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2010.12.03

ジンギスカン やっぱり好きだぁ!

ジンギスカンを食べたかった

それも上品なラムではなく、臭みのあるマトンのジンギスカンを

北海道に帰るたびにマトンを出してくれる店を探すんだが、これがなかなか見つからない
(去年札幌で食べた「だるま」はマトンだった)

今回もあれこれ聞いてマトンを探したんだが、見つけれなかった

それで宿(五稜郭グランティア)の近くの「炭々亭」という店に入る
たいした大きくて、立派なつくりのジンギスカン屋さんだ

例によってあつかましいお願いをしてみた


  マトンないべか
  子供のころ食べた臭みの強いやつが食べたくてさ


同年代と思しき髭づらのマスターにそうたずねる


  いやぃゃゃ
  今だと、ほとんど どごでもラムしか扱ってないんですから
  うちもお勧めは特上ラムの味噌だれ漬け焼きなんだゎ
  やわくて、おいしいですよ


  んだがぃ?
  残念だな
  あの匂いがなんともいえないんだけどね
  まかないとかでマトン使うことないの
  あればそれでもいいんだけどさ
   (こらこらあつかましいぞオレ!)


  うちでは全部ラムなんですから・・・
  したっけ生ハムロールだったら、ちょっと近いかもしれませんね


  したら、それけれや
  それとお勧めの極上のヤツ





特上味噌ラム
厚く切ったラム肉を特性味噌に漬け込んだヤツだ
たしかにやわらかくて、旨い

でも、ものたりない
あの羊肉の臭みがぜんぜんないんだ


多少の期待をこめて生ラムを焼いた

うん、たしかに少しだが臭みがある
先に特上味噌ラムを食べてたから、よけいにそう感じるのかもしれない





子供のころジンギスカンといえばマトンだった

ラムは幻の羊肉
高くて手が出ない一品、名前しか知らぬ子羊の肉だった

食欲旺盛な中学生のころは近所の肉屋さんに薄くスライスしたマトンを買いによく走った
サッカー部の練習を終え、帰宅したらマトンを焼いて食べるのが習慣だった
漬け焼きよりもそのまま焼き、ベルのジンギスカンのタレで食べるのが好きだった

マトンの臭みが舌になじんでいた


あの味がどうしても忘れられない
でもそれを求めるのは、今では逆に贅沢なのかもしれない

食生活全般が40年前とは大きく変わっているのかもしれない

安くて、ボリュームがあり、栄養価も高い食材がすなわち旨いものという感覚だったのかもしれない

高度経済成長を経て、所得が増え、比較的高価なものが手に入り、それが当たり前になっていく
それにしたがって常食されていたものが食卓から消えていく
その結果、安かった食品が貴重品になり、手に入らなくなる


「アブラコ」も「マトン」もそんな運命をたどってきたのでは?
などと勝手に想像してみる





わずかではあるが羊肉の臭みを感じさせてくれた生ラム
翌日スーパーによってたくさん買いつけた
冷凍しておけばしばらくは帰ってからもジンギスカンを食べられる

ベルのジンギスカンのタレは越谷市場でも手に入る
「朝市コンサート」の折に買えばいい
このタレに鷹の爪やにんにくを入れて辛くすれば好みの味になる


内地に戻ってからのささやかな楽しみがひとつ増えた

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