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2013.03.30

1年が過ぎて

新しい仕事について今日で1年が過ぎた。

あっというまに押し流されてきたというのが実感。

まるで「風に吹かれて転がる小石」のようだった。

60歳を前にして新たなチャレンジという気持ちで飛び込んだ仕事。

長年慣れ親しんできたモノづくりの仕事とはまるで違う異次元の世界だった。

たとえば「品質」に対する価値観は「製造業」と「サービス業」とではとらえ方に大きな違いがある。

製造業での品質は製品(印刷物)という形あるものに対する品質保証が求められ、そのための品質管理が要求される。

サービス業では品質には形がない。いわば形のないものに形を与えることが品質管理。
慣れた「QC手法」とは趣をずいぶん異にする。

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難しさは最初から予想していたこととはいえ、翻弄されっぱなしの1年だった。

なにに翻弄されてしまったのか?

形のない、目に見えぬモノの影に怯え、追われ、時に追い詰められていたように思える。

情けないことだが立ち止まり、抗うことすらできず転がってきた。

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印刷の仕事について書いた文章をいくつか読み返した。

文系の自分が理系の典型ともいえる印刷の仕事を長年務めることができた軌跡がしたためられている。(アウトラインではあるが)

苦労し、つらい思いを積み重ねた下積み時代も少なからずあった。

しかし過ぎてしまえばそんなことすっかり忘れてしまうものだ。

そして苦しさにすらなにがしかの意味づけがされていく。

それは時に過剰な美化につながる側面がある。

反面、眼前の困難に立ち向かう勇気を与えてもくれる。

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風に吹かれ転がる小石のごとき1年だった。

とはいえ無駄な、意味のない月日だったとは思わない。

知識、経験ともにゼロだった1年前よりもはるかに多くのことを学ぶことができた。
(当然のことではあるが)

そして最大の収穫は今の自分に足りないものが見えてきたことだ。

ひとつは自分なりの「仕事の仕方」を形作ること。
(見えぬモノを見えるようにする品質管理の仕方)

もうひとつは圧倒的に不足している固有知識を身につけること。

問題点がわかれば改善の仕方も見えてこようというものだ。

次の1年は荒唐無稽のように感じられた自賠責法の分厚い規定集を読み込むところからスタートさせようか。

小難しい印刷の技術書を読み込めたんだからなんとかなるだろう。

(と、自分にハッパをかけなきゃね)

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