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2011.10.27

音楽でご老人たち過ごすひととき

草加のデイケアサービスで演奏してきた。
最近おつきあいを始めた「さっちゃんと音もだち」というグループの一員としてだ。

「さっちゃんと音もだち」はグループというよりネットワークに近いかもしれない。
さっちゃんを中心に同好の志が集まり、各地の高齢者施設や障害者施設などでひんぱんに音楽演奏の慰問活動をしている。
その時々集まれる人でなされる慰問活動だ。

僕が参加したのは今回で2回目。
考えさせられることが多かった。

自分も20年ほど前から慰問演奏を行ってきた。ソロであったり、「オカリナアンサンブル・かざぐるま」として。
それはさまざまな演奏活動の中の一部だった。
だから「全力投球の1本勝負」的な色彩が強かったように思う。

「さっちゃんと音もだち」は慰問演奏自体が活動の基本。
1本勝負ではなく長期にわたり継続的に慰問を続けている。
なによりもここに意義を感じる。
施設に集まる老人やヘルパーさんたちに「おなじみさん」として受け入れられている姿はこれまでの慰問の積み重ねだろう。


僕は老人施設などで演奏する時は「親の世代に息子の世代がボールを投げる」という意識でやってきた。
そこで親子世代間でのキャッチボールが成立するように心を砕いてきた。
それは「さっちゃんと音もだち」に参加する時も変わらない。
だが継続的な活動の一端を担うことで、また違ったことも見えてくるような気がしている。

それは遠い将来(近い将来?)の夢である「老々ライブ」の形やヒントにつながるような気がする。

今は息子の世代が親の世代に寄り添うという感覚だが、いずれは息子の世代も年老いる。
そんな時老人が老人に寄り添い励ましあうというのが「老々ライブ」だと思っている。
思ってはいるが具体的な形は見えていない。
今やってることをしっかり続ける中でいずれ肉づけされていくのだろうと思う。
「さっちゃんと音もだち」の活動をサポート、お手伝いする中でそのヒントが見えてくるような気がしている。



ご老人たちと一緒に音楽で過ごす時間。
しわくちゃな笑顔、名残惜しそうに見送ってくれる姿。
こちらまで楽しく、しあわせな気持ちにさせてくれる。



「いつか行く道」

歌を道連れにしわくちゃな笑顔をふりまき、それを共にする。
そんな生き方がしたい。

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