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2010.03.31

2010年4月ライブ・コンサート予定

★4月3日(土)  湾岸 CRAZY DISCO 出演
深夜 23:30~朝まで
          Martin古池 1:00~1:30くらい
          ライブハウス K's Dream
           千葉市稲毛区稲毛東3ー6ー14
            ART BOX B1
           043-244-8800
           JR総武線 稲毛駅
            改札を出て(西口)徒歩3分
      
http://www.ks-dream.com/

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51435611&comm_id=4756253




★4月10日(土) 朝市コンサート
          朝8時半~10時半
          越谷市場 2号棟 景品交換所前

http://www7.ocn.ne.jp/~k-ichiba/akusesumap.html





★4月10日(土) JUNEアコースティック・ライブ
          午後2時~4時
          tea room JUNE
           東武線松原団地駅東口 徒歩3分
           [出演] エイぼん
              Martin古池

http://r.tabelog.com/saitama/A1102/A110203/11013496/dtlmap/





★4月11日(日)  土俵岳 あすなろミニライブ
           秋川渓谷 浅間尾根
           土俵岳直下 日原峠
           12:00~14:00




★4月16日(金) 三貴ライブ
         夜9時~11時半(終電まで)
         お好み焼きの三貴
          東武線新越谷駅東口
          武蔵野線南越谷駅南口
           徒歩3分

http://ggyao.usen.com/0002132503_map.html





★4月18日(日)  柏の葉公園deライブしよう♪ 出演 
          14:00~16:00
          千葉県立柏の葉公園
           レストハウス(ボート池そば)
           千葉県柏市柏の葉4ー1
           JR常磐線、東武野田線
            柏駅西口からバスで20分
           つくばエクスプレス(TX) 
            柏の葉キャンパス駅
            西口からバスで10分
           [出演]  ふく助さん
                 るびんさん
                 Martin古池

問い合わせ  04ー7134ー3318 柏の葉公園レストハウス

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51438000&comm_id=4756253





★4月24日(土) 朝市コンサート
          朝8時半~10時半
          越谷市場 2号棟 景品交換所前

http://www7.ocn.ne.jp/~k-ichiba/akusesumap.html



          

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華やかな音楽会になった「すみれコンサート」

今回の「すみれコンサート」はあらたな試みとして、マンドリンのももっち夫妻をお迎えしました

ももっち夫妻はすめさんとのコラボレーションで2曲ほどマンドリン演奏を披露。
マンドリンの華麗な音色と息のあったアンサンブルを聴かせてくれました。

マンドリンという楽器、華があるなとあらためて感じたしだいです。

メンテナンスを終えたばかりのハモンドオルガンの音色も美しい。
ハモンドの温かみのある音色にクリアな芯が入ったように感じます。
則子さんの演奏も稽古の跡を感じさせる好演でした。

すめさんの弾き語りは力の抜けた演奏で感心することしきり。
歌ったのは「少年期」やももっちさんのマンドリンをフィーチャーした「蘇州夜曲」
加えて岡林信康の初期の「手紙」「もずが枯れ木で」など重いテーマの歌
力むことなく歌いきり、いい感じでした。

僕、Martin古池は「卒業」をテーマに数曲歌いました。
「卒業・脱皮・旅立ち」は2月、3月の限定テーマです。

  ①サントワマミー(オープニング)
  ②卒業写真
  ③青春の歌
  ④浪漫鉄道
  ⑤帰りたい
  ⑥案山子
  ⑦街(エンディング)

バラエティにとんだ華やかな音楽会になりました。

お客さんも地元の方が4人も(!)いらしてくださいました。

うれしいことに、皆さんリピーター!

「すみれコンサート」が少しずつですが定着し始めているように思い、とてもうれしかったです。

「すみれコンサート」は小さな小さな音楽会です。

  地元越谷、蒲生の人に気楽に音楽を聴いてもらいたい。
  背伸びの無い身の丈にあった音楽をやりたい。
  音楽を肴に井戸端会議のような音楽会にしたい。
  敷居の低い音楽会として蒲生の街に根付かせたい。

そんな思いで産声をあげて早3年。
およそ2ヶ月ペースで続けてきました。

でも残念ながら定着への道はなかなか厳しい。

  今日はお客さん来てくれるかなぁ…

そんな不安をたえず抱えながら続けています。

幸いお客さんゼロということはありませんでした。
でも紙一重の綱渡りを続けていることに変わりはありません。

そういう中で4人の方が足を運んでくださった。
しかもリピーター。

これは本当にうれしかった!

