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2012.07.29

出前コンサート 「吉川団地夏祭り」

午前中の「朝市コンサート」で大汗をかきました。
夏真っ盛りの越谷市場のトタン屋根の下はまるで蒸し風呂!
体中の水分が蒸発しちしまったんじゃないかと思うほどでした。

たっぷり水分補給と休息をとり、吉川団地に着いたのは2時半すぎ。
おてんとさまが一番高いころあいです。
ステージは広場のすみの木陰で、心地いい風が吹き抜けていました。
(内心ほっとしました)

吉川団地の夏祭りで演奏させてもらうのは初めてのことです。
これまでも声をかけていただいていましたが、タイミングが合いませんでした。
双方念願かなったりというところです。

吉川団地のご担当Tさんは「朝市コンサート」で演奏を何度も聴いてくれています。
Tさんのおめがねにかなったというところ。

僕は僕で古くからあるこの団地での演奏を楽しみにしていました。
吉川団地は築40年ほどだそうです。
40年ということは30歳でこの団地に住み始めた人たちは今は70歳。
その子供たちも今では親になっている世代です。
つまりは人生のサイクルが3まわりしている人たちがたくさんいる計算です。
そういうところでの演奏は楽しいものです。
(僕が住んでるマンションはまだ15年。まだそこまでの歴史が蓄積されていないのでなおのことそう思います)


出演者は僕のほかに五色ゆうご君という若き津軽三味線弾き。
彼もまた越谷市場で演奏している若者です。
同じ時間、同じ越谷市場で演奏していながら、演奏場所が違うのでじっくり聴いたことがありませんでした。
これもまた楽しみでした。

それぞれ交互に30分のステージを2回ずつやる予定。
トップバッターはゆうご君。
小気味のいい津軽三味線を堪能させてもらいました。
かなり修練を積んでいるとみえ、音の粒のそろったいい演奏でした。


僕は1部と2部とでステージ内容をガラリと変えて臨みました。

1部は歌謡曲やフォークソングをメインとしたステージ。
2部はカントリーソングを中心にした洋楽中心のステージ。

歴史ある団地ゆえ「歴史ある方々」も多いだろうと判断したのです。
Tさんからは小さな子供いるとうかがっていたので、子供向けの夏の歌も用意はしておきました。
「蚊の歌」「ハエ・ハエ・ハエ」「お化け屋敷の歌」など、子供=孫の世代を巻き込んで歌うのも楽しみにしていました。
ステージ前に腰を下ろしてくれたのは「大昔の子供たち」だったので歌謡曲中心に組み替えたのでした。

【1部】

   なんとなくなんとなく
   少年時代
   万里の河
   サントワマミー
   津軽海峡冬景色(特急・はつかり5号の車内放送付きバージョン)
   与作
   花 (リクエスト)


70代~80代の方が多いようでした。
ご存じの歌は口ずさんでくれます。
それを見て、サビの部分は一緒に歌えるように誘導しました。
とたんに歌声がおおきくなります。
「万里の河」はご存じないようでしたが、ステージに弾みをつけたかったのであえて歌いました。
手拍子で応えてくれます。
おしゃべりで東北の話、北海道の話とつなげ最後は北国から南国へと持っていきました。


  沖縄の「花」が聴きたい


そうご所望され、このリクエストが1部のエンディング。


【2部】

1部の様子でなんとなくトミ藤山さんの「ラジオ深夜便再現ライブ」を思い出していました。


  この人たちは深夜便世代かも


そう思い、トミさんがよく歌われている歌を並べました。


   ジャンバラヤ
   カントリーロード
   クレージー
   I’ll Hold You In My Heart


この時あるおばあさんから「峠の我が家」のリクエストが!
歌い始めると一緒に口ずさんでくれます。
これはうれしかった。
そこでラジオ深夜便・「エンジョイ・カントリー」の話、トミ藤山さんの話をはさみます。
やはりこのおばあさんは深夜便を聴いてらっしゃった!

   サマータイム
   All Of Me


とジャズっぽい歌をはさんでフィナーレへ向けて歌います。


   わが心のジョージア
   テネシー・ワルツ


エンディングは


  さよならが云えない(Someday Will Meet Again Sweetheart)


前2曲はスローでじっくりと歌ったので、短くアップテンポのブルーグラスナンバーでバランスをとりました。
これがいい〆になりました。


演奏を終えてあらためて感じたことがあります。
この世代の人たちにはカントリーソングやスタンダードソングも歌謡曲と共存しているんだなってことでした。
彼らが青春時代を過ごした戦後~高度成長時代、
いろんな音楽がいっしょくたになってラジオやテレビから流れていたんでしょうね。

帰りしな、あるスタッフさんから言われました。
(介護士をなさってる方のようでした)


   あの暑い中を、2時間も
   よく最後まで聴いていましたね
   というか、一緒に歌ってましたものね
   楽しかったんでしょうね
   私はみなさんバテて1時間くらいで帰るんじゃないかな
   なんて思ってたんですよ
   歌やお話が琴線に触れたんでしょうね

うれしいひとことでした。

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