うれしいライブ・オファー
今朝長男がふらりと遊びに来た。
おやじ
俺のバイト先で
ライブやってくんない?
店の人がオヤジのうわさを聞いたらしい
うちのせがれは隣り町の東川口の居酒屋でバイトをやっている。
もう10年近くも続けている。
オヤジの話など人様に話すようなタイプのヤツじゃない。
察するに話しの出どころは市場あたりだろうか。
そんなことはどうでもいい話。
うれしかったのはせがれに声をかけられたこと。
ふたつ返事でやると答えた。
我が家にはそれぞれの世界には足を踏み入れないという暗黙の不可侵条約がある。
べったりくっつかずに、ちょっと離れたところから見守るというスタイルだ。
これは僕の親父の代から続く「家風」みたいなもんだ。
子育ての時から適当な距離を置いてせがれたちとは付き合ってきた。
(ちなみに我が家の飼い猫モグにまでその姿勢をつら抜いている)
でも一朝ことが起きた時にはいつでも全面バックアップする。
そんな習慣がせがれたちにも受け継がれたようだ。
それが逆に妙に淋しく感じられることもある。
まったくわがままなもんだ。
所帯を持つ準備を始めている長男。
いよいよ一人歩きを始める季節になり、なんとはなしに淋しさを感じていた。
そんな折、せがれからのオファーがうれしかった。
お客さんは地元のおっさん、おばさんが多いかな
だいたい50代から60代
おやじくらいの世代が多いよ
その世代相手にライブ打てる人なんていないもな
もっと若い世代のヤツは結構いるけどさ
おっさん、おばちゃんにもわかりやすいのがいいな
興奮に引きづりこめるようなライブがいいな
しっかり朝飯をたいらげ、しっかり条件をつけ、
せがれは帰っていった。
去年の暮れは二男とコラボレーションができた。
今年の暮れは長男と。
オレは幸せなオヤジなのかもしれないな。
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