梅田慈将君のライブ
二ヶ月に一度、碑文谷のライブハウスAPIA40 に足を運ぶのが習慣になりつつある
福井からやってくる梅田慈将君のライブに行くのが愉しみになっている
何度も何度も書いてきたが、梅田君の歌は極限まで無駄なものをそぎ落としている
詩もメロディもギター伴奏もだ
詩の題材は日常の暮らしの中や自分に流れる血などに求めている
まったくもって今風ではない
たくさんの人から拍手喝采を受けるとはとうてい思えぬ
でも胸に来るんだ
梅田君のステージを観るたびに、僕は言葉のことを考える
あまたのムダを削ぎ落とした時、言葉が残る
言葉の裏にある情景が残る
それが僕に迫って来るんだ
坂道から見上げる夕焼けの情景
これひとつで打ちのめされる
二ヶ月に一度
僕は自分の饒舌を恥じることになる
そんな習慣がついてしまった
と、饒舌に書いてしまった
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