義理で一度は来てくれます。
でも音楽会の内容が悪ければ、二度目というのはなかなか無いものです。

  リピーターの口コミが少しずつ波紋のように広がっていく。

  ちょっと立ち寄って、茶飲み話をしながら音楽に耳を傾ける。

  暮らしにもっともっと身近なところに音楽がある。

  そのひとつの場として「すみれコンサート」が続いていく。

そんな光景を夢見ています。

襟を正して音楽に向かい合うコンサートもひとつの音楽のかたちです。

反面、足を崩しリラックスして聴く。
音楽を肴にした、まるで井戸端会議のようなコンサート
それもまたひとつの音楽の形ではないでしょうか。

いつの日か「すみれ~」がそういうコンサートに成長することを夢見ています。

10年単位の長い、長い目でとらえなきゃいけないと思っています。
同時に、1回ごとのコンサートに全力投球しなきゃいけないとも思います。

  日々精進あるのみ!

ですね。

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2010.03.28

今日は 「すみれコンサート」

★3月28日(日) すみれコンサート
          夕方4時~6時
          すみれ美容室
          (東武線蒲生駅東口 徒歩3分)
          【出演】 渡辺則子(ハモンドオルガン)
               すめ+ももっち
               (ギター弾き語りとマンドリン)
                Martin古池(ギター語り弾き)

http://navisai.com/048-986-5243/




蒲生の街に気楽に音楽を聴ける場を

そんな思いからスタートさせた「すみれコンサート」
2ヶ月ごとに開催してはや3年

小さな小さな音楽会ですが、ゆったりと音楽を楽しめる空間です

皆様のお越しをお待ち申し上げます




★すみれコンサートのブログ記事



★音楽コミュ Martin古池の街角の歌芸人

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2010.03.24

はつかり5号

「ほたるの里」ミニライブで、ばしさんがアンコールに『津軽海峡冬景色』を歌った

サビのくりかえし部分にシカケがあった

青森駅に近づく特急はつかり5号の車内放送をおりこんでいた

そのアイデアは秀逸だと思った
それ以上にばしさんの「語り口」がとても良かった

夜汽車の車内放送の香りをみごとに表現していた
夜汽車の持つなんともいえぬ切なさをかもしだしていた



  本日は、ご乗車 まことにありがとうございます

  まもなく 終点 青森に到着いたします
  1番線到着 お出口は左側でございます

  青森から、乗り換えのご案内 いたします
  奥羽線、津軽線方面
  本日運転は すべて 終了しております

  北海道方面 青函連絡船をご利用のお客様は
  0時30分 摩周丸 函館行きでございます
  青函連絡船をご利用のお客様は
  乗船名簿にお名前をご記入の上、
  改札 係員にお渡しください

  本日は特急はつかり5号を ご利用いただきまして
  まことに ありがとうございます

  まもなく終点 青森です



ばしさんの「語り」を聞きながら、35年前の自分を思い出していた

夢を見て、北海道を後に東京に出てきた自分だった
しかし思い通りにいかぬやりきれなさから、時折故郷を思うこともあった

バイトに精を出し金をため、何度か帰郷したこともある
ほとんどが鈍行列車を乗り継いでの貧乏旅だった
しかし一度だけ特急はつかり5号で帰ったことがある

その時の記憶が鮮明に蘇ってきたのだ

  特急はつかり5号
  16:00 上野発 0:15 青森着
  735.8キロ 8時間15分の夜行列車だった

  この後0時35分の青函連絡船に乗り継ぎ内地を後にする
  船が函館に到着するのは未明の4:25だった


朝焼けに煙る臥牛山(函館山)を眺めながら、デッキで一人ワンカップ大関を呑んだ
デッキを渡る風は強く、冷たかった
しかし、心は安堵感で充たされていた



はつかり5号

故郷を思い起こさせるひとつの象徴だった
東京と北海道を結ぶ生命線のようにすら感じていた


同郷のひとつ下のフォーク歌手・松山千春の歌にはつかり5号が登場するものがある


    帰りたい

  夕焼けに 赤く染まる 故郷の手紙
  握りしめ 駆け出せば 涙があふれてた
  帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
  大きな声で叫んだ 故郷へ届けと

