桜の並木道を歩く 見沼田んぼ
今年最後の桜狩り散歩は見沼田んぼ。
10日ほど前に歩いた時はまだほとんど咲いていなかった。
今日はあいにく肌寒い曇り空だった。
満開の盛りはすでに過ぎ、葉桜も混じり始めている。
とはいえ見事な景色。
見沼田んぼの桜並木は用水沿いに延々と続く。
これだけ見事な桜の小路だというのに人はほとんどいない。
まさに隠れた名所だ。
東浦和から用水の西縁を2時間ほど行った。
見沼有料道路沿いに芝川を渡り、東縁に移動。
再び東浦和に折り返した。(前回は東縁に移動した後さらに北上し大宮の七里まで歩いた)
広大な見沼田んぼ。西縁と東縁では景色もまた変わる。
桜を眺め、写真を撮りながらぶらぶら。
およそ4時間半、たっぷり満喫した。
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ザックの中にアイパッドを放り込み、シャッフルで音楽を流しながら歩く。
最近お気に入りのお散歩スタイルだ。
いろんな音楽がしょぼい音でかすかに流れる。
このしょぼさ、微かさがいい。
過去、イヤホンで音楽にひたりながら歩いていたこともあった。
でも音楽が主役になってしまい、散歩の楽しさが薄れてしまう。
どうもなじめなかった。
音楽は散歩のお供ぐらいってのがちょうどいい。
ジャズ、カントリー、フォーク、ブルース、民謡、歌謡曲、ビートルズ・・・・・・・
過去自分を通り過ぎたいろんな歌が脈絡なく流れ、宙にすーっと消えていく。
それがとても心地いい。
曲が変わるたびに、いろんな思いが浮かび、浮かんでは消えていく。
想い出だったり、今思っていることだったり、夢のようなイメージだったり…
中には思いの断片どうしが結びつき、別の想念に変わっていくこともある。
これがまたいい。
浮かんでは消えゆく思いと眺めているこの景色が結びつき、
いずれまた想い出に変わっていくんだろう。
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【カテゴリー】 →見沼田んぼ
2006年に自転車から落車し足を骨折しました。
そのリハビリを兼ねて見沼田んぼに通い始めました。
ブログ「街角の歌芸人」に『見沼田んぼ』というカテゴリーがあり、いくつか拙文をのっけてます。
よろしければどうぞ・・・
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