楽しき哉 「ハックルベリー・ライブ」
2ヶ月ごとに出演している「ハックルベリー・ミュージシャン・ナイト」というライブ
これまではるびんさん、エイぼん、カワハラ君と4人で2時間のライブを作ってきた
今回からお店側の新しい試みの一環として5人によるライブアワーとなった
すっかり仲良くなったカワハラ君は今回は出演せず、りきまるさん、安藤ゆきおさんと初めてご一緒した
(お店としてはこれからも出演者5~6人でブッキングするそうだ)
一番手、りきまるさんは30代の好青年
敬愛する高田渡さんのカバーソングやオリジナル曲を聞かせてくれた
泥臭い渡さんの歌をちょっと洒落たコードづかいで演奏し、新鮮だった
特に印象的だったのは阪神大震災の復興のときにアコースティックで歌われたという歌
これは力強く、印象的なインパクトを与えてくれた
二番手は安藤ゆきおさん
僕と同じ道産子シンガー
長年札幌で歌いながら苦労されてきた方
8年前に上京して地道に活動されているそうだ
物静かで繊細なステージを展開された
こういうしっとりしたステージも魅力的だと感じた
三番手のるびんさん
2ヶ月ぶりの再会だ
暮れに手術をされたが、「うそでしょ?」と思うほどの熱演だった
あいかわらずの豊かな音量・音圧(歌もギターも)
あいかわらずの安定感
あいかわらずの表現力
さすがだなぁ
本当に病み上がりなの?
此度もまた刺激を受ける
そして四番手でMartin古池登場
フォークシンガーがカントリー・ブルーグラスに挑戦するという試みも定着してきた
2ヶ月間ゆっくり準備をして臨むライブスタイルは今の僕にはとても貴重なものだ
今回の選曲は次のとおり
Martin古池のテーマ (オープニング・インスト)
Grand Father's Clock (おじいさんの古時計)
Fool Such As I
The End Of The World (この世の果てまで)
Lonly Togather
Georgia On My Mind (我が心のジョージア)
Wild Wood Flower (エンディング・インスト)
今回特にめざしたのは次の二つだった
①「The End Of The World」:日本語訳詩を歌になじませること
②「Georgia On Mind」 :スローテンポをキープしつつ、きっちり歌いきること
ともに本番を重ねる中でたたかれ鍛えられていくものだと思う
今回は②のジョージアは間奏で安藤ゆきおさんがステキなギターリフを付けてくれ、助けられた
(「Lonly Together」ではるびんさんのシェーカーに助けられた)
ラストバッターはエイぼん+Martin古池
先週やった「喫茶店JUNEライブ」での選曲を中心に、新曲『五番街のマリー』を入れた
恋のハレルヤ
この空を飛べたら
片っぽ耳飾り
五番街のマリー
曼需紗華
カントリーから昭和歌謡へステージがガラリと変わるのは面白い
一応僕も衣装を変えて気持ちを切り替える
(といってもジャケットを羽織、ハットをかぶるだけだが)
何度も練習を重ね、ライブで歌ってきた歌をエイぼんは表情豊かに歌う
今回初めてやった『五番街のマリー』は練習で一度合わせたのみだった
練習のときから二人のフィーリングがぴったりとフィットしており不安はなかった
「JUNEライブ」で初演した『片っぽ耳飾り』はベビー・テイラーという小型のギターに持ち替えて伴奏した
ギター伴奏がなじむのにはもう少し練習と本番をこなさなければならないなと反省
それにしてもエイぼんとのかけあいもずいぶん板についてきた
脱線しっぱなしのステージだったが、いい雰囲気をかもし出せたように思う
コラボレーションをしはじめてから早1年半
だんだん成熟してきたのを実感する
ライブを終えて帰る電車の中で生あくびが絶えなかった
ライブを終えた安堵感
集中からときはなたれた解放感
準備を含めて1ヶ月もの間、意識と集中を徐々に高め続けることができた充足感
(「JUNEライブ」「ハックルベリーライブ」と2週連続ライブに意識を集中してきた)
心地よい疲労感に身をまかせることができた
次回の「ハックルベリー・ミュージシャン・ナイト」出演は
4月20日(日) 18:00~
どんな出会いが待っていることだろう
楽しみだ
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