  夢を見て 飛び出した 故郷は遠い
  やるせない せつなさは ぬぐえない涙
  帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
  大きな声で叫んだ 故郷へ届けと

  帰りたい 今すぐにでも 荷物をまとめて
  上野発  はつかり5号 見送れば夕焼け

           (詩・曲 松山千春)



今でもこの歌を口ずさむと望郷の念にかられる
それは北の大地に対する望郷であり、若き日への回帰なのかもしれない


  帰るんだ 帰るんだ
  まだ寒い 北国へ
  だけど そこには
  僕の愛した人がいる

     (松山千春)





はつかり5号は…
もう走っていない

青函連絡船は…
もう通っていない

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2010.03.22

ほたるの里・ミニライブ 

以前から声をかけていただいていた「ほたるの里」ミニライブにやっと出演できた

盟友take-zさん(たけちゃん)やさすらいのギタリストさんも出演したライブ
僕も一度はと思っていたが、なかなかタイミングが合わなかった

1組30分の枠で5組が出演するライブ

今回は次のような顔ぶれだった(出演順)

  ○ばしさん
  ○玉井さん
  ○CF03さん
  ○マーティン古池
  ○きの&げんさん


げんさん以外は知らない方々
お客さんもほとんど知らない方々
(今回は積極的な声かけをしなかった)

  知らない人たちの前で、
  しかも30分という短い枠内で
  どんなライブを展開できるか

これが自分に課した課題だった

テーマは「卒業…旅立ちの季節」

  自分の足で歩き出す若者の夢と挫折と再生
  そんな若者を見守る親の思い

歌とおしゃべりでそんなことを表現したかった

選んだ歌は

  ①Martin古池のテーマ
  ②青春の歌
  ③浪漫鉄道
  ④帰りたい(ばしさんのステージに触発され急遽入れ替え)
  ⑤ふるさと
  ⑥案山子
  ⑦大空と大地の中で


ネックになったのは30分という枠だった

このテーマでやるとき、恋人との別れや未練などもおりまぜて組むことが多い
旅立つ若者の心情には欠かせない要素でもある


けれどそこまで広げると30分の枠では収まらない
今回はあきらめた



起承転結でいうと

「青春の歌」が起、旅立つ若者の心意気

承は「浪漫鉄道」「帰りたい」「ふるさと」、夢を追いながらも惑う若者の胸のうち

そんな若者を慮る親心「案山子」が転

それらすべてを受け、
それでも前に進もうとする決意「大空と大地の中で」を結と位置づけた



4番手として出演させてもらった
おかげで気持ちに余裕を持つことができる

僕の前に3組の方が出演されているので場の空気はほどよく暖まっている
最後はきの&げんさんなのでライブ全体の締めくくりを意識せずともよい

自分のテーマを歌いきることに専念できた




初めてのお客さんがほとんどだったが、そんなこと意識することもなく楽しく気持ちよく演奏させてもらえた

お客さんのリアクションもとても暖かく、やりやすかった

起・承・転とビルドアップしていき、結びの一番「大空と大地の中で」

歌いだすやいなやあちこちで一緒に口ずさんでもらえる
やがて店内全体の大合唱になり…

気持ちよくステージを終えることができた


アンコールはジェニーズの盟友・さすらいのギタリストさんのハープをまじえ「テネシーワルツ」

さすらいさんは仕事を終えて駆けつけてくれたのだ

さすらいさんのハープは最近みがきがかかってきた
僕の歌に優しく静かに絡んでくれる

「大空と大地~」でヒートアップした会場を静かにさましながら、トリのきの&げんさんにつないでいった







ほたるの里ミニライブ

心から楽しませてもらった

ばしさんのオリジナルときれいな高音は魅力的だった
余興としてで歌ってくれた「津軽海峡冬景色」の青森駅の車内放送は35年前の自分を思い出させてくれ泣きそうになった
(これに刺激されてはつかり5号をモチーフにした「帰ろうか」を急遽歌うことにした)


