やっちまった・・・。 空気読めぬオロカモノ 「朝市コンサート」にて
さすがに厳寒の2月、なんとなく冷えた「朝市コンサート」。
ちぢこまった体にカツを入れるように歌い進めること30分。
あるお店からクレームがついた。
音量を少し落としてほしい
いつもと音量設定はさほど変わっていないと思っていた。
変わった点があるとすれば新しいマイクを市場で初めて試したことぐらい。
予想以上にマイクの感度がいいようだ。
それに合わせてギターの音量も上がっていたようだ。
マイクとギターのバランスに神経を使い、音量にまで気が回らなかった。
そして人気の少ない今日の市場で音は予想以上に場内を回っていたようだ。
.
市場での演奏は空気のような存在でありたいといつも思っている。
そこで商売をしている店舗、買い物客と共存し、同化することが大事だと思ってきた。
だから音量はもちろん、歌い方、ギターの弾き方にいたるまで気を配ってきた。
.
今回はそれができていなかったというべきなんだろう。
自分の出音に酔ってしまったという、みっともない状態だったかもしれない。
自分の事情よりもまずは場の空気に合わせ、自分を同化させていく。
「朝市コンサート」での演奏の(自ら描いている)あるべき姿に立ち返りなさい!
そんな警告として受け止めることにする。
(それには全体の中での自分をもっと客観視しなくちゃならないんだろうな)
.
.
市場閑散、足下深々、そしてちょっとした(自分にはとても深刻な)クレーム。
湿りがちな気分の本日の「朝市コンサート」。
とはいえうれしいこともあった。
歌ってる最中のこと。
.
ちょいとアンタ!
.
見知らぬばあちゃんに強い口調で声をかけられる。
クレームかと思い、思わずみがまえる。
.
プレゼント!
.
そう言って板チョコを手渡される。
ぶっきらぼうで手荒な感じだった。
でもそれがやけにしみ、うれしかった。
| 固定リンク | 0
「朝市コンサート」カテゴリの記事
- 朝市コンサートの想い出(2024.12.28)
- 朝市コンサートの記憶・記録(2024.02.15)
- 再会(2022.12.22)
- 残念な、悲しい知らせ(2021.12.28)
- 4年前の「朝市コンサート」の模様(2020.04.10)
コメント