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2012.06.23

【お知らせ】 喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ

June


昭和の香りのする喫茶店で

昭和を彷彿とさせる歌の数々

エイぼんとMartin古池がお届けする音楽会

日曜の昼下がりをまったりとお過ごしになりませんか!

【喫茶店JUNE 日曜昼下がりライブ 】


時 間   7月1日(日) 14:00〜16:00

出 演    エイぼん + まぁちん古池

場 所   喫茶店JUNE (tea room JUNE)
       東武伊勢崎線 松原団地(東口)徒歩3分
       地 図

木戸銭   無料 (通常営業中のライブにつき後飲食をお願いいたします)
        おすすめの珈琲⇒ハイブレンド (コクがあっておいしいですよ)
        おすすめの料理⇒ナポリタン (すべて手作り、昭和の香りがする懐かしい味)

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2012.06.18

あなたと私の合言葉 有楽町で逢いましょう

昨夜から船橋の研修所で缶詰研修が始まっている。木曜の夕方までの泊まり込み。
昼間はびっちり研修業務だが、夜は全くの自由。
自由はいいが近くには遊ぶ場所も呑み屋も何もない工場地帯。
夜の無頼を慰めんと持ち込んだ小説だが、研修で目が疲れ読む気にもなれない。
結局ストックを持って散歩するぐらいしか楽しみはない。

小川沿いの小道を歩き詰めると京葉道路の側道にぶち当たる。
側道沿いに延々と歩き続けた。往復3時間の道のりだ。
車も人もほとんど通らぬ暗い夜道。
昼間ならば殺風景で嫌になっちゃうだろうが、夜ならではの快適な散歩道。


先日の「お好み焼きの三貴ライブ」の録音を聴き、気になるところがあった。
「あ」の発音が良くないことと、長音を伸ばしすぎて気持ちが悪い点だ。
中高音域ではさほどでもないのだが、低音域での口の開きが中途半端でだらしない。
そこに持ってきて微妙に音を伸ばすもんだからどうにも良くない。

ここのところそういう傾向になっていると思い、修正の必要を感じていた。
録音を聴きやっぱりなと思う。
自分の歌の特徴は歯切れと滑舌の良さと思っている。
それがすっかり影を潜めている。

散歩をしながら発声練習をするにはもってこいの暗い夜道。
最初の1時間は呼吸法と発声法のおさらいをしながら歩いた。

あ〜、あ〜、あ〜

てなあんばい。中低音域のいろんなキーで試す。
(実に恥ずかしい散歩だ!人様には見せられたもんじゃない)

次の1時間は「あ」の発音を多く含む一人おしゃべり。
思いつくままに言葉にしていく。
(ああ、恥ずかしい!女房・子供にゃ見せられたもんじゃない)

だいぶ滑舌が良くなってきたんでいよいよ歌いながら歩く。
こんな時歌うのはいつも決まっている。

『有楽町で逢いましょう』

この歌、発声の練習には実に優れもんだ(と勝手に思っている)


あなたとわたしの合言葉 有楽町で 逢いましょう


まず発声が一番難しい「あ」の音を多く含む。
「あ」の前後を他の「い」「う」「お」が挟んでいる。
(「え」の音がないのが残念)

さらに半音ずつ上がる部分がある。
これを正確なピッチで歌うのはなかなか難しい。

かくしてこのフレーズだけを何度も何度もくりかえし歌いながら歩く。
意識的に低いキーで歌う。くり返すうちになんとか様になってくる。
そこで突如キーを変えて歌う。今度は半音がふらつく。
安定したら違うキーにする。またふらつく。
もちろん「あ」の音の口の開きを意識しながら。
(意識しすぎるとガチガチに固い「あいましょう」になってしまうからしまつに悪い)