還暦過ぎの玉井さん
「私がギターを始めた頃はまだフォークというものがなかった」
という言葉は重かった
40年ぶりに再開したという音楽を一生懸命にやる姿に大きな刺激を受けた


CF03さんはげんさんの会社の同僚3人グループ
(コミックフォーク3人組の略ではない)
大まじめに、楽しげにかぐや姫などを演奏する姿はとても素敵だった
音楽を心から楽しんでいるということがその表情からびしびし伝わってきた


そして、トリのきの&げんさん
サイモンとガーファンクルを中心に心地の良いハーモニーを聴かせてくれた
力のあるお二人が息のあった演奏をくりひろげる
トリにふさわしい心地よいステージだった



ほたるの里ミニライブを終え、心地よい余韻に浸っている

みなさん、音楽が好きなんだなぁってことがそこはかとなく伝わってきた


共演された皆様
お疲れさまでした
そしてありがとうございます

聴きにきてくださった皆様
嬉々とした暖かい笑顔をありがとうございます

お声かけをしなかったにもかかわらず、足を運んでくださった成瀬さん
ありがとうございます

Aのハープだけを握りしめて飛んできてくれたさすらいのギタリストさん
涙が出るほどうれしかったです
ありがとうございます


そして、ほたるの里のスタッフの皆さん
素敵なチャンスを作っていただきありがとうございます




⇒コミュ・Martin古池の「街角の歌芸人」

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2010.03.21

三貴ライブ ノリがいいお客さん

いつも満杯の店内はめずらしく空席があった

お店の配慮でステージになる一角を空けて、奥の卓にお客さんが座っている

いつもはステージ席のすぐわきの常連席も一番奥に移動している

ステージ席と客席が隣接していると歌いにくいだろう
そんな配慮があったようだ
(なにせ常連さんの中には僕の困った様子を酒の肴にしゃべりちらすのを無常の喜びとする御仁がいる。ありがたくも、やかましいったらありゃしない冷や汗



普段は満杯の客に挑むようにライブを始める

今回は最初からゆったりと構えることができた


比較的若目のお客さんが多かったんで、最初はポピュラリティの高い歌を中心に歌う

すぐに反応が返ってくる

お好み焼きをつつきながら、ちらちらと目を配ってくれる

そのうちあちらこちらからリクエストがかかるようになり、一つ一つ応えていく

トークもすんなりと入っていく

トークに対するリアクションもあり、それに応じて選曲する

店内全体が歌を通していいあんばいのやりとりになる

早い段階でBGM的演奏をやめ、ライブ1本にしぼった演奏に切り替えることができた




2部はリクエストを数曲まとめて歌い、その後は2~3曲単位のミニストーリーに沿った展開を試みる

こちらの意図通りになったかどうかはともかくとして、終始いい雰囲気でライブを進めることができた


お客様のノリがいいと、いろんなものが引き出されていく

なによりもいい空気が引き出されていく

一緒に三貴ライブを作ってくださったお客さんに大いに感謝!






【今回来てくださったお客さん】

tea room JUNEのみなさん

「4月から転勤のため三貴に足を運べなくなる。今日は堪能する」と最後までつきあってくださった方
(そのうちお一方は函館出身の青年)

最初はおしゃべりに花を咲かせていたが徐々にライブに乗っかてくれた若者グループ

演奏が始まると同時に注目してくれた二組のグループ

そして音楽仲間たち
(Matsumura君、ケンケン、ふく助さん、すめちゃん、まさみちゃん、たまちゃん)


★いいライブにできました。皆さんありがとう!

