで初めてのお客さんも加わりやすくなる。
全体としてあったかな雰囲気に包まれていく。
いい循環が続いている。
お客さんと演者とが一緒になってライブを作っていく感じがとてもうれしい。
常連さんたちがかもしだす雰囲気が初めてのお客さんを巻き込み、「足止め」してくれるとでもいうのだろうか。最初から最後まで2時間きっちり聴いてくださるのがありがたく、うれしい。
この雰囲気をずっと続けられるように、またしっかり準備しなきゃね。
準備通りいったためしはないが、それでもベースになる部分がしっかりしていなければ道草を食っても戻るべきところがなくなってしまう。
次回の「日曜昼下がりライブ」は10月20日(日) 14:00~16:00。
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