そんなことをくりかえしながら歩いてると時間はあっという間に過ぎ去る。

せっかくの研修業務でできた夜の時間。
こちらにいる間は毎晩歌いながら散歩することにする。


♪あなたとわたしの合言葉 有楽町で逢いましょう

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2012.06.14

末広がりの「八年目」

今週金曜の晩に予定している「お好み焼きの三貴ライブ」が8年目に足を踏み入れる。
7年間でおやすみしたのは1回。
(この時は喉をつぶして声が出ず、会話すらできなかった)

「朝市コンサート」も先月8年目に入った。
こちらも毎月2度、数回お休みしただけで続けさせてもらっている。

我ながら7年もの間、よく続けてこられたと思う。

毎月様々なライブをやらせてもらっっている。
それらのどれもが大切なライブであり、全力で臨んでいることに変わりはない。
それでも「朝市コンサート」と「三貴ライブ」は特別なものであり、レギュラー・ライブと位置づけている。
僕の暮らしはこの二つのライブを軸に組み立てられてきた。
前職時代も、人生浪人中も、そして今もそれは変わることなく続いている。

1回1回を務め上げることに全力を費やしてきた。
一喜一憂しながら歌い続け、少しずつだがようやく思い通りのライブができるようになってきた。

ライブ活動にゴールなどあるはずもないし、「これでいい」なんてこともまたありえない。

それでも「八年目」は節目の年。末広がりで縁起よし。
スタート地点に遡り、ふりかえってみるのも悪くはないと思う。

道を見失うことなく、これからもずっと続けていきたいから。

   八年目 見果てぬ先の 一里塚

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8年前、ライブ活動の中心は「街角ライブ」だった。
土曜の晩、終電過ぎまでの5時間を新越谷駅前で歌っていた。
この「街角ライブ」を修業の場と位置づけ、数年に渡って続けていた。


  あえて見知らぬ人の前で歌わなければならない。
  通り過ぎていく人たちに歌いかけ、いずれは聴いてもらえる力をつけたい。
  どんな状況にもひるむことなく、歌いきれるようになりたい。


当時僕はそう思いつめていた。
40代も半ばを過ぎてのことだ。

それまでは10年ほどライブハウス「ぶどうの木」のレギュラーとして歌っていた。
ライブハウスでのソロライブは自分を鍛え、育ててくれた。
しかしながらお客様に守られながら歌っていても、本当の力はつかない。
だんだんそう思うようになっていたのだ。

「ぶどうの木」が店をたたんだのを機にライブハウスでの演奏活動をいっさいやめた。
活動の場を街角もとめたのだ。
そこは見知らぬ人が行きかう雑踏の中だった。
武者修行の場としてはこれ以上のところはないと思えた。

最初の1~2年は全然ダメだった。
反応らしい反応はほとんどなく、打ちのめされる日々だった。

やがて小さな反応が少しずつだが寄り集まり、どうにか形になってきた。
足を止めて聴いてくれる人が増え、毎週来てくれる「ファン」もできてきた。
途切れることなく、誰かしらに聴いてもらえるようになっていた。
4~5年もの時間が流れていた。

「街角ライブ」がすっかり定着し、これからという時だった。
駅前での演奏に対して規制が厳しくなった。

たくさんの路上ミュージシャンたちが集まるようになり、競うように演奏を始めたのだ。
駅コンコースは種々雑多な音が入り混じるようになった。
彼らはまるで「雨後の筍」のように現れては消えていった。
中にはしっかりした活動の一環として路上ライブをやるものもいた。
反面、ひやかし半分や「公開練習」の連中も多かった。
ペルーのフォルクローレバンドが我が物顔で大音量の演奏や商売を始めるようにもなった。
マナーのよろしくない輩も少なくなかった。
当然様々なトラブルも起きるようになった。
駅コンコース「無政府状態」に陥いり、規制が入るのはある意味やむをえなかった。


