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2010.08.02

「喫茶店・JUNEライブ」 お客さんとともに作る時間・空間

およそ1ヵ月半ぶりのJUNEライブでした

ちょっと間が空いたので、リピーターのお客さんが来てくれるかな…

ちょっぴり不安を感じながら店内に入ると、あんのじょう知らない顔ぶれの方々がお茶してます


  さあて、
  どう切り込むか
  どう、つかむかな…


などと思案しながらセッティング

ちょっと不安でドキドキするけど、この思案の時がけっこう好きです


本日の構成は1部はえいボンをメインに夏の昭和歌謡
えいボンが登場する前に露払いで僕が数曲歌います

この露払いの数曲でその日のライブが決まるので責任重大(笑)



オープニングは「なんとなく なんとなく

茶飲み話に興じるお客さんの耳に自然に歌が届くことを意識
声をもギターも抑え気味に入りました

ところが思わぬ好反応で迎えられたのです

すっかり気をよくして、「夏休み」というマイナーな歌でさらに探りを入れます
(拓郎の「夏休み」じゃないヤツです)

受け入れられれば今日のお客さんはちゃんと聴いてくれそう

そんな思惑でした

それまで茶飲み話に打ち興じていたお客さんは座りなおし、しっかりステージに向かってくれます

内心ほっとしてえいボンへのつなぎの2曲を歌います

  恋の季節~涙の季節



満を持してえいボン登場

  真っ赤な太陽
  恋のバカンス
  もういちど
  片思い
  虹色の湖
  恋のハレルヤ



途中お客さんとのやり取りをはさみながら、いい雰囲気で1部を終えることができました

えいボンとのコンビネーションも絶好調
えいボンはリラックスしていい歌を聴かせてくれました

リラックスした雰囲気がお客さんに伝わり、和やかな空気が流れるのが目に見えるようでした




2部は一転して僕のソロステージ

今回のテーマは「夏・一人旅」です

毎回テーマを決めてはいるのですが、どうしてもお客さんの反応にあわせて変化していき…
テーマとは別のところに行きがちなJUNEライブです
(それが通常営業中の喫茶店ライブの宿命であり、面白さでもあるのですが…)

今回はお客さんが和やかに聴いてくれ、しっかり受け止めてくれている様子


  「起承転結ライブ」に挑戦しよう


そう腹を決め、ストーリー仕立てにしました


   道連れは南風
   津軽海峡冬景色
(夏なのに冬の歌?)
   ナレーション:「はつかり5号」車内放送
   (ばしさん、盗ませていただきました)
   函館物語(函館は今日から港祭りなのです)
   無縁坂(函館に住む母へ)
   父への遺言(亡くなった父へ)



これらの歌を元にストーリーを組んでステージを展開しました

2部のオープニングでいくつかのサマー・ソングを歌いました
その関係もあり、60分といささか長丁場になりました

でもお客さんは最後までしっかり耳を傾けてくださいました!

ありがたかった!
うれしかった!

起承転結ライブには決定的な難しさがあります
もし受け入れられなかったら、途中から方針転換をしにくいということです

おかげさまでとどこおりなく、最後までストーリーを展開できました



今回は1部、2部通して終始お客さんといいキャッチボールができました

お客さんと一緒に作るライブになったように思います

演奏している僕たちも楽しかった
お客さんにも楽しんでいただけたと思います

  お客さんのうれしそうな顔、満足げな顔、納得した顔

これこそがライブをやる者にとって何物にも代えがたい喜び

そのことをあらためて実感させていただけたライブでした




来月はJUNEライブをお休みさせていただきます
約2ヶ月の充電期間をいただき…


10月23日(土)の夜

初めての通常営業中ではないライブに挑戦させていただきます

1年間続けてきた「喫茶店・JUNEライブ」

おかげさまで、たくさんの常連さんもできました
熟成しつつあるえいボンとのコラボレーションを音楽仲間の皆さんにも聴いていただければうれしいな

そんな願いを胸に準備を進めます


どうぞよろしくお願いいたします

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