いろんなスタイルの音楽
先日の草加のお祭りで感じたこと。
14組もの人たちが競演。
いろんなスタイルの音楽を楽しませてもらった。
たんにジャンルのことだけではない。(無論ジャンルもからんでくるだろうけど)
お客さん=聞いてくれる人にどういう接し方をするかということだ。
あるグループはじっくりと聴いてもらうという姿勢を貫いた。
ある人はオリジナル曲を中心に自分の世界を展開した。
またある人はそこにいる人に寄り添うように歌った。
それぞれにみんないいなと思う。
演奏者としての自分の立ち位置はそれぞれに違う。
自分=個が前面に出ていたり、街や喧騒と同化するように個を消していたり。
立ち位置は様々。
ふりかえり自分の立ち位置はどうなのかと考えてみる。
よくわからない。
その時々でころころ変わっているようにも思えるし、いつも変わりばえしないような気もするし。
どうでもいいことなのかもしれないが、なんとなく気になっている。
こんな境地でありたいとは思うのだが。
.
.
いい役者は演技していることを感じさせない。
いかにも演奏しています、いかにも歌っていますでは駄目なのだ。
歌うことがごくごく自然でありたい。
僕の心ではなく、聴く人の心を映し出す鏡になりたい。
(早川義夫)
| 固定リンク | 0
「音楽雑感」カテゴリの記事
- 傷だらけの古いギター(2020.11.28)
- 【場末のフォークシンガー】(2020.11.28)
- 【元町(MOTOMCHI)】(2020.10.25)
- おつきみどろぼう(2020.10.01)
- 歌の衣替え コロナの秋(2020.09.09)
コメント