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2010.03.15

自分の「フォーク」を見つめなおして

キヨさん企画の「それぞれのフォーク vol.2」に出演させてもらいました

タイトルにあるように30代(ミツダイ)、40代(アンバサダー・キヨさん)、50代(Martin古池)の3組がやってきた「フォーク」の共演的なライブでした




普段は「フォーク」という言葉をあまり使わないようにしています

この言葉は定義されているようで、あまり定義されていないような気がしているからです

言葉ひとつで自分の音楽の志向性を縛りたくないって思いも強いですし

事実、ここ数年僕がライブなどで演奏する歌はかなり多岐にわたっています
ほとんど無節操なまでにその時々に歌いたい歌や、聴いてくださる方に合わせた選曲をしています

60年代~70年代歌われた「フォークソング」という範囲からすっかりはみ出してしまっています




今回の企画ライブの出演はいろんなことを考えるきっかけになりました

  自分にとっての「フォーク」ってなにか
  そもそも自分がやっている音楽活動をフォークと呼べるのか
  40年近く歌い続けてきた自分のスタンスはなんだったのか



1969年
函館労音のコンサートで初めて高石友也、岡林信康を聴きショックを受けるところから僕の音楽活動は始まっています
(それまではPPMなどのアメリカンフォークをお手本にして歌やギターの練習をしていました)

それは70年安保闘争を前にした時代の空気の影響も強く請け「反戦フォーク」「プロテストフォーク」「メッセージフォーク」の色彩が強いものでした

安保闘争の敗北を受けてそういう政治的なフォークソング運動は影を潜めていきます

僕も自分のスタイルを模索してあてのない紆余曲折をくりかえしていました



やがて今住んでいる越谷の地に根をおろし、この地でここの人たちとのかかわりの中で歌を歌うようになりました
(ここまで10年もの歳月を費やし道草を食んでいました)


商店街の活性化をめざす人たちとの交わりの中でたくさんの歌を作りました


子供が中学入学と同時に縁あってPTA会長を数年務めることになります
「歌うPTA会長」と呼ばれながら学校などで演奏もしてきました


越谷駅前にあったライブハウス「ぶどうの木」のレギュラーとして頻繁にライブをやったのもこの地に住む人とのご縁から始まったものです


最近では「へたくそ親父のギター弾き語り」という音楽コミュの仲間が書いた詩に曲をつけたりしています

さらに本業の印刷を通して絵本の作家先生の書いた詩に曲をつけ、出版社(世界文化社)企画の絵本コンサートをやったりもしています




こうしてみると僕のやっている音楽活動にはいくつかのキーワードが見えてきます


  暮らしの中で
  人とのかかわりの中で
  縁に導かれるままに


音楽を通して、その場に居合わせた人たちと時間、空間、そして気持ちを共有する

これが僕にとっての「フォーク」だ

そう言ってもいいのかな

そんな気がしています


「それぞれのフォーク」の準備を通してそんな気持ちを確かめることができたかなって気がします



そんな想いから今回の選曲は40年の年月の中で、その時々の断面を切り取るように作ってきた自作の歌をメインにステージを組みました


  Martin古池のテーマ (ナターシャ・セブンのパクリ)
  めぐりあい (ナターシャ・セブンのカバー)
  室蘭の空 (自作・メッセージフォーク編)
  オールマイティ・ストリート蒲生 (自作・地元編)
  おばけ屋敷の歌 (自作・地元編)
  Love For Chair (自作・子供の中学校編)
  おせちのうた (共作・絵本編)
  おうちピクニック (共作・絵本編)
  Northern Prayer~Listen to the stars (共作・へた親)
  函館物語 (中学時代の同級生・工藤しんや作)
  僕の星から (従兄弟ENTA作)
  Lonly Togather (トミ藤山さんのカバー with すめちゃん)
  あすなろの歌 (自作)


僕のライブをよく聴いてくださる方々はいつもと違うので面食らったかもしれませんね

初めて聴いてくださった方々はほぼ100%知らない歌ばかりで退屈されなかったでしょうか?


