「喫茶店・JUNEライブ」 お客さんとともに作る時間・空間
およそ1ヵ月半ぶりのJUNEライブでした
ちょっと間が空いたので、リピーターのお客さんが来てくれるかな…
ちょっぴり不安を感じながら店内に入ると、あんのじょう知らない顔ぶれの方々がお茶してます
さあて、
どう切り込むか
どう、つかむかな…
などと思案しながらセッティング
ちょっと不安でドキドキするけど、この思案の時がけっこう好きです
本日の構成は1部はえいボンをメインに夏の昭和歌謡
えいボンが登場する前に露払いで僕が数曲歌います
この露払いの数曲でその日のライブが決まるので責任重大(笑)
オープニングは「なんとなく なんとなく」
茶飲み話に興じるお客さんの耳に自然に歌が届くことを意識
声をもギターも抑え気味に入りました
ところが思わぬ好反応で迎えられたのです
すっかり気をよくして、「夏休み」というマイナーな歌でさらに探りを入れます
(拓郎の「夏休み」じゃないヤツです)
受け入れられれば今日のお客さんはちゃんと聴いてくれそう
そんな思惑でした
それまで茶飲み話に打ち興じていたお客さんは座りなおし、しっかりステージに向かってくれます
内心ほっとしてえいボンへのつなぎの2曲を歌います
恋の季節~涙の季節
満を持してえいボン登場
真っ赤な太陽
恋のバカンス
もういちど
片思い
虹色の湖
恋のハレルヤ
途中お客さんとのやり取りをはさみながら、いい雰囲気で1部を終えることができました
えいボンとのコンビネーションも絶好調
えいボンはリラックスしていい歌を聴かせてくれました
リラックスした雰囲気がお客さんに伝わり、和やかな空気が流れるのが目に見えるようでした
2部は一転して僕のソロステージ
今回のテーマは「夏・一人旅」です
毎回テーマを決めてはいるのですが、どうしてもお客さんの反応にあわせて変化していき…
テーマとは別のところに行きがちなJUNEライブです
(それが通常営業中の喫茶店ライブの宿命であり、面白さでもあるのですが…)
今回はお客さんが和やかに聴いてくれ、しっかり受け止めてくれている様子
「起承転結ライブ」に挑戦しよう
そう腹を決め、ストーリー仕立てにしました
道連れは南風
津軽海峡冬景色(夏なのに冬の歌?)
ナレーション:「はつかり5号」車内放送
(ばしさん、盗ませていただきました)
函館物語(函館は今日から港祭りなのです)
無縁坂(函館に住む母へ)
父への遺言(亡くなった父へ)
これらの歌を元にストーリーを組んでステージを展開しました
2部のオープニングでいくつかのサマー・ソングを歌いました
その関係もあり、60分といささか長丁場になりました
でもお客さんは最後までしっかり耳を傾けてくださいました!
ありがたかった!
うれしかった!
起承転結ライブには決定的な難しさがあります
もし受け入れられなかったら、途中から方針転換をしにくいということです
おかげさまでとどこおりなく、最後までストーリーを展開できました
今回は1部、2部通して終始お客さんといいキャッチボールができました
お客さんと一緒に作るライブになったように思います
演奏している僕たちも楽しかった
お客さんにも楽しんでいただけたと思います
お客さんのうれしそうな顔、満足げな顔、納得した顔
これこそがライブをやる者にとって何物にも代えがたい喜び
そのことをあらためて実感させていただけたライブでした
来月はJUNEライブをお休みさせていただきます
約2ヶ月の充電期間をいただき…
10月23日(土)の夜
初めての通常営業中ではないライブに挑戦させていただきます
1年間続けてきた「喫茶店・JUNEライブ」
おかげさまで、たくさんの常連さんもできました
熟成しつつあるえいボンとのコラボレーションを音楽仲間の皆さんにも聴いていただければうれしいな
そんな願いを胸に準備を進めます
どうぞよろしくお願いいたします
| 固定リンク | 0
「ライブ at JUNE」カテゴリの記事
- 晴れ後土砂降り 歌声喫茶@JUNE(2024.08.27)
- 歌声喫茶@JUNE(2024.05.31)
- 「たそがれ音楽会」あらため「歌声喫茶」第1回目(2024.02.18)
- 時間変更のお知らせ たそがれ音楽会pen@JUNE(2024.01.14)
- 3つの音楽会(2023.12.17)
コメント