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2010.05.13

印刷立会い・・・ 「印刷道場」

仕事柄、得意先の印刷立ち合いに同行することが多い
今日もある得意先に同行した

旧知の仲というのもあるが、初めてお会いする方がほとんどだ

今日も初めてお会いする方だった

僕は初めてお会いする方とやる印刷立ち合いが好きだ

多くの場合、お客様は印刷の素人の方だ

印刷の仕組みをご存じないがゆえにハッとさせられる鋭い指摘も多い

思い通りの刷り物にならず、いらだつ方も多い

最終的な仕上がりに不安を感じられ、ナーバスになられる方も少なくない


僕の役割はお客様が心に描いているイメージをいち早く察知し、そのイメージに近づけるべく調整することだ

反面、微妙な色再現が物理的に不可能な場合もある

印刷を中断し、前工程に戻り補正処理をするにも納期的に時間がない

そんな時はお客様にあきらめていただかざるをえない

でも「これ以上はできません」と言ってしまったのでは身も蓋もない

当社の技術力に不安や不信を感じさせてしまうことは技術者として忍びないし、恥でもある

だから理解・納得していただいた上で「気持ちよくあきらめていただく」ことが大切になる

その前提として最大限の努力で色の再現に努める
時に邪道ともいえる裏技をも駆使する

そしてその経過がお客様にも分かるように示さなければならない

ここが一番大事なところだ

本来工業生産物は「結果=仕上がり」で判断されるべきものだ

しかしあえて「結果」に対して「経過」という要素を持ち込むのだ

「経過」が見えるから「限界点」も見える
「限界点」が見えるからお客様に理解し、納得していただける




いずれにしろ自分の経験値や技術力を総動員する

身体中をアドレナリンが駆け回り、ピストンがフル回転になる


それが自分の技術や経験値を維持向上させることにつながっていく

ひいてはお客様の信頼を得ることにもつながっていく

お客様との印刷立ち合いはその意味で最高の『印刷道場』だ



そんなことをぼんやり考えていた
そしてふと思った


ライブでお客様に接している自分

印刷立ち合いでお客様に接している自分

なんだか同じことをやっているようだ


印刷立ち合いもライブも
お客様に喜んでいただく、納得していただくことが僕の根底にあるようだ

「お客様志向」

これが僕の基本スタンスなのかもしれない




さて今日の印刷立ち会いは・・・?

さいわいにも喜んでいただけたように思う

たぶんねウインク


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