[雑感] 絵本「おうちピクニック」の挿入歌について
http://www.youtube.com/watch?v=XOD0jG0COmo&feature=related
『おうちピクニックの歌』
きょうは楽しい ピクニック
小川のほとりで ピクニック
だけど だけど だけど
今日は雨
朝から雨 Oh! 雨
こんな時は 気分を変えて
おうちの中で ピクニック
今日は 楽しい
おうち おうち おうちピクニック
詩:きむらゆういち
曲:Martin古池
http://www.youtube.com/watch?v=PfK0CO-S5zM&NR=1
『ハンバーガーの歌』
たまねぎ とんとん ひきにく ぽん!
パン粉に たまごに まぜまぜ ぎゅっ!
こねこね パンパン ジュワッと焼いたらできあがり
パンにはさんで ハンバーガー
詩:きむらゆういち
曲:Martin古池
『おうちピクニック』のテーマソングは短時間で仕上げることができた
しかし『ハンバーガーの歌』は難産だった
歌詞がシンプルだったこともあるが、字数をメロディに乗せにくかったためだ
あれこれメロディを試作しながらすわりのよいメロディを模索した
子供たちが簡単に覚えられることをまず意識した
で、最初に浮かんだのが「かえるの歌」の輪唱のイメージ
できるだけシンプルなフレーズのくりかえしにしようと意識した
最終的にウォーキングベースのような同じパターンのくりかえしになった
曲はできてみたけれど、曲調は地味
歌う僕の声もどこか弾んでいない
子供たちのダンスにマッチするものかどうか…
不安を残したまま絵本フェスタをむかえた
リハーサルもせずにいきなり本番に臨んだ
正直不安だらけだった
ちゃんと合わせられるか
(自分がテンポキープできるか)
聴いてくれる人に受け入れられるか
(これはメロディ自体の問題)
曲があまりにも短いので、テンポを変えて何度かくりかえそう
そんな申し合わせを事前にした
ダンスがテンポの変化についてこれるかも不安だった
(テンポ変化は僕の得意ワザ?ではあるが…)
すべては杞憂に終わった
シンプルで地味で短い『ハンバーガーの歌』に合わせ、Jスターズの子供たちは天真爛漫に踊ってくれた
子供たちの笑顔やかけ声にすっかりノセられた
調子にのって5倍速くらいまで徐々にテンポを上げた
嬉々として、しっかりついてくるJスターズの面々
しかも歌いながら
みごとなものだ
何度もくりかえすうちに会場の子供たちも徐々に見よう見まねで踊りだす
そんな様子を見ながら、僕は歌い終えたくなかった
延々と『ハンバーガーの歌』を歌い続けていたかった
ふと思った
歌に魂を、命を吹き込んでもらえた
Jスターズの子供たちから!
どこにでもあるような小さな歌だ
でも今この瞬間、魂を吹き込まれた歌は実にイキイキと輝いている
うれしくて涙が出そうになる
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「上野の森公園 親子フェスタ」で歌ってから1週間がたった
『ハンバーガーの歌』を演奏するに当たり関わってくださった方々に感謝の気持ちがあらためてわいてくる
きむらゆういち先生の歌詞
ハンバーガーを作る工程が簡単明瞭、しかも躍動的に表現されている
手遊びダンスとして振りを考えてくれたK嬢
子供たちのダンス指導をしたJOさんたち
そしてなによりもがんばった子供たち
後日練習風景の様子をユーチューブで見た
まだまだ形になっていなかった
それをわずかな期間でちゃんと仕上げてきた
子供たちのがんばりには頭が下がる思いだ
(後ほど動画をアップします)
『おうちピクニック』の本が全国の幼稚園や保育園で読まれ、園児たちが歌いながら踊る風景を夢見ている
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