ライブのコンセプトを考えると、こういうステージ以外はありえませんでした

予定時間をオーバーしちゃいました
ごめんなさい
でも、チャンスをくれたキヨさんには心から感謝しています



天真爛漫に若者の思いをきっちり歌ったミツダイに拍手です

40代は中途半端な年代と言いながら、微妙な胸のうちを歌に乗せたキヨさんに拍手です

そしておっさんのこだわりに付き合ってくれたお客さんにも心から感謝です






今週は「三貴ライブ」(金曜夜)と「ほたるの里ミニライブ」(土曜夜)で歌います

いつものスタイルに戻ってステージを展開する予定です

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2010.03.13

今夜は横浜でライブ 「それぞれのフォーク vol.2」に出演します

音楽仲間キヨさんが企画したライブの第2弾に出演させてもらいます

30代のミツダイ
40代のキヨさん
50代のMartin古池

それぞれがやってきたフォークの世代間共演

なにやら興味深く、楽しみです

この企画の第1弾は50代はアリスごっこでした
(アリスごっこのお二人も僕と同じ1954年組)





3月13日 (土) 19:30~

ミュージック・バー「ロジェロ」

出演:
ミツダイ  (19:30~)
Martin古池 (20:25~)
アンバサダー・キヨ (21:10~)

アクセス:
横浜市港北区小机町1493-4泉屋第2ビルB1
JR横浜線小机駅より、日産スタジアムとは反対側、通りの向かい側にローソン、そのビルの地下一階

045-475-3883


もよりの方は足をお運びくださいませ!







【覚書】

ワタシの履歴書

この履歴書は自分の音楽遍歴をざっくりとまとめたものです
書いてから3年になろうとしています

この3年間は僕にとってとても大きな3年でした


普段フォークという言葉はほとんど使わないけれど、自分はやはりフォークシンガーだと強く感じます

暮らしの中で音楽を通して人と時間や空間そして気持ちを共有できる歌い手になりたいと思っています

いつでも、どこでもライブをやっちゃう
そこでつかの間の気持ちの交歓ができたらな

細々とでも延々とそんなフォークシンガーを目指していきたいな

そう決意を深めた3年間でした



今日は、40年近く歌い続けてきたその時々に書いた自作曲を中心にステージを進めたいと思っています

乞うご期待!

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2010.03.11

「歌の駅」 ゆったり音楽 雨の昼さがり

雨がそぼ降る「四谷ひろば」
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おなじみの顔が三々五々集まる
.
僕は初参加のエイぼんと早めに到着していた
.
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エイぼんとはここ数ヶ月「tea room JUNE」のライブを一緒にやっている
エイぼんの歌にギターの伴奏とハーモニーをつけるスタイルだ
単なるバックアッププレイではなく、ひとつの楽曲を二人のコラボレーションで作り上げる
そんな気持ちで関わってきた
.
エイぼんにとってその成果を初めての「場」で問うことになる
.
楽しみにしていた
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「歌の駅」に集うメンバーの音楽に対する関わり方は様々だ
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数十年ぶりに音楽を再開し、若き日の夢をふたたび追い始めた人
.
音楽との関わり方を模索し、試行錯誤する人
.
一方で日常的にライブ活動を行い、世に歌を問うている人もいる
.
週3回もの路上ライブをつづけるツワモノもいる
.
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様々な活動スタイルの人たちが一堂に会し、おのおの20分のステージを展開する
.
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演奏する方も真剣なら、聴く方も真剣そのもの
.
.
.
「歌の駅」は毎月定期的に行われる
これがなかなかいい
月単位でとらえられるため、各自の演奏課題が明確になる
ひと月かけて自分の課題を意識しながら稽古を積み、それを問う
.
聴く側にまわっても他の演奏者の前回との違いが見える
.
人の演奏を聴きながら刺激を受ける
.
刺激を受けるから自分もがんばる
.
いい連鎖がくりかえされている
.
事実先月に比べ、参加者全員が一歩も二歩も前進している
.
ボイストレーニングの成果が表れた人
.
ギターをストロークからフィンガーピッキングに変えることで驚くほど歌に説得力が増した人
.
前回と同じ歌を歌い、「間」のとり方に再挑戦した人
(すばらしい「間」だった)
.
若さにまかせて突っ走るように歌っていた人が聴かせてくれた情感たっぷりのバラード
.
.
そういう参加者一人ひとりのパフォーマンスに大きな刺激を受ける
.
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さて、自分の出番だが…
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初参加のエイぼんとのステージは次の3曲
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  真っ赤な太陽
  あなたの心に
  Love Is Over
.
初めての場にエイぼんの緊張はかなりのものだった
自分のデキに後で辛口の自己採点をつけていた