そんな頃、駅で演奏中に越谷市場の組合長に声をかけられ、市場で歌うようになった。
「朝市コンサート」の始まりだった。
時を同じくして「お好み焼きの三貴」のオーナーに声をかけられた。
中小企業同友会の総会でのライブを頼まれたのだ。
それが「お好み焼きの三貴ライブ」につながっていく。

一方、新越谷駅コンコースでの演奏活動は全面禁止となった。
演奏を始めて10分もしないうちに駅の警備員や警官隊に囲まれ演奏を中止させられた。
(お巡りさんの中には僕の「ファン」もいたが、職務ではしょうがない)

当初は1回限りのライブと思って引き受けた市場やお好み焼き屋での演奏が残された唯一の「場」になった。
幸いにも気に入っていただけ、定期的な演奏になっていったのだ。

自分としては退路を断つつもりで臨んだ。
「街角ライブ」と同じように「修業の場」と位置づけ、新しい環境で活動をスタートさせた。

状況は街角よりもはるかに厳しかった。

市場の客は買い物という確固とした目的があって市場に来る。音楽はお呼びじゃないのだ。
お好み焼き屋も同様、食事が目的のお客さん。
くわえて閉ざされた店内で逃げ場がどこにもない。

ふたたび打ちのめされる日々が始まった。


    居合わせたお客のお邪魔にならぬよう、ご迷惑にならぬよう
    さりとて場の空気に埋没せず、しっかりした存在感を発揮できるような演奏を


それだけを意識しなが歌ってきた。

毎回違うお客さん、毎回ちがうお店の雰囲気。
いろんなことを試しながら続けているが、これといった「方程式」は今も見つけられずにいる。
一喜一憂もいまだに続いている。

8年目に足を踏み入れる。
これからも同じことをくりかえし、あいかわらずアタフタしながら続けていくことだろう。

しかし8年前に比べて大きな変化もまた表れている。
なによりも「修業」という意識が「楽しみ」に変わってきたことだ。
アタフタしている自分を別の自分がながめてにやりと笑っている。
以前は「場の空気に負けてたまるか」と自らを奮い立たせてきた。
最近はそんな気持ちが薄くなり、より自然にすっと入っていけるようになった。
肩の力が抜けてきたんだろうと思う。

これからの自分の変化を楽しみにしている。
10年目にはどんな心境で「朝市コンサート」や「お好み焼きの三貴ライブ」をやっているんだろうか。

なんにせよ、これからも変わらず虚心坦懐で淡々と続けるのみ。


これまで多くの方々に歌を聴いていただいた。
多くの友人たちも遊びに来てくれた。
あらためて深く感謝したい。
そして何よりもこれまで支えてくれた三貴のスタッフの皆様に心より感謝したい。

⇒「お好み焼きの三貴ライブ」の歩み

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2012.06.10

「温泉につかってるようなライブ」 ~ライブ@スコア

大宮の洋風酒処Score(スコア)でのライブを終え、お店のママさんからこんな言葉をいただきました。


    まるで温泉につかっているような気持ちいいライブですね


無防備な状態で歌にひたっていられる安心感があるとのこと。

この一言がとてもうれしかった!
我が意をえたりという思いでした。

僕が目指しているライブの理想の形。
それは演奏する者も聴く者も車座になり小皿たたいてちゃんちきオケサという雰囲気
あるいは井戸端を囲んで世間話に花を咲かせるようなライブ。
いずれにしろ「自然体」であることが欠かせない要素です。
おしゃべりと歌のつなぎ目や、演じ手と聴き手の間がごくごく自然(シームレス?)でありたいと思っています。
それには演じ手である自分がフラットな気持ちでライブを展開できるかということがとても大切かと思っています。

この理想の形というのは実際にはなかなか困難なものです。
演奏の「場」からして演者と聴き手は相対する作りになっているのが当たり前です。
どんなに「一体感」あるライブであったとしても、実際には演者と聴き手の間には境界線があるものです。
それでもそこに自然なやり取りが産まれれば心地よい空間になるものだと思います。
その一つの形としてイメージしているのが「車座ライブ」であり「井戸端ライブ」。


