春の陽光まぶし 柏の葉公園deライブ!(改稿)
前日までの冬模様がウソのように晴れ上がった日曜の昼下がり
千葉県は柏の葉公園に「歌の駅」・晴れオヤジ三人衆が終結
野外ライブを決行いたしました
競技場など大建造物と自然とが共存した巨大な柏の葉公園
そのど真ん中にあるレストハウス脇に作られた特設ステージ
目前の芝生でバーベキューを楽しむ人
久しぶりの日差しを楽しむ散歩客
暑いくらいの陽射し
近くの池から吹き抜けるほのかな微風
うってつけの野外ライブ日和
(少々暑すぎるが!)
野外ライブに挑戦するのは「歌の駅」のメンバー
ふく助さん、るびんさん、Martin古池の3人
3人で2時間のライブを展開しました
トップバッターはふく助さん
昨年来ノドの調子を崩されており、そのリハビリも兼ねたふく助さん
そのせいかキーを下げ、声も抑え気味のステージです
おなじみのフォークソングをゆったりと歌います
抑えた歌い方がむしろふく助さんの持ち味をよく引き出しているように感じます
やさしく、暖かく…
この方のお人柄がよく出ているように感じました
ふく助さんの歌を聴いて感じます
波紋がゆっくりと広がっていくような心地よさ
波紋とともにふく助さんのお人柄がじわりと伝わってきます
15分と短めのステージでした
波紋が広がるには充分
まったりした空気を作ってくれました
続いてるびんさん登場
実力派のるびんさん
この日に向けて相当の準備をされてきたようです
今回はストロークを中心とした力強いアレンジ
持ち味の深いボーカルと絡みあい、聴く人を釘付けにします
本当に厚みのある演奏をされました
るびんさんの演奏を聴いて感じたこと
まるで圧搾空気を爆発させたような激しさです
ためこんだものが連続的に爆発していく力強さ
歌にもギターにもそんな圧力が
たとえて言えば…
宇宙戦艦ヤマトの波動砲みたいな感じです
ふく助さんのかもし出したたおやかな波紋の上を、強力な波がゆっくり追いかけていく
強い波は客席という一点に集中していきます
そんなイメージでした
お二人の作ったそれぞれの空気感をうまく引き継ぎたい
そんな思いで3番手として臨みました
ふく助さんの作ったお客さんとの場の共有感
るびんさんの作った歌と対峙して聴いてもらう世界
この違った個性がうまくかみ合っていたのです
両方をうまく受けて、さらに自分の持ち味を出すには…
ターゲットを客席だけではなく、周囲に「たむろす」親子連れにまで広げました
Martin古池のテーマ~めぐりあい
サンフランシスコ・ベイ・ブルース
手のひらに太陽を
蚊の歌
ハエ・ハエ・ハエ
案山子
マイ・ボーイ
我が心のジョージア~さよならが言えない
おおよそこんな選曲をしました
(もっと歌ったような気もするが覚えていない)
当初40分で組んでいました
トータルの時間の関係で1時間ほどのステージに
結果として途中でちょっと中だるみになった感もあります
でもふく助さんやるびんさんが作ってくれた空気や場を引き継ぐことはできたかなと思います
3人で2時間のライブを作る
予想以上に面白い試みでした
それぞれがばらばらにステージを組むのではなく、3人で1つのライブを構成するという試みです
事前に打ち合わせをしていたわけではなく、自然にそういう風になりました
2時間ライブをひとつのものととらえたためだと思います
それぞれが共通の思いで臨むことができた
お客さんに楽しんでもらうことが第一
たがいの個性を理解し合っていた
暗黙のうちにそんな共通理解があったからこそだと思います
それはおたがいの信頼感の上に成り立ったものだと思います
その意味で
ふく助さんが当初から言っていたコンセプトが大きかったと思います
演奏者しか聴いていない「オフ会」ではない
…もっと色んな方に聴いてほしい
有料入場者しか聴いていない「ライブハウス」でもない
…もっと参加しやすい金額で
いつ警察が飛んでくるかわからない「ストリート」でもない
…もっと安心、安全な環境で(精神的にも、社会的にも)
街中に音楽が流れ、ふと足が止まり、しばし耳を傾ける…
そんなイメージをカタチにするコンサートにしたい
けだし名言です
こういうみんなで作るライブ
またやりたい
強く願わずにはいられません
本当に楽しく、充実したライブになりました
昨夜「へた親」オフ会を終えたばかりのPA-LA-LA隊長ご夫妻
遠く横浜から来てくださったハマフォーク仲間のch@bouzさん
そして盟友エイぼん
ありがとうございます
励まされました
ライブ・ブッキングマスターのしっぽさん
いい場をありがとうございます
レストハウスのスタッフのみなさんにも感謝です
そしてともにライブを作り上げたふく助さん、るびんさん
ありがとうございます
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