歌自体は決して悪いデキではなかった
緊張のため20分間を思うようにコントロールできなかった
この点に対する反省が辛口採点につながったんだと思う
.
.
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僕の選曲
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  Martin古池のテーマ(インスト)
  歩き続ける時
  Northern Prayer (Listen To The Stars)…「北の祈り」
  浪漫鉄道
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先週の「デスペ・ファイナル・ライブ」やった中から選んだ
.
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ジェニーズの盟友たちに捧げる気持ちで歌った
.
ジェニーズは北海道在住のららちゃん、さすらいのギタリストさん、そして僕とで2年前に結成された
昨年5月の札幌遠征で初めて3人そろって演奏をした「幻の音楽ユニット」だ
.
ららちゃんも、さすらいさんも事情がありしばし音楽活動から離れざるを得なくなった
二人に対するエールを送りたかった
.
盟友たちへの想いを歌の乗せることができただろうか
聞いてくれた人たちに何かを感じてもらえただろうか
.
.
.
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真剣な中にもゆったりとしたゆとりが感じられる「歌の駅」
帰りの道すがら、ほどよくヒートアップした心に春の雨が心地よかった

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2010.03.05

馬糞風

雨上がりの朝

いまだ濡れている路面

目にいたいほどの春の陽差し

.

春だなぁ

.

泣きたくなるほど、やさしい気持ちになる

.

.

ふと浮かぶ子供のころの情景

北国

函館の雪融けの景色

それまでの寒さ、冷たさがウソのようなぽかぽかの陽射し

山の麓の坂道

つづく二本の轍

轍の中を雪解け水が走る

遠く平地に目をやる

黄色くたなびく風の通り道

.

馬糞風だ

.

.

50年前

雪の坂道を馬橇がたくさん走っていた

橇につながれた馬たちは

ところかまわず丸い塊を排泄していた

その塊は雪に埋もれ、凍りついていく

その上にさらに降り積もり、長い眠りにつく

.

春が来て雪融けとともに塊も溶ける

それはやがて乾き、海風に舞いながら宙をただよう

.

黄色くただよう馬糞風

僕の春の原風景

.

.

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.

今日、「馬糞紙」に印刷をする

単行本の扉

乾き、形が崩れた馬糞、つまり藁の風合いが好まれた

.

紙の風合いは、たしかになかなかいい・・・

これほど印刷に適さない紙もない

紙の表面が弱いので、印刷中に剥け落ちてくる

そのたびに機械を停めて洗浄・手入れをしなければならない

.

今日の印刷立会い

苦労しそうだ

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2010.03.02

2010年3月のライブ・コンサート予定

    
           
★3月13日(土) 朝市コンサート
         朝8時半~10時半
         越谷市場 2号棟 景品交換所前

http://www7.ocn.ne.jp/~k-ichiba/akusesumap.html

★3月13日(土)「それぞれのフォーク」出演
         (キヨさん企画ライブ)
          夜(詳細は後日)
          音楽バー ROJERO 「ロジェロ」ライブバー
          (JR横浜線小机駅徒歩1分)
           TEL:045-475-3883
           【出演】 ミツダイ
                Martin古池
                アンバサダー キヨ

http://www.f-space.jp/rojero/index2.html

★3月19日(金) 三貴ライブ
         夜9時~11時半(終電まで)
         お好み焼きの三貴
          東武線新越谷駅東口/武蔵野線南越谷駅南口 徒歩3分

http://ggyao.usen.com/0002132503_map.html

★3月20日(土)  ほたるの里 ライブ出演
          夜 7時~
          フォーク居酒屋 ほたるの里
           (中央線武蔵境駅南口 徒歩5分)

http://navitokyo.com/0422-31-7735/

          

★3月27日(土) 朝市コンサート
          朝8時半~10時半
          越谷市場 2号棟 景品交換所前

http://www7.ocn.ne.jp/~k-ichiba/akusesumap.html

★3月28日(日) すみれコンサート
          夕方4時~6時
          すみれ美容室
          (東武線蒲生駅東口 徒歩3分)
          【出演】 渡辺則子(ハモンドオルガン)
               Martin古池(ギター語り弾き)

http://navisai.com/048-986-5243/

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