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2010.03.15

自分の「フォーク」を見つめなおして

キヨさん企画の「それぞれのフォーク vol.2」に出演させてもらいました

タイトルにあるように30代(ミツダイ)、40代(アンバサダー・キヨさん)、50代(Martin古池)の3組がやってきた「フォーク」の共演的なライブでした




普段は「フォーク」という言葉をあまり使わないようにしています

この言葉は定義されているようで、あまり定義されていないような気がしているからです

言葉ひとつで自分の音楽の志向性を縛りたくないって思いも強いですし

事実、ここ数年僕がライブなどで演奏する歌はかなり多岐にわたっています
ほとんど無節操なまでにその時々に歌いたい歌や、聴いてくださる方に合わせた選曲をしています

60年代~70年代歌われた「フォークソング」という範囲からすっかりはみ出してしまっています




今回の企画ライブの出演はいろんなことを考えるきっかけになりました

  自分にとっての「フォーク」ってなにか
  そもそも自分がやっている音楽活動をフォークと呼べるのか
  40年近く歌い続けてきた自分のスタンスはなんだったのか



1969年
函館労音のコンサートで初めて高石友也、岡林信康を聴きショックを受けるところから僕の音楽活動は始まっています
(それまではPPMなどのアメリカンフォークをお手本にして歌やギターの練習をしていました)

それは70年安保闘争を前にした時代の空気の影響も強く請け「反戦フォーク」「プロテストフォーク」「メッセージフォーク」の色彩が強いものでした

安保闘争の敗北を受けてそういう政治的なフォークソング運動は影を潜めていきます

僕も自分のスタイルを模索してあてのない紆余曲折をくりかえしていました



やがて今住んでいる越谷の地に根をおろし、この地でここの人たちとのかかわりの中で歌を歌うようになりました
(ここまで10年もの歳月を費やし道草を食んでいました)


商店街の活性化をめざす人たちとの交わりの中でたくさんの歌を作りました


子供が中学入学と同時に縁あってPTA会長を数年務めることになります
「歌うPTA会長」と呼ばれながら学校などで演奏もしてきました


越谷駅前にあったライブハウス「ぶどうの木」のレギュラーとして頻繁にライブをやったのもこの地に住む人とのご縁から始まったものです


最近では「へたくそ親父のギター弾き語り」という音楽コミュの仲間が書いた詩に曲をつけたりしています

さらに本業の印刷を通して絵本の作家先生の書いた詩に曲をつけ、出版社(世界文化社)企画の絵本コンサートをやったりもしています




こうしてみると僕のやっている音楽活動にはいくつかのキーワードが見えてきます


  暮らしの中で
  人とのかかわりの中で
  縁に導かれるままに


音楽を通して、その場に居合わせた人たちと時間、空間、そして気持ちを共有する

これが僕にとっての「フォーク」だ

そう言ってもいいのかな

そんな気がしています


「それぞれのフォーク」の準備を通してそんな気持ちを確かめることができたかなって気がします



そんな想いから今回の選曲は40年の年月の中で、その時々の断面を切り取るように作ってきた自作の歌をメインにステージを組みました


  Martin古池のテーマ (ナターシャ・セブンのパクリ)
  めぐりあい (ナターシャ・セブンのカバー)
  室蘭の空 (自作・メッセージフォーク編)
  オールマイティ・ストリート蒲生 (自作・地元編)
  おばけ屋敷の歌 (自作・地元編)
  Love For Chair (自作・子供の中学校編)
  おせちのうた (共作・絵本編)
  おうちピクニック (共作・絵本編)
  Northern Prayer~Listen to the stars (共作・へた親)
  函館物語 (中学時代の同級生・工藤しんや作)
  僕の星から (従兄弟ENTA作)
  Lonly Togather (トミ藤山さんのカバー with すめちゃん)
  あすなろの歌 (自作)


僕のライブをよく聴いてくださる方々はいつもと違うので面食らったかもしれませんね

初めて聴いてくださった方々はほぼ100%知らない歌ばかりで退屈されなかったでしょうか?


ライブのコンセプトを考えると、こういうステージ以外はありえませんでした

予定時間をオーバーしちゃいました
ごめんなさい
でも、チャンスをくれたキヨさんには心から感謝しています



天真爛漫に若者の思いをきっちり歌ったミツダイに拍手です

40代は中途半端な年代と言いながら、微妙な胸のうちを歌に乗せたキヨさんに拍手です

そしておっさんのこだわりに付き合ってくれたお客さんにも心から感謝です






今週は「三貴ライブ」(金曜夜)と「ほたるの里ミニライブ」(土曜夜)で歌います

いつものスタイルに戻ってステージを展開する予定です

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