「温泉につかっているような気持ちよさ」という表現もそれに通じるものがあるのではないかと感じた次第です。
(「温泉ライブ」っていう言い方も面白いかな(笑))


あいにく朝から雨模様。
関東地方は今日梅雨入り宣言。
お客様のお運びも湿りがちでこじんまりとしたライブになりました。

前回スコアさんでやらせていただいた時は大入り満員でお客さんに乗せられてはじけるライブでした。
うって変わって今回はじっくり歌い、じっくり聴いていただくという形になりました。
お客様に乗せられ一緒にぐんぐん盛り上がっていく「動のライブ」に対して、
歌を媒介にしっとりした時間・空間を共有する「静のライブ」とでもいいましょうか。
これはこれでとてもうれしいものです。

ギターもガットギターがメイン。
ガットギターのやわらかく深い音色が「静のライブ」にぴったりとはまります。
  (ワンポイント用にナッシュビル・チューニングの鉄弦ギターも持参しました。
   でも雰囲気に合わないと判断し1~2曲にとどめました)

本日のお題は梅雨入り宣言を受け、雨の歌に急きょ変更しました。
題して「雨の物語」。
雨を背景に展開する男と女の様々な3分間ドラマを積み上げます。
歌の中で展開するそれぞれの物語をお客様にイメージを膨らませてもらえれば。
そう思いトークも最小限にとどめました。

2部は梅雨が早く明け、夜空を眺めたいねという気持ちで「星に聴く」というお題に。
久しぶりに歌う歌が多く、懐かしくも新鮮でした。
特にいとこのENTA作「僕の星まで」、北海道の音楽友達ららちゃんとMartinの共作「星に聴く~Northern Prayer, Listen To The Stars」を1年ぶりに歌えたのはうれしかった!

ちなみにお客さんの層が多岐にわたっていました。
高校1年生をはじめ、30代、40代、50代、60代、そして最年長は70代後半のおかあさん。
歌によって反応してくれるところがそれぞれちがうんです。
なかなかスリリングでこれもまたおもしろかった。

ライブを終え、充足感と余韻にひたっていると友人・MATSUMURA君がぽつりと一言。


   地元の越谷にこだわって演奏している古池さんなのに
   スコアでやる時は地元以上にホーム感がありますね
   

彼は長年に渡って毎月僕のライブを観続けてきてくれた「Martin古池評論家」。
  (本人はこの呼称に不満があるようですが)
僕の変化や推移を最もよく知り、時に歯に衣を着せぬ意見をぶつけてくれる友です。
そのMATSUMURA君の目にものびのびと自然に歌っている風に映ったのでしょう。

そんな場を作ってくれたスコアのマスターやママさん。
そしてじっくりと聴いてくださったお客さんたちに心から感謝いたします。

【本日のテーマと選曲】

[1部 雨の物語]

・雨が空から降れば
・雨の物語
・ひとりじゃないの
・傘がない
・モナリザの微笑
・僕のマリー
・どうぞこのまま
・雨の中の二人
・赤ちょうちん (ナッシュビル・チューニング)
・窓ガラス
・ミルク32
・狼になりたい
・ほおずき

[2部 星に聴く]

・明日になればね
・上を向いて歩こう
・見上げてごらん夜の星を
・空に星があるように
・星のフラメンコ
・月光値千金
・夜空の星
・蒼い星屑
・僕の星まで
・星に聴く~Northern Prayer, Listen To The Stars
・夜空を仰いで~コール
・ヘイ・ヘイ・ヘイ

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2012.06.05

【おしらせ】 ライブ@スコア(Score)

今週土曜日の晩、大宮の「洋風酒処 Score」でソロライブをさせてもらいます。
今回で2回目になります。

前回は友人・宍戸一賀さんに声をかけていただきました。
彼のホームグランドに単身乗り込み武者修行をさせてもらった格好。
これが最高に楽しかった!

