久々の出前宴会ライブ
今年2回目の出前ライブは久しぶりに宴席だった。
「草加自動車整備振興会」の新年会。
会長さんが松原団地のパインアヴェニュー商店会の会長を兼務していいる。
昨年「JACK ROWGUNGS」としてチャリティ・イヴェントに出演させてもらったご縁で声がかかった。
選曲にオーダーがありGS(グループサウンズ)を中心にやってほしいとのことだった。
会長は僕と同じ年ということもあり、そこから類推するに中学生の頃GSに夢中になっていたと思われた。
うれしいオーダーであると同時に、50分の枠の中で何を歌うか大いに迷いもした。
最終的に20数曲に絞り込んだが、実際に演奏できるのは13~14曲。
何を歌うかじゃなく、何を削るかってのは忍びなくて切ない判断だ。
結局ステージに立ってからの流れにまかせることにした。
会場は居酒屋の大広間。
50代~60代を中心に総勢50名ほどのおじさんたちがところ狭しとひしめき合っていた。
明らかに60代後半という人も多い。
こりゃ、全部GSってワケにもいかないかな
などと思いながら歌い始める。
適度に酔いがまわったおっさんたちは大喜び。
モンキーダンスを踊る人まで。
宴会の常で呑んでしゃべる、騒ぐという雰囲気はついてまわる。
今宵も当然そんな雰囲気バリバリだった。
でも半分以上は聴いてくれている。
そういう一団があちこちに点在しているから会場全体に視線を投げることができる。
当然呑んでしゃべる人たちとも視線があい、やりとりできる。
そういうこともあり、やりやすくのびのびと歌うことができる。
歌い進むうちに酔っ払ったおっさんがステージに上がってきた。
オレにも歌わせろ。
ほら、あれだ
「夕焼け~ 海の夕焼け~」ってヤツだ
まわりも声援を送る。
やれ、やれー!
ばっちり伴奏とハーモニーをつけてさしあげた。
今度は別のおっさんがやって来る。
オレにも歌わせろ
ピンキラだ!
ふたたび歌い進めるうちに声がかかる。
おおい!
歌謡曲もできないか?
歌謡曲?
やりましょう!
マッカセナサイ!
もう、ステージ中盤にして最初のプログラムなど全てすっ飛んでしまった。
与作~夕焼けとんび~骨まで愛して~星のフラメンコ
と、矢つぎばやに歌謡曲で攻めたて、すかさずGSに戻す。
そんなことをくりかえすうちにもう予定時間だ。
司会者から「10分くらい引き伸ばして」のサインが来る。
最後はGSで決めないことにはまずいと思いノリのいいヤツを一気に歌う。
キサナドゥーの伝説~マドモアゼル・ブルース
最後の曲は「あの時君は若かった」に決めていた。
あの時があったから、今があり、明日があるというようなメッセージを震災のことや日本経済とからめながら語る。
当初は「秘められたエール」にするつもりだった。
宴会ライブだからそういう「生真面目な話」を語れる雰囲気にはならないと思っていたからだ。
ところが語れる空気になったのは驚きだった。
小企業主たちの集まり。
厳しい経済事情にあえいでいる証なのかななどと思う。
終わってみて大きな満足感に充たされていた。
宴会ライブとしては快心のデキだった。
いや、宴会ライブこそがオレには似合ってるのかもしれないな・・・
なんて思ってしまった。
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