« 2012年8月ライブ・コンサート予定 | トップページ | 【函館日記 2012夏】 捨てられないもの »

2012.08.02

【函館日記 2012夏】

今年の帰省は夏、「函館港まつり」に合わせました。
真夏の函館に帰るのは家族で闘病生活中の父を見舞うためにやってきた20年前。
港まつりにいたっては高校を転校して以来だから40年になります。
港まつりに合わせてドイツから帰国する中学の同級生とこれまた40年ぶりで再会することになり、この時期を選びました。

もっともこれは裏の目的。
本当の訳は年老いた母の今後のことを見据えた準備のため。
いわば母の「死に支度」のお手伝いが真の目的です。
このところそんな帰省が続いています。

一昨年の冬、部屋で転んだのをきっかけに母は車椅子の人になりました。
介護度も少しずつ進み、認知症というほどではないにしろ健忘の度合いが強くなっています。
特別養護老人ホームに移るためのカウントダウンが始まってしまいました。

切ない話ではありますが、これも人の世の定め。

母が残された日々を(それが1年なのか30年なのかはわかりませんが)納得いくように、自分の人生を肯定的に受け止められるようにお手伝いする。
それが「死に支度のお手伝い」なんだと思います。

物理的なこともむろんあります。(今回はほとんどがソレ)
でもそれに伴ってついてくる精神的な部分もまた大事なんだと思います。

この3ヶ月、兄弟たちが順番に帰省してはこのお手伝いをやっています。
想いはそれぞれでしょうが、協力し合いながらあたれることを幸せに思います。
そういう兄弟妹に育ててくれた両親に心から感謝しています。

【函館日記 2012夏】では函館での、そして札幌での1週間の断片を綴れればいいなと思っています。
(裏も表もね)

| |

« 2012年8月ライブ・コンサート予定 | トップページ | 【函館日記 2012夏】 捨てられないもの »

函館日記 2012夏」カテゴリの記事

コメント

古池さん、しばらくお会いしていませんが、函館にお帰りになっていたのですね、
お母様の事を、読ませて頂きました、ご兄弟で協力し合って、お母様のご面倒を見ていらっしゃる姿は、本当に素晴らしい事ですね、感激しております。
なんと優しい古池さん、そしてご兄弟の愛情が、伝わって来ます、お母様はきっとお幸せを感じていらっしゃる事と思います、良いご家族ですね、良いお話をしりまして、心打たれております。親孝行は素晴らしい事です。
古池さんも、お体をご自愛なさって下さいね。

投稿: トミ藤山 | 2012.08.06 03:06

トミさん。
本当にご無沙汰してしまい申し訳ありません。
このところ新しい仕事に慣れるのと、ライブ活動の準備に忙殺されてました。
函館帰りは忙しかったけれど、気分転換にもよかったと思っています。
母のことはいつか来る道ですし、できるだけのことをするのが子供の務めですよね。それを兄弟が心を合わせてできることは幸せなことだと思っています。

今回もギターを持って帰りました。
母の暮らすホームでコンサートをやるためです。
帰るたびにやっているので、心待ちにしてくれている方も多いそうです。ありがたいことです。

ナッシュビルのテレビショーからのオファー、素晴らしいですね。心からお喜びいたします。
10月の深夜便再現ライブと合わせて、準備に大変だろうと拝察いたします。
暑い日がしばらく続くでしょうが、お身体をご自愛なさってくださいね。

投稿: Martin古池 | 2012.08.06 06:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【函館日記 2012夏】:

« 2012年8月ライブ・コンサート予定 | トップページ | 【函館日記 2012夏】 捨てられないもの »