常連さん(ほとんどが宍戸さんのファン)で一杯の店内。
このお客さんがガンガン絡んでくる。
歌を肴にしゃべるは、ちゃちゃを入れるは、もうサイコー!
僕はのせられっぱなし(笑)

「これぞ井戸端ライブ!」、「これぞ語り弾きライブ」ってやつをさせていただきました。

同時に宍戸さんの地道な活動がこの場に凝縮されていると感じる、学ぶべきライブにもなりました。


さて今回はどんな展開になることやら。
かいもく見当がつかない。
それがまた楽しみでもあります。


お近くの方、お時間おありの方、
どうぞ冷やかしにいらっしゃいませ。

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【Live@Score】

[日 時]   06月09日(土)  夜 7:00頃~9:00頃

[場 所]   洋風酒処 Score(スコア)
          大宮駅西口徒歩10分・国道17号そば
          さいたま市中央区上落合8-3-26
           中川ソシアルプラザ1F
          TEL.048-857-3139       
          地図

[出 演]   Martin古池

[木戸銭]   ご飲食を


ピザ窯で焼くボリュームたっぷりのマスター手作り・ピザが絶品です!


前回(3月)のライブレポート

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2012.06.02

絶句

愛車「レッド・アロー号」のメンテナンスのため『ROAD GALLERY MILANO』(旧ミラノ館)まで走った。
先日仕事がらみでお邪魔した時にメンテナンスの予約を入れておいたのだ。

店内は土曜日とあって少々混み合っていた。
木村オーナーの姿がなかったので、若いスタッフにメンテナンスを依頼した。
事務的に打ち合わせを終え、帰ろうと思い一言


    オーナーによろしくお伝えくださいね


若いスタッフは一瞬言いよどんだ


    オーナーは・・・、先週の火曜日に亡くなりました


    え?
    うそ!


先々週来た時にはいつもと変わらず元気いっぱいだった。
ひととおり用談を終えた後


   仕事の話は、まあこっちに置いといて・・・
   最近どうですか?


自転車の話、音楽の話、人生論・・・といつものように花を咲かせた。
年に1度くらいしか会わないが、会えばいつも必ず話し込んでしまう。
僕より3つ、4つ上だから還暦はとっくに過ぎているのに、木村オーナーの話はいつも若々しい。
先日もすっかり意気投合した。


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カウンターに木村オーナーの写真が飾った小さな祭壇が設けられていた。
鐘の代わりに自転車のベルが備えつけてある。
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    チーン・・・
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絶句し、天を仰いでしまった。

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    大事に乗ってやらなきゃ
    死ぬまでこいつに乗ってやらなきゃ
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そうつぶやきながら、深くこうべをたれた。

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僕のロードレーザー「レッドアローゴー」は木村オーナーに組んでもらった。
20年以上も前の話だ。

以来、あちこち一緒に旅をしてきた。

糸魚川や宮城蔵王までの長い道のり。
日光や渡良瀬、軽井沢・碓氷峠、秩父、奥多摩、房総・・・
そして函館~室蘭~札幌。

決して大切に扱ってきたわけではない。むしろ荒っぽく乗ってきた。
それでもいまだに現役で走ってくれる。
企画はずれでジャストフィットのパーツもすでにない。

木村オーナーは年1度のメンテナンスのたびにあれこれ工夫して新しいパーツを組み込み、くたびれた自転車をよみがえらせてくれた。


    大事に乗ってやらなきゃ
    死ぬまで乗ってやらなきゃ


もう一度そうつぶやきながら店を後にした。


木村隆博さんの霊に平安あらんことを。

合掌。

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ROAD GALLERY MILANOのホームページ

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スタッフがつづった木村オーナーの最